【伊勢市】「伊勢うどん まめや」大正12年創業の老舗!伊勢市民のソウルフード|メニュー・駐車場
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県伊勢市にある老舗「伊勢うどん まめや」に行ってきました。
市内に数多くの存在する伊勢うどんの専門店の中でも、非常に歴史が長いお店で、業界人や文化人もお忍びで足を運んでいるお店です。
濃厚なたまり醬油でいただくモチモチの伊勢うどんを腹一杯食べてきたので、詳しく紹介させていただきます。
お店に行く前の参考に是非どうぞ。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業(平日) | 10:00~15:00 ・ 17:00~19:30 |
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営業(土日祝) | 10:00~19:30 |
定休日 | 火曜日 |
電話 | 0596‐23-2425 |
予算 | 500円~ |
場所 | 三重県伊勢市宮後2-19-11 |
備考 | 予約不可・カード不可 |
リンク | 伊勢うどん まめや 公式HP |
目次
大正12年創業!伊勢の老舗うどん屋「まめや」とは?
1923年12月(大正12年)、伊勢市宮後にオープンした「まめや」。
初代店主の豆谷卯之助が創業して以来、約100年もの間家族代々経営を続けている老舗のうどん屋さんです。
現在の店主は豆谷清裕さんという方で、先代から伝統の味を受け継ぐ正統後継者にあたります。
伊勢市出身でJR東海社長の松本正之氏も気に入っているお店で、数々の経済人や文化人、著名人がお店を訪れているそうです。
創業以来こだわり続ける自家製麺とタレ
創業以来、まめやでは自家製麺と自家製タレにこだわり、作り続けています。
自家製麺には、三重県産あやひかりを使用。
1時間茹で、さらに一晩寝かせ、コシを抜く独特の作り方で、伊勢うどん特有の食感となっています。
自家製タレは節紀州の宗田節、笹節という2種類の節を削り取るだしと、度会郡玉城町「ミエマン醤油西村商店」のたまりと、濃厚な合わせ醤油を混ぜたものを使用。
まさにこだわり尽くしの一杯で、和食の代表格の一端を担う饂飩職人の一面が垣間見えますね。
伊勢市民に親しまれている、“変わらぬ家庭の味”を、独特の濃い褐色のたまり醤油で食べてみてください。他県の人は、一度食べるとうどんの概念が覆されると思います!
そもそも「伊勢うどん」とは?
そもそも伊勢うどんとは、どういった食べ物なのでしょう?
せっかくの機会なので、少し深堀して紹介します。
伊勢うどんの特徴は、真っ白い太麺に、褐色のたまり醤油をかけた、普通のうどんでは絶対にありえないビジュアルが特徴。
その歴史は古く、江戸時代以前に開発され、この地の農民が、地味噌からできた「たまり」を少しかけて食べていたのが始めとされています。
推定される歴史は400年以上で、当時の神宮参拝客に対してすぐに提供できるように、麺は常に茹で続け、必要な量を釜揚げしていたため、太くてコシのない伊勢うどんができた言われています。
また、うどんに一味や七味をたくさん入れて、風邪薬の代用として用いられることもあったそうです。
その後、鰹節などのだし汁をを加えて食べやすくしたのが「伊勢うどん」。
ちなみに、伊勢市にあるうどん屋の開祖は、浦田町橋本屋7代目の小倉小兵と言われています。
このように、伊勢うどんは大昔に生まれた、伊勢の元祖ソウルフードと言えますね。
伊勢うどんは、お伊勢さん参りの時は必ず食べてたいおきたい一品として、各メディアには頻繁に取り上げられています。全国の伊勢うどんファンは、オンラインショップでも取り寄せているとか・・・。
お店へのアクセスと駐車場について
お店は伊勢市宮後にあり、伊勢市駅から徒歩5~10分ほどで到着します。
県道37号線からミタスの湯方面へ向かう道中にあるので、場所は非常に分かりやすいと思います。
駐車場は道の挟んで反対側に10台分ほど確保されています。
基本的に予約不可ですが、団体様は10名から事前予約が必須となっています。
店内の様子は?
お店の外観は何とも歴史のある佇まいで、これだけ有形固定資産に値しそうですね。
店内は何度か改装を行っており、1階はテーブル28席、座敷18席で、2階は座敷30席のマンモス収容。
大将、女性3名ほどで営業しており、何とも落ち着く老舗の接客でした。
店内の壁には、昔のお品書き「うどん六銭」が飾ってありました。
この時代には、なかなかお目にかかれない代物なので、目に焼き付けておきました。
お店の壁には、有名人の色紙が多数。
やはり、これだけ歴史があると噂を聞きつけて、様々な人がやってくるのでしょう。
提供時間も許容範囲のもので、5~10分程度でした。
満席時は多少時間がかかることもあるようです。
落ち着いた伊勢の老舗という雰囲気で、ゆったりと長旅の疲れを癒すことができると思います。
まめやのメニューを紹介
- 冬季限定あったかメニュー
- カキみそ煮込み(1350円)
- 牡蠣なべ焼きうどん(1350円)
- カキフライ定食(1150円)
- 玉子あんかけうどん(700円)
- 伊勢うどん
- 名物伊勢うどん(550円)
- 伊勢うどん(ミニ)(400円)
- 月見伊勢うどん(630円)
- 玉子伊勢うどん(630円)
- 伊勢きつねうどん(670円)
- 伊勢めひびうどん(700円)
- 大盛り伊勢うどん(800円)
- 伊勢肉うどん(810円)
- 伊勢天ぷらうどん(860円)
- デラックス伊勢うどん(1350円)
- 伊勢海老うどん 時価
- 伊勢うどんとサラダセット(800円)
- 伊勢うどんと揚げもちセット(1000円)
- ちびっ子うどん(700円)
- 讃岐うどん
- 釜揚げうどん(680円)
- 天ぷら釜揚げうどん(1550円)
- コロうどん(680円)
- 餅おろしうどん(930円)
- 海老おろしうどん(1150円)
- 海老餅おろしうどん(1300円)
- うすだしうどん
- うすだしうどん(550円)
- 玉子とじうどん(630円)
- きつねうどん(670円)
- 山菜うどん(670円)
- めひびうどん(700円)
- かやくうどん(750円)
- 鳥なんばんうどん(770円)
- 肉うどん(810円)
- カレーうどん(830円)
- 天ぷらうどん(860円)
- 味噌煮込み
- 味噌煮込みうどん(900円)
- 味噌煮込みうどん定食(1050円)
- 力味噌煮込みうどん(1160円)
- 親子味噌煮込みうどん(1200円)
- とろろ付味噌煮込みうどん(1200円)
- 天ぷら味噌煮込みうどん(1200円)
- デラックス味噌煮込みうどん(1390円)
- どんぶり
- 牛丼(750円)
- 天丼(850円)
- かつ丼(1000円)
- 伊勢海老天丼 時価
- 中華そば
- 中華そば(680円)
- 冷やし中華(820円)
- カレー中華そば(830円)
- セット
- 餅入り肉うどんとサラダセット(1150円)
- 伊勢うどんとミニ天丼(1200円)
- ざるそばとミニ天丼セット(1350円)
- カレーうどんとミニ天丼セット(1420円)
- ざるそばとかつ重セット(1650円)
- 涼し味
- 冷やしうどん(670円)
- 冷やそうめん(670円)
- ざるうどん(700円)
- ざるそば(700円)
- 土佐おろしそば(800円)
- 天ざるそば(1550円)
- おそば
- おそば(620円)
- 玉子とじそば(700円)
- 山菜そば(740円)
- 五目そば(770円)
- とろろそば(890円)
- 天ぷらそば(930円)
- 餅おろしそば(930円)
- 海老おろしそば(1150円)
- 海老餅おろしそば(1300円)
- 天ぷら付とろろそば(1400円)
- めん雑炊
- めん雑炊(930円)
- 山菜入りめん雑炊(1050円)
- 天ぷら付めん雑炊(1450円)
- 鍋焼き
- 鍋焼きうどん(900円)
- 鍋焼きうどん定食(1050円)
- 力鍋焼きうどん(1050円)
- 天ぷらなべ焼きうどん(1200円)
- デラックス鍋焼きうどん(1390円)
- 定食
- うどん定食(790円)
- そば定食(860円)
- 中華そば定食(980円)
- カレーうどん定食(1130円)
- エビフライ定食(1150円)
- かつ定食(1150円)
- 味噌かつ定食(1200円)
- 天ぷらうどん定食(1350円)
- まめや定食(1400円)
- 牛鍋定食(1200円)
- かつ鍋定食(1500円)
- 海老鍋定食(1500円)
- 一品料理
- 単品カキフライ(750円)
- 穴子の天ぷら(750円)
- おまかせ野菜天ぷら(400円)
- さつま芋の天ぷら(450円)
- 桜えびのかき揚げ(650円)
- とり天(580円)
- ホルモンどて煮(480円)
- 手羽先の唐揚げ(700円)
- イカゲソの天ぷら(500円)
- 玉ねぎの天ぷら(380円)
- ハムカツ(200円)
- 各種アルコール・ソフトドリンク(上記画像参照)
メニュー数が非常に多く、どれを注文したらよいか迷うと思います。
初回は名物である「伊勢うどん」がオススメで、トッピングも10種類から選択可能。
その中でも、特に肉と玉子がトッピングされたものが人気なようです。
ガッツリと食事を楽しみたい方は、セットメニューで丼物を追加すると良いでしょう。
夜は一品料理を複数注文して、小晩酌することもできますね。
食事は500~1000円程度の予算でしょう。
伊勢うどん一杯の価格は550円。「安くて美味い」というファストフードの真髄を江戸時代から守り続けていますね。
- 伊勢うどんの老舗
- 観光の際にオススメ
- お伊勢さんの元祖ファストフード
今回食べたものを紹介!
伊勢の地に生まれたケンチェラーラ。
昔からよく伊勢うどんを口にしており、その味にはかなり慣れ親しんでいるつもりです。
市内には、伊勢うどんの専門店が数多くありますが、お店によってかなり味が違うので、正直どれが本物なのかは分かりません。
そう、自分好みのものに出会うまで食べ続けるしかないのです。
ということで、今回も簡単に食レポをさせていただきます。
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フォロー伊勢肉うどん(810円)
黒くて濃厚なタレと極めて太いうどんが特徴の一杯。
何と言っても、通常のうどんでは絶対に拝むことができない、この強烈なビジュアルが特徴となっています。
欲張りなので、牛肉がトッピングされたものでお願いしました。
麺は極太で、どれだけ水分を含んでいるのかと疑う、極限の柔らかさ。
麺のコシ云々ではなく、まさに対局にあたる麺と言えます。
原材料は地元産の中力粉がベースで、三重県産あやひかりと外国産をブレンドしたものを使用。
そして、茹でたものを一度蒸籠に取り、注文があってから再度湯通しを行うそうで、芯に熱が通るように2~3分程度茹でられます。
伊勢市内にうどんを供する店は沢山ありますが、まめやの麺はその中でも特に柔らかいと思います。
タレは色が濃いので、濃厚かと思いきや、節の効いた酸味ある味で、完飲できるものでした。
味噌を作った時にできる上澄み層、つまり「たまり醤油」の威力を存分に味わうことができました。
お肉も国産牛で、タレとの相性がよく美味しかったです。
鍋焼きうどん(900円)
熱々の鍋焼きうどん。
厚揚げ、かまぼこ、ネギ、卵など盛沢山の具材。
スープは節が効いた白出汁で、あっさりした味わい。
非常に後味がよく、スーッと引いていく風味となっていました。
麺は伊勢うどんとは異なり、通常の太麺を使用。
やや柔らかめでしたが、絶妙な茹で加減でした。
手羽先の唐揚げ(700円)
うどん一杯が食べれる値段の手羽先。
お酒のつまみにぴったりだったので、つい注文してしまいました。
甘めのタレで味付けされた手羽で、冷めても美味しかったです。
- 満足度:☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:極限まで柔らかい麺
まめや様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
まめやに行った感想
三重県伊勢市にある老舗「伊勢うどん まめや」。
モチモチの食感が特徴のうどんは、一度も伊勢うどんを口にしたことがない人が食べると、うどんの概念が大きく覆されると思います。
ぜひ老舗の味をご賞味ください。
本日も最高のペロペロでした!