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【伊勢市】「いすず」550円の格安ランチ!昭和から営業する老舗の食堂|メニュー・食レポ

公開日:2023年09月07日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県伊勢市大世古にある「いすず」に行ってきました。

歴史ある新道商店街から少し離れた場所にある大衆食堂で、昼は格安のランチメニュー、夜は地元民が集まる酒場として営業するお店です。

昔ながらの雰囲気が色濃く残る地元の食堂で、お昼の定食については驚異の550円という価格帯。

忙しいサラリーマンや学生は、お手頃にお腹を満たすことができるので、この上なく重宝するお店だと思います。

今回は実際にお店に潜入してきたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00〜13:00・17:00〜20:00
定休日 不定休
電話 0596-28-1723
予算 1000円~
場所 三重県伊勢市大世古3丁目4-9
備考 電子マネー不可




伊勢市で格安ランチ!昭和から営業する老舗の食堂「いすず」とは?

1990年代、今から約30年前に三重県伊勢市にオープンした「いすず」

以前は伊勢市宮後にて同店名で約8~10年ほど営業していたとのことで、現在の店主の父の代からその歴史が始まった老舗です。

お昼は550円という現代では考えられない価格帯の定食を提供し、夜は餃子や中華飯、ラーメンなどを中心に20種類以上の中華料理とお酒を楽しむ酒場になります。

基本的には地元の固定客が多いお店で、店内では実家のように寛ぐ方が多く、広告などには殆ど注力することなく、固定客が新規客を呼んできてくれるという状態で長年経営を続けているそうです。

ちなみに、餃子が名物ということですが、伊勢を代表する老舗「美鈴」とは全く関係なく、地元民の憩いの場として長年この地の人々に温かい食事を届けているとか。

常連客の中には毎日のようにやってくる人もいるそうです。店主とお話を楽しみながら食事を堪能することができ、昭和レトロな飲食店が好きな方は必見だと思います。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は伊勢市大世古の中心街にあり、すぐ近くには「豚捨 若柳店」などがあります。

最寄り駅である「近鉄宮町駅」からは徒歩8分ほどの距離感で、線路沿いに進んでいけば到着します。

駐車場はお店と道路を挟んで反対側にある空間に確保されており、車でアクセスしてもて問題なし。

大人数で利用する場合などは、事前に電話で予約を入れておくようにしましょう。

店内の様子は?

お店の外観は30年以上の歴史が感じられる、昔ながらの大衆食堂感がプンプンで、無性に引き寄せられる雰囲気。

6つの鈴が描かれた可愛らしい看板の下をくぐって、入店するとL字型のカウンター席が広がっており、年季の入った調理器具が厨房に置かれています。

10年くらい前から飼っているという淡水魚も沢山泳いでおり、料理を待っている間は魚やテレビを見ながら寛ぐことができます。

店主と奥様の2名で営業しており、調理は主人、奥様は接客と上手に分業。

店舗のすぐ横を通る線路の踏切音を聞きながら、店内に響き渡る調理音を楽しみ待つこと10分。

仲良くテレビを見るご夫婦の姿をボーと眺めながら、熱々の食事をいただくことができました。

 

いすずのメニューを紹介

  • ラーメン&おにぎり(550円)
  • ラーメン&小チャーハン(550円)
  • ラーメン&ライス(550円)
  • もも唐揚げ定食(550円)
  • 野菜炒め定食(550円)
  • 焼き餃子(500円)
  • 手羽唐揚げ(620円)
  • もも唐揚げ(550円)
  • 焼きそばソース味(600円)
  • 焼きそばあんかけ(600円)
  • おにぎり
  • 4個(440円)
  • 2個(220円)
  • ライス
  • 大(260円)
  • 小(210円)
  • 野菜炒め(450円)
  • ラーメン(440円)
  • 中華そば(600円)
  • 五目ラーメン(600円)
  • 中華飯(600円)
  • チャーハン(570円)

ランチは5種類の中から選択する制度となっており、お値段はいずれも550円となっています。

一品料理の提供は夜のみなので注意してください。

店主のオススメは「焼き餃子」とのことで、生姜やニンニクの効いた何とも食欲そそる味を楽しむことができます。

定食に関しては、追加料金100円でご飯の大盛りが可能。

予算については近隣のお食事処と比較しても、かなりリーズナブルな印象で、一人あたり500円~2000円ほどで楽しむことができます。

伊勢市内でこの価格帯でランチを楽しめるお店は数少なく、ガッツリ食べたい男性でも満足できるボリュームだと思います。安くて・美味いの二拍子をそろえた最高の大衆食堂と言えますね。ちなみに、餃子は店主が全て皮から手作りしているそうで、創業以来の人気商品とのことです。

今回食べたものを紹介!

最近は、専ら伊勢市内の老舗食堂を巡回するケンチェ飯。

高額な代金を支払って美味しいご飯を食べるのもいいのですが、極限まで空腹にした状態で食べる、優しい味の手料理も時折外せなくなります。

こちらのお店では、ランチに関してはとにかくお手頃な価格で、まさに近隣飲食店の価格破壊とも言える予算。

利潤の追求ではなく、まるで母の無償の愛とも言える、最高の定食をいただいてきたので、簡単に食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

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もも唐揚げ定食(550円)

こちらが550円という驚異の価格の「唐揚げ定食」。

安いからと言って手を抜いているわけではなく、しっかりと注文後に店主が丁寧に揚げてくださり、愛情込めて盛り付け。

モモ肉はあらかじめ下味が付けられたもので、昔ながらの塩コショウをベースにしたシンプルな味。

ニンニク系はそこまで感じられず、硬めに揚げられた衣が何ともたまりません。

マヨネーズと一緒に頬張って、合間に中華スープをゴクリ。

これだけ安いのにキャベツ、唐揚げ6個、スープ、漬物、白米がセットになっており、満腹中枢も十分に満たされました。

食事の最中に店主と奥様と会話を楽しむことができるのも魅力の一つで、おばあちゃん家のような優しい雰囲気に包まれながら、最後の米一粒までペロリ。

田舎の温かい食事は、やはりやめられません・・・。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆
  • 一言:価格破壊を実現したお店

いすず様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




いすずに行った感想

今回は三重県伊勢市にある「いすず」に行ってきました。

昭和レトロな店内で食べる、格安の定食はあまりの安さに味の心配もややありましたが家庭的で優しい味の定食となっていて、とても食べやすかったです。

日々、時間に追われながら過ぎ去っていく日常ですが、こういった時間が止まったような感覚に襲われる、昔ながらの大衆食堂は私にとっては欠かせない存在なのかもしれません。

次回は地元の固定客の方と盃を交わすために、夕方頃から飲みに行ってみようと思います。

皆さんも、是非一度、このノスタルジックなお店に足を運んでみてくださいね。

本日も最高のペロペロでした!