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【一乗寺店】最強の二郎インスパイア「池田屋」に行ってきた!食べた感想・お店の特徴のまとめ

公開日:2022年07月22日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

京都市左京区にある最強の二郎系インスパイア「池田屋」に行ってきました。

京都で二郎インスパイアと聞けば必ず名が上がるお店で、多くのジロリアンの舌を唸らせているラーメン屋さんです。

自称ラーメン愛好家である私ですが、今回は三重県から遥々県外まで出張。

本場の味を実際に自分の五感を使って楽しんでたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

正直、田舎に生まれ、田舎で育ち、田舎のラーメンと慣れ親しんだ私にとっては、都会の圧倒的なレベルの違いを痛感しました・・・。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00~14:00・17:00~23:45
定休日 木曜日
電話 0596-23-3391
予算 500円~
場所 京都府京都市左京区高野玉岡町33−9
備考 予約不可・カード不可・電子マネー不可
リンク 池田屋京都一乗寺店




最強の二郎インスパイア「池田屋 一乗寺店」とは?

京都のラーメン激戦区である一乗寺に颯爽と現れたラーメン屋「池田屋」

全国各地に多数無限に存在する二郎インスパイア系のお店の中でも、「本家を超えた!」と各地で評判が立っている最強のお店です。

店主の池田さんは石川県野々市市に初代池田屋を開業。

2011年に京都の一乗寺に本店を移転し、残された石川県の池田屋は別のラーメン屋として独立に至りました。

その後、石川県に隣接する福井県で池田屋出身の「唯我独尊」というお店が2017年5月に閉業し、9月にラーメン「池田屋 福井店」が移転開業しました。

今となっては、大阪の阪急吹田駅近くに3号店がオープンするなど、京都から他県にまで勢力を拡大しているラーメン店となっており、今後も池田屋の邁進は続くことでしょう。

そんな池田屋の一乗寺本店は、平日・休日問わずお昼時になるとお客さんの行列がお店前にできる超人気店。

都心部の人気ラーメン屋ならではの、”あの光景”が見られるということでラーメンマニアやジロリアンの間では、絶大な支持があるお店です。

食べログの評価は驚異の3.6、数々のグルメサイトのラーメン部門上位に食い込む実力店なのです。

ラーメン二郎とは?

ラーメン二郎は、東京都の港区三田で50年以上も続く老舗のラーメン屋さんです。創業者でもある山田拓美さんが始めたラーメン屋で、とんでもないボリュームのラーメンになります。そんなラーメン二郎のラーメンですが、三田本店以外のラーメン二郎には、「直系」と「亜流」、「インスパイア系」のラーメン屋があります。本店で修行して暖簾分けをしているのが「直系」で、「亜流」は弟子や孫弟子派生のお店です。

今回訪れた池田屋は、直系や亜流での修行もなく、ラーメン二郎のラーメンに寄せているラーメンを提供するお店、俗に言う「インスパイア」にあたる代表店となります。

お店へのアクセスと駐車場について

お店はラーメンストリートである東大路通を高野側から北上した左側にあります。

マップを見ただけでも激戦区である様子が垣間見えますね。

叡山電鉄「一乗寺駅」より徒歩で約5分、京都市バス「一乗寺北大丸町停留所」より徒歩で約3分の場所にあります。

車で来店する場合は、近くのコインパーキングを利用するようにしましょう。

基本的にお店前に行列ができており、2~3人で15分待ちが目安とのことです。

予約は無論、不可となっています。

店内の様子は?

私が訪れ時は休日の12時30分で、お店前には6組ほど待ち客。

まずは食券を購入して、列の最後尾に並びます。

お店の外では夏場の暑い日差しをものともしない、「今から二郎を食べるんだ」と言わんばかりの男性陣の行列。

お店の外観は独特の油汚れなどがあり、まさに聖地に来たような感覚。

店内はカウンター9席のシンプルな空間で、お店のオペは2名で行われていました。

入店すると同時に、レンゲ、おしぼり、箸、コップなどを入り口で確保。

座席に座ったら、ギトギトの油でコーティングされたペットボトルで水を注ぎます。

店内は壊れかけたラジオ音が鳴り響き、使い古したガタガタの椅子。

これが田舎のラーメン屋さんでは絶対にありえない、都会の人気ラーメン屋さんの様子、これは味が良い・・・。

麺が茹で上がると同時に、店員さんから「ニンニクどうしますか?」との質問。

野菜、背脂、ニンニクの量の好みを伝えてすぐに着丼。

黙々と食べて、すぐに退店という流れでした。

 

池田屋のメニューを紹介

  • ラーメン
  • プチ(880円)
  • 小(900円)
  • 中(950円)
  • 大(1000円)
  • 汁なし(980円)
  • トッピング
  • チーズ(50円)
  • 生卵(50円)

分量は、一般的なラーメン屋さんの常識とかけ離れているので注意してください。

女性の方はプチ、男性の方なら小が適正な分量だと思います。

一部のマニアの間では、汁なしも美味いとの評判がありますが、初回来店時は汁ありを注文することをオススメします。

トッピングはカウンターで追加料金を支払うシステムとなっています。

お残しは基本的に許されないので、欲を出さないことが大切です。

分量の目安

  • プチ:180g(一犯的なラーメンの大盛り程度)
  • 小:300g(一般的なラーメンの約2.5杯分)
  • 中:400g (一般的なラーメンの約3.5杯分)
  • 大:500g (一般的なラーメンの約4.5杯分)
  • 汁なし:300g(880円、無料で卵黄をトッピングできます)

お店と道路を挟んで反対側にあるコンビニで特茶や黒烏龍茶を購入して持ち込むのもOKとなっています。ニンニクで口臭を気にする方は、リンゴジュースを一緒に飲むと口臭対策に有効であると言われています。

今回食べたものを紹介!

今回は久しぶりの県外編として、二郎インスパイアの名店。

慣れない二郎お馴染みの言葉「ニンニク入れますか?」とコールに対しては、つい口臭を気にして「ニンニク抜きで」の一言。

店内には銀行員、学生など様々なバックグラウンドをもつ人々の姿があり、どのような人類でも共通点は、やはり二郎なのだと笑みを浮かべながら待つこと数分。

以下、田舎のラーメンばかり食べている私の簡単な食レポとなります。

早速、ペロペロしていきましょう!

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小(900円)

ニンニクは抜き、背脂や野菜の増量も行わなかったので、見た目はあのワイルドな二郎ほどのものではありませんが、強烈な豚の旨味が詰まった匂い。

二郎系は、豚のエサと揶揄されることもありますが、池田屋のラーメンは盛り付けにも美しさがあり、もやし、チャーシュー、粉唐辛子で素晴らしいビジュアルに着地。

まずは、スープを一口。

同時に脳内に走る稲妻・・・豚の旨味がギュッと詰まったもので、乳化されているので結構まろやかな口当たり。

醤油とのバランスもバッチリで、豚脂がふんわり広がる奥行き。

そして、粉唐辛子の刺激が加わるとスープが一気に引き締まり、後半になっても飽きを感じずに食べ進めることができました。

これだけ上手く豚の旨味とかえしが調和し、全体的に完璧とも言えるスープ・・・これが都会のクオリティかとハンマーで頭を叩かれたような衝撃でした。

もやしはクタクタになるまで茹で上げられており、キャベツの量は控えめ。

スープをしっかり絡めて食べていると、気が付くとすぐになくなっていました。

チャーシューは肉の塊が3~4つぐらい入っており、枚数カウントではない様子。

トロトロで柔らかく濃い味付けで食べ応え満点。

豪快にカットされた豚肉は、池田屋ファンの間では「神」とも称されているらしく、極限まで煮込まれていて、中までしっかり醤油味が染み込んでいました。

スープの脂を考慮してか、肉質的には比較的淡白なものを使用。

スープをしっかり漬け込んで食べると、これは中毒性がありますね。

代名詞である極太麺は、ゴワッとした食感。

これだこれだ。

細麺にはない感覚で、すするというよりは食べるという印象。

店内には日清製粉の袋が沢山あったので、おそらくそこの小麦を使用しているのでしょう。

非常に腹持ちが良い麺で、12時30分に食べたのに夕方頃までお腹の中で暴れていました。

そのカロリーは計り知れませんが、とんでもない中毒度。

本家二郎をも凌駕する実力をもっていることは間違いなく、完全にオリジナルで二郎系インスパイアの道を突き進んでいる印象。

本家を超えるという判断は出来かねますが、二郎系好きを自称するなら、ぜひ一度食べてみるべき名店だと思いました。

田舎、もう少し頑張ってくれぇ!!!

  • 満足度:☆☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:これが池田屋クオリティ

池田屋 一乗寺店様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




池田屋 一乗寺店に行った感想

普段、三重県内の田舎のラーメン屋さんばかり巡っている私。

今回は久しぶりに遠征を行ったことで、都心部のラーメン屋さんの実力を思い知りました。

このクオリティのお店がゴロゴロと蠢ていると思うと、都心に移住したくなる気持ちがよく分かります・・・。

無性に中毒性のある二郎、またこの味を求めて遊びに行きます。

本日も最高のペロペロでした!