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【伊勢市】「いな妻」宮町駅近くのうなぎ屋さん!大正15年創業の老舗|食レポ・駐車場

公開日:2023年11月09日

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県伊勢市宮町にある「いな妻」に行ってきました。

宮町駅のすぐ近くにあるお店で、伊勢市内で最も歴史があるうなぎ屋さんとして知られています。

伊勢の老舗と言えば「淡水」などもありますが、いな妻は約100年営業を続けるお店として、古くからの常連客の方で賑わっています。

創業から継ぎ足し続けられた絶品のタレで食べる、関西風のうなぎは一度食べると忘れられない味。

今回はランチに行ってきたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 10:30〜14:00・16:30〜19:30
定休日 毎月6日・16日・26日
電話 0596-28-2894
予算 2000円~
場所 三重県伊勢市宮町2丁目4-5
備考 予約可・電子マネー不可
リンク うなぎの「いな妻」 公式ブログ




伊勢で最も古いうなぎ屋さん!大正15年創業の「いな妻」とは?

1926年4月(大正15年)、三重県伊勢市宮町にオープンした「いな妻」

創業から97年間継ぎ足し続けられる秘伝のタレと愛知県一色町産のうなぎを使ったお店です。

三河地域にある一色町では、古くから鰻養殖が盛んで、明治37年頃から本格的にうなぎの養殖が始まり、現在は日本の生産量の約5分の1を出荷しする全国でもトップクラスの生産地です。

4代目である店主の島さんは、伊勢で生まれ、幼少期から3代目であった父の背中を見ながら育ったそうです。

今や伊勢で最も歴史があるうなぎ屋さんとして知られるようになり、地元民や伊勢神宮参拝にやってくる観光客がふらっと立ち寄るとか。

近年伊勢市内にはうなぎ屋さんが増えていますが、古くからこの地で根を張って営業するお店「いな妻」。伊勢の由緒ある雰囲気とローカルなお店の組み合わせは、どこか心惹かれるものがありますね。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は伊勢市宮町の大通り沿いにあり、駅を出て「餃子の美鈴」方面に直進していくと左手に見えてくると思います。

駅からは240mほどなので、徒歩3分程度で到着すると思います。

駐車場はお店横に2台、裏手に6台分確保されていました。

事前の予約も可能で、団体客や土用の丑の日などは、予め電話を入れておくことをオススメします。

店内の様子は?

お店の外観は、白を基調とした老舗の貫禄が漂っており、暖簾をくぐって店内へ。

店内は何とも歴史が感じられるお座敷、テーブル席の2種類で全席禁煙。

ご家族で経営されているようで、注文から提供までは10分~15分ほど。

壁紙にはサイン色紙が飾らており、その歴史の長さを物語っているよう。

大将は厨房で焼きを担当、女性のスタッフがホールにいらっしゃり、ご丁寧に対応していただきました。

 

いな妻のメニューを紹介

  • 特上ひつまぶし(3000円)
  • 上ひつまぶし(2500円)
  • 中ひつまぶし(2000円)
  • 並ひつまぶし(1500円)
  • 特上(3000円)
  • 上(2500円)
  • 中(2000円)
  • 並(1500円)
  • うなぎ1人前(1800円)
  • うなぎ1本(約3300円)
  • きも焼(800円)
  • うざく(800円)
  • かす漬け(800円)
  • う巻き(800円)
  • 茶碗蒸し(800円)
  • ご飯(200円)
  • タレご飯(300円)
  • きも吸い(200円)
  • うなぎのタレ
  • 大(400円)
  • 小(200円)
  • うなぎ定食(2500円)

メニューは極めてシンプルで、ひつまぶし、またはうな重から選択する感じ。

お値段はいづれも同じなので、純粋にうなぎを楽しみたい方は「うな重」、薬味などと一緒に食べたい方は「ひつまぶし」を選ぶとよいでしょう。

お好みに応じて、タレご飯は、白ご飯に変更することもできます。

ご飯の大盛りは追加料金100円、うなぎの増量は一切れ600円となっています。

お値段は近隣のうなぎ屋さんと比較しても、結構お値打ちなので、誰しもが気軽に食べに行けるお店という印象です。

食べログの評価は3.32(2023年11月現在)となっており、口コミでは絶賛する声が多い印象です。何よりも、物価が上がるこのご時世で、この価格帯とはかなりコスパいいと思います。

今回食べたものを紹介!

今回はいつもお世話になっている、Sさんとご一緒させていただきコチラのお店に。

市内にうなぎ屋さんは結構な店舗数に行きましたが、地元であるにもかかわらず、いな妻は初めての訪問。

3代目は高校の大先輩とのことで、どのような、うなぎ料理が待ち受けているのか胸を躍らしながら待つこと15分。

早速、ペロペロしていきましょう!

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特上ひつまぶし(3000円)

特上ひつまぶしは、鰻に加えて薬味と3種の漬物、肝吸がセットになった贅沢なセット。

ひつまぶしと聞くと、つい出汁を想像してしまうのですが、こちらのお店では出汁はなく、薬味とタレで食べるスタイル。

パリッと香ばしく焼かれた三河一色の鰻は、適度な脂分を感じながらも、背開きで、蒸すことなく、火入れした口当たり。

厚みも結構あるのですが、養殖特有のドシっとした脂ではなく、上品なあっさりした味わいという印象。

タレは見た目ほど、濃厚なものではなく非常に食べやすく、私好みのもの。

鰻の下には、玉子が敷き詰められており、刻み海苔、薬味と一緒に。

この食べ方、なかなか好きです…。

うな重 中(2000円)

こちらは、3切れ鰻が入ったうな重。

タレはご飯に満遍なくまぶされていて、食欲をそそりますね。

丁寧に仕事が施された鰻と一子相伝され続けるタレのコラボレーション。美味しかったです。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:老舗のうなぎを堪能

いな妻様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




いな妻に行った感想

今回は三重県伊勢市にある「いな妻」に行ってきました。

古くからこの地で営業を続ける老舗で、店内や食事を通して、その歴史の長さを噛みしめることができました。

伊勢神宮の内宮・外宮からは少し距離がありますが、伊勢の地で古くから根付く、大衆向けのうなぎが食べたくなった方は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

本日も最高のペロペロでした!