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【伊勢市】「平和の家」地元で愛される大衆食堂でランチ!50年以上営業を続ける老舗|メニュー・食レポ

公開日:2023年09月14日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県伊勢市にある「平和の家」に行ってきました。

名前だけ聞くと何が何だか分からないお店ですが、古くから旧23号線沿いで営業を続ける老舗の大衆食堂です。

お店では地元名物の伊勢うどん、カツ丼や定食などの食堂メニューが充実しており、観光客をはじめ地元民の胃袋を鷲掴みにしているとの情報。

伊勢市駅からは徒歩15分ほどの距離にあり、お店の外観からして、現代的な”目立つお店”とは言えませんが、1000円以内でガッツリ食事を楽しむことができます。

昭和レトロな飲食店が好きな方、忙しいサラリーマンの方には必見の内容なので、最後までご一読ください。

今回は食レポやお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:30〜14:00・17:00〜21:00
定休日 不定休
電話 0596-24-1732
予算 500円~
場所 三重県伊勢市曽祢2丁目1−11
備考 予約可・カード不可




伊勢市民から愛される大衆食堂!50年以上営業を続ける老舗「平和の家」とは?

1970年代(昭和45年)、三重県伊勢市曽祢にオープンした「平和の家」

今から約50年以上前に開業した老舗の食堂で、創業から変わらない定食メニューや丼物、そして観光客に人気だという伊勢うどんを提供するお店です。

基本的には新道商店街近隣に住む地元民の憩いの場として重宝しているお店とのこと。

500円~1000円という価格帯でお腹いっぱい食べれるということで、噂を聞きつけやってくる食通の人もちらほら。

店主は、若かりし頃は東京で国家公務員として汗水流したエリートで、今でも英語の学習を陰ながら続ける努力家。

ご両親がこの地で商売をしていたこともあり、28歳の時に地元伊勢に帰郷され、こちらのお店を開業されたそうです。

店名には1945年の終戦を皮切りに、「いつまでも平和であってほしい。平和が一番。」という想いが込められており、店内の一角には「Lasting peace(永遠の平和)」と書かれたポスターも見られます。

一貫して、サラリーマン時代の上司に言われた「中途半端なことをせずに、何でも一生懸命やりなさい。」という言葉を念頭に、日々お店を切り盛りされているそうで、まさに本物の大衆食堂の貫禄を感じました。

店主とお母さんとお話を楽しみながら、落ち着いた空間で食事を楽しむことができます。実家で食べるような、あの温かいご飯が何とも最高です・・・。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は三重県伊勢市曽祢2丁目にあり、近鉄宮町駅からは300mほどで到着します。

松阪から伊勢方面へ県道37号線(旧23号線)を直進していくと、新道商店街の辺りの左手にポツンとお店があります。

伊勢市駅からは徒歩15分ほどかかるので、タクシーなどでのアクセスが最適。

駐車場はお店前に3台分確保されているので車でも安心だと思います。

事前の予約も可能で、大人数で利用する場合は事前に電話を入れておくようにしましょう。

店内の様子は?

店内は平成元年頃に一度改装を行ったとのことですが、昔ながらのテーブル席、カウンター席、お座敷の3種類。

壁紙には懐かしの遊戯王カードやノスタルジックなポスターが張り巡らされており、なかなか良い雰囲気が漂っていました。

厨房では店主が調理を行い、奥さんがホールを担当しており、提供時間は10分~15分程度でした。

料理が終わると店主が近くに来てくれ、ゆったりと昔話をしながら午後の一服。

お客さんは地元の常連客が多い印象で、まさに地元民がお店を回す大衆食堂と言えますね。

 

平和の家のメニューを紹介

  • 焼き飯(580円)
  • 焼きそば(580円)
  • 焼肉(750円)
  • 野菜炒め(550円)
  • ニラ炒め(600円)
  • 玉子焼き(300円)
  • エビフライ(750円)
  • 唐揚げ(750円)
  • 手羽先(450円)
  • 味噌煮込みうどん(750円)
  • 鍋焼きうどん(750円)
  • 天ぷら入り伊勢うどん(750円)
  • 天丼(750円)
  • カツ丼(750円)
  • 他人丼(750円)
  • 肉丼(700円)
  • 親子丼(650円)
  • 玉子丼(500円)
  • 伊勢うどん(450円)
  • 月見伊勢うどん(500円)
  • 天ぷらうどん(750円)
  • かやくうどん(580円)
  • きつねうどん(580円)
  • 玉子とじうどん(580円)
  • 鍋焼きうどん(750円)
  • にゅうめん(550円)
  • ラーメン(580円)
  • 肉うどん(680円)
  • エビフライ定食(950円)
  • とんかつ定食(950円)
  • 焼肉定食(950円)
  • 唐揚げ定食(950円)
  • 玉子焼き定食(550円)
  • ライス(200円)
  • 味噌汁(100円)
  • おにぎり(360円)
  • お茶漬け(400円)

メニューは単品料理が約10種類ほど、その他には丼物や麺類、定食などが充実しています。

麺類はおそらく「山口製麺」のものを使用しており、伊勢うどんは観光客の方から人気とのことです。

ご飯の大盛りは追加料金100円で、食後には珈琲のサービスも付いていました。

昼はガッツリ食事、夜は単品料理とお酒でワイワイ楽しまれる方もいらっしゃるそうです。

予算は500円~1000円程度で、誰しもが気軽に食べることができます。

料理は全て注文後に真心込めて作ってくださり、熱々の状態でいただくことができます。店主はやや話しにくいオーラを醸し出していますが、気さくな方なので、「オススメ」なども尋ねてみるとよいと思います。

今回食べたものを紹介!

伊勢市内にある老舗の大衆食堂を、全店舗制覇するために、縦横無尽にグルグルお店訪問を繰り返す日々。

入れ替わりの激しい駅前やおかげ横丁とは打って変わって、伊勢にはまだまだ古くからの飲食店が眠っています。

その魅力をさらに発掘するために、引き続き兜の緒を締めて飯活を続けていきます。

今回は食べログで多くの方が注文していた麺類をガン無視して、大好きな焼肉定食を注文。

早速、ペロペロしていきましょう!

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焼肉定食(950円)

昔ながらのお盆にのって登場した「焼肉定食」。

牛の細切れ肉、レタスとキャベツ、手作りのマカロニサラダ、漬物、味噌汁、白米がセットになったもので、食べ応えも申し分ありません。

注文後に店主が厨房で丁寧に調理してくれ、お母さんの「熱いのでゆっくり食べてね」との優しい一言。

「ここは実家なのか」と思いながら、早速いただきます。

牛肉は特別な味ではなく、素朴な甘辛炒め。

焼肉のタレに含まれるような、フルーツ系のコクも感じられ、ご飯が無限に進む進む。

飾らない主食ですが、一周するとこういった料理が一番美味しく感じます。

この料理の味付けに関するレシピなどはなく、母の直観レシピのような作り方で、この絶妙な味を再現。

半世紀もの間、料理一つでここまでやってきた店主の想いが垣間見える味。

お味噌汁や小鉢の出汁巻き玉子も、丁寧に出汁からとられており、心温まる味でした。

加齢とともに、忙しく過ぎる日常に拍車がかかり、なかなか一息付けない日々が続きますが、こういった大衆食堂での一服が、最近の個人的な楽しみです。

食後はサービスの珈琲をいただきながら、まったりお話タイム。

まだ25歳という若さの私ですが、将来的にはどこかでまったり食堂でもしたいものですね。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆
  • 一言:昔ながらの食堂で羽休め

平和の家様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




平和の家に行った感想

今回は伊勢市にある「平和の家」に行ってきました。

昔ながらの雰囲気が色濃く残るお店で、飾らない素朴な味の大衆料理を楽しむことができました。

伊勢観光の際や駅周辺でお手頃に食べれる食堂をお探しの方にはピッタリだと思います。

次回は夜にお邪魔して、お酒を片手にもっとディープな話をしに伺おうと思います。

本日も最高のペロペロでした!