【尾鷲市】「あけぼの鮨」熊野灘で獲れた新鮮な海の幸を満喫!ランチの特上握りを食べてきた!
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県尾鷲市にある寿司屋「あけぼの鮨」。
ネタは、熊野灘で獲れた新鮮な魚介類や尾鷲でしか食べることができない魚が中心。
昼はお手頃なランチもあるので「高級鮨は敷居が高い・・・」と考える必要もないかと。
三重県にある鮨屋を全て食べ尽くす「鮨巡業」の記念すべき1店舗目として、お店にお邪魔してきました。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00-14:00・16:00-21:00 |
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定休日 | 月曜日 |
電話 | 0597-22-0376 |
予算 | 2000円~ |
場所 | 三重県尾鷲市中央町9-55 |
備考 | カード可 |
リンク | 公式HP |
- お店の場所と駐車場について
- あけぼの寿司の歴史と大将
- 熊野灘の新鮮な魚介類を使用した握り
- あけぼの鮨のランチ!定食もあり!
- 清潔感のある店内
- あけぼの鮨のメニュー
- あけぼの鮨の特上握りを食べた感想
- あけぼの鮨のまとめ
目次
お店の場所と駐車場について
尾鷲駅から徒歩5分の場所にある「あけぼの鮨」。
お店の周辺には何店舗か鮨屋がありますが、その中でも比較的リーズナブルに食べれるお店です。
とは言っても、予算は1000円~10000円程度と値幅がありますが・・・。
駐車場は道路を挟んで、お店の反対側に専用駐車場があります。
距離が近いので、雨の日でも濡れることなく入店できると思います。
尾鷲でお刺身と言えば、国道42号線沿いにある「おとと」が有名です。
大衆が気軽に鮮魚を楽しめるお店が「おとと」で、少し贅沢をしたい時には「あけぼの寿司」がオススメ!
あけぼの寿司の歴史と大将
あけぼの鮨の大将は井上雅博さん(72歳)。
鮨屋の息子として尾鷲市に生まれ、高校卒業後に名古屋にある割烹料理屋で7年間の修行を積まれたそうです。
その後、地元にある父の鮨屋で握りを覚え、現在のお店を1999年に開業。
現在はご夫婦でお店を切り盛りされており、毎日欠かさずお店の清掃・仕込み等を井上さん本人が行っているそうでうす。
お店では、鮨だけでなく会席料理も提供しているため、井上さん趣味であるゴルフの寄り道として県内外の飲食店を食べ歩き、日々鮨以外の料理も研究をされているとのこと。
すごく明るく気さくな方で、鮨を食べながら色々お話させてもらいました。
しかし、握っている時の表情は職人の顔つきで、つい見とれてしまいました・・・。
熊野灘の新鮮な魚介類を使用した握り
握りのネタは、熊野灘で獲れた魚介類を多く使用しており、尾鷲の海の幸を存分に活かした握りが特徴。
熊野灘は古くから温かい黒潮が流れ込むため、様々な魚介が獲れる日本屈指の漁場となっています。
浜の近くでは定置網、沖合では底引き網漁などが盛んで、あけぼの鮨では底引きで獲れるエビ類が人気だそうです。
尾鷲で獲れた旬の魚介類を、職人の握るお鮨で堪能してみてはいかがでしょうか。
あけぼの鮨のランチ!定食もあり!
あけぼの鮨のランチは、1000円程度の握りから3000円以上する握りまで、予算に応じてネタと量が変わってきます。
大将オススメの特上握り(3400円)がお店の一番人気だそうです。
ネタは11種類で、食べ応えもそれなりにあります。
基本的にカウンターでの食事になるので、本格的な鮨屋の雰囲気も楽しめると思います。
また、お昼限定の定食もあるので、鮨以外も楽しめるのも特徴の一つです。
清潔感のある店内
店内は築20年を超えているとは思えない美しさ。
店構えには人となりが表れるといいますが、流石は鮨屋と会席を掛け合わせた店というだけのものでした。
鮨屋の中には、硬くて重い雰囲気のお店も多数りますが、あけぼの鮨はアットホームで気楽で食事を楽しむことができました。
お昼は比較的空いていますが、一応お店に行く前に電話を入れておいた方がいいと思います。
奥には、会席や接待向けのお座敷があります。
カウンター席で混雑する時間帯を避けて来店することで、大将とお話を楽しむことができますよ!
- 尾鷲にある鮨屋
- 気軽に入店できる雰囲気
- ランチの値段もそこまで高くない
- 気さくな大将
あけぼの鮨のメニュー
握りは並・中・上・特上の4種類。
おまかせ握りは千寿・万寿の2種類。
会席料理は電話予約の際に人数と予算を伝えておきましょう。
- にぎり
- 並(1200円)
- 中(1760円)
- 上(2300円)
- 特上(3400円)
- おまかせにぎり
- 千寿(5500円)
- 万寿(7700円)
- 押し寿司
- ばってら(2300円)
- こけら寿司(1760円)
- 巻物
- ネギトロ(3300円)
- 鉄火(1650円)
- かっぱ(660円)
- しんこ(660円)
- 納豆(660円)
- ごぼう(660円)
- 梅しそ(660円)
- 定食
- 茄子定食(1980円)
- 天ぷら定食(1980円)
- 刺身定食(1980円)
- 会席料理(3960円~8800円)
※メニューは変更される場合がございます。
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あけぼの鮨の特上握りを食べた感想
尾鷲で美味しい鮨屋を探していた所、偶然発見したお店です。
高級感のある店内で食べる鮨は絶品で、大将ともお話が弾み良い経験をさせていただきました。
温かいお絞りとあがりを頂き、カウンター席で手際よく握る大将の姿に惚れ惚れしながら、待つこと15分。
今回注文したのは「特上握り(3400円)」。
早速、ペロペロしていきましょう!
甘酢で仕上げられたガリは、かなり強めの味付け。
鮨を一貫食べるたびに、お口直しとして少しずつ食べていきます。
鮨屋の実力が分かる鮪、あけぼの鮨では「中トロ」程度の脂身。
口に入れた途端、溶けるように旨味が広がっていきます。
臭みは一切なく、食べた瞬間に質の良さが分かる上等物でした。
来店したのは5月、この時期は雲丹も熊野灘で獲れたものを使用しているそうです。
塩気が抑えてあり、何ともクリーミーな口当たり。
鉄火は涙が効いていて、ツーンとした刺激。
その後に赤身の旨味がしっかりとやってきました。
2分の1本を6個に小分けしてあり、結構ボリュームがありました。
大粒のいくらがたっぷりのった軍艦。
巻物の海苔がパリパリで、何とも絶妙な美味さでした。
生姜と刻み葱がのったシマアジ。
サイズ感がある迫力の一貫で、引き締まる身が最高でした。
赤貝はコリコリとした食感。
シャリは少しねっとりとした口あたりで、酢の風味は控えめ。
主役はネタで、魚介類の良さが際立つ鮨といったところでしょうか。
これが一番感動したクルマエビ。
熊野灘は水深200m~2000mで、その深い海域で獲れた海老。
シーズン中はテナガエビ、ガスエビ、クルマエビなど種類も豊富で、凝縮された甘味が特徴とのこと。
身の柔らかさも尋常ではなく、ネタの良さを痛感させられました・・・。
この一貫を食べただけでも、十分満足でした。
鰹はアジ同様に、ネギと生姜でいただきます。
臭みのない身で、誤魔化しは一切不要。
上等な口当たりのイカ。
表面には、細かく包丁が入っており、職人に仕事が光る一貫でした。
こちらも底引きで獲らた蟹。
大ぶりの身で、食べ応えありの一貫かと。
ゆったりと鮨を堪能することができ、大満足です。
ごちそうさまでした。
- 値段:3400円
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:熊野灘を感じる海の幸、ココにあり。
井上様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
あけぼの鮨のまとめ
三重県尾鷲市にある地元の海産物を活かした鮨屋「あけぼの鮨」。
リーズナブルなランチから、お高い本格握りまであるので、万人に向いているお店だと思います。
大将が気さくで、お店の雰囲気も良いので、気軽に入店できる鮨屋です。
尾鷲でちょっと贅沢したい時などに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ごちそうさまでした。