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【明和町】「いつき茶屋」斎宮駅から徒歩2分でランチ!いつきのみや歴史体験館横のお食事処|食レポ・メニュー

公開日:2023年08月20日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県多気郡明和町にある「いつき茶屋」に行ってきました。

いつきのみや歴史体験館に隣接する無料休憩場の一角にあるお食事処で、王朝時代の文化や歴史に触れた後の一服に丁度良いお店です。

お店では、明和の特産品である”ひじき”を使った饂飩や日替わり定食など、優しい味の食事を堪能することができます。

お値段も良心的で、珈琲一杯でも時間を気にせず長居できるのも特徴で、休日の羽休めにピッタリ。

今回はランチに行ってきたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 9:30~16:30
定休日 月曜日・年末年始
電話 0596-52-7805
予算 500円~
場所 三重県多気郡明和町斎宮2949-4
備考 カード不可・電子マネー不可・QRコード決済不可
リンク いつき食堂 公式HP




斎宮駅から徒歩2分でランチ!いつきのみや歴史体験館横にある「いつき茶屋」とは?

三重県多気郡明和町にあるいつきのみや歴史体験館のすぐ横に隣接する「いつき茶屋」

斎宮駅から徒歩2分の場所にあるお店で、いつきのみや歴史体験館を訪れる観光客向けに開放された無料休憩場として重宝しています。

いつきのみや歴史体験館とは、こちらの斎宮地域が最も栄えた平安時代にスポットを当て、その時代の歴史・文化・技術などを身近に体験することができるスポットで、建物は、平安時代の建築様式である「寝殿造り」の寝殿部分を、体験棟は古代の役所をイメージして造られた建築物。

建築にあたっては、三重県産の杉と檜を使い、釘などを使わない伝統技法により建てられており、実は明和町民でも知らない人が多い凄い観光地なのです。

館内では、常設体験を無料で体験できるほか、季節に合わせた体験講座・イベント、団体向けの体験も行っており、いつもとは違うアクティビティを楽しむことができます。

いつき茶屋では、明和町の特産、ひじきを使った「ひじきうどん」や、夏場はかき氷、珈琲に加えて、伊勢うどんなどの軽食も楽しむことができます。

斎宮とは?

伊勢神宮の祭祀に奉仕する未婚の女性「斎王」が住んでいた地域であり、斎宮寮という役所が設けられていました。初代斎王は「大来皇女」とされ、天皇の代ごとに替わる「斎王制度」は飛鳥時代から鎌倉・南北朝時代までの約660年の歴史を有しています。現在ではこの地域では数々の遺跡が見つかり、昭和54年に国史跡に指定された歴史的なスポット。

周辺には広大な土地に遺跡と歴史博物館があり、散歩やピクニックなども楽しむことができます。斎宮の歴史と文化に触れながら、いつもとは異なる”大人の遊び”を是非!

お店へのアクセスと駐車場について

お店は明和町にあるいつきのみや歴史体験館のすぐ横にあり、平屋建ての落ち着いた外装なので、すぐに分かると思います。

最寄り駅の「斎宮駅」からは徒歩2分ほどで到着します。

駐車場は店舗前に30台分確保されており、車でアクセスしても問題ないでしょう。

基本的に予約なしでもスムーズに入店できると思います。

店内の様子は?

お店の外には「めぇめぇ」というキャラクターの石像があるのですが、実はこちらのマスコットは、斎宮跡出土品の羊形硯が出土し、その羊形硯をモチーフとしてデザインされたキャラクターとのこと。

町民である私ですら知らなかった、ニッチなキャラクターですが、記念に写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

入店すると、手前にお土産コーナーがあり、奥に広々とした食事スペースがあります。

お土産コーナーでは、町内の特産品や手作りアクセサリーなどが販売されており、何とも哀愁漂う田舎の雰囲気を満喫することができます。

食事スペースでは、まずは食券を購入して、呼ばれたらカウンターまで食事を取りに行くセルフ形式。

窓からは広大な土地を眺めることができ、ここは北海道かと突っ込みたくなる田舎の良さを感じました。

 

いつき茶屋のメニューを紹介

  • 日替わり定食(650円)
  • 牛飯セット(650円)
  • 伊勢うどん(450円)
  • いつきうどん(550円)
  • ひじきうどん(550円)
  • いつきカレー(650円)
  • カレーうどん(650円)
  • チャーハン(650円)
  • アイスコーヒー(350円)
  • アフターコーヒー(250円)
  • 抹茶セット(350円)
  • 十二単バウムセット(600円)
  • ソフトクリーム
  • バニラ(300円)
  • マンゴー(300円)
  • おぐら(300円)
  • かき氷
  • いちご(250円)
  • レモン(250円)
  • ブルーハワイ(250円)
  • みぞれ(250円)
  • 抹茶(250円)

ランチメニューは炒飯やうどんを中心に8種類ほどありますが、オススメは土曜日限定の「牛飯セット」です。

男性には少し物足りないボリュームですが、飾らない伝統ある食事が和心をくすぐります。

モーニングは9時30分~11時までの営業で、500円とワンコインで楽しむことができます。

抹茶セットを注文すると、奥にある抹茶処で茶道のような体験も可能。

一人あたりの予算は500円~1000円程度と、一般的なお店よりも価格帯はかなり低くなっています。

牛飯セットは1パック300円でレジ前でも販売しており、ランチでは驚異のお替りが無料となっています。他のメニューは基本的にお替りが不可なので、大食いの私の場合は5杯食べてしまいました・・・。

今回食べたものを紹介!

この日は、地元明和町でゆったりと寛ごうということで、小学校の頃に社会見学で何度かお邪魔した歴史体験館へ。

たまたま横に発見したコチラのお食事処で、ほぼ貸切のランチという贅沢な時間を楽しんできました。

率直感想としては、とにかく安くて、雰囲気が落ち着いており、現代的なハイカラな飲食店とは対極に位置するお店という印象。

個人的にドストライクだったので、今回も簡単に食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

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牛飯セット(650円)

まずは、入口で販売していた「牛飯セット」。

しっかりと牛肉を使っているにも関わらず、この価格帯でお替り無制限。

汁物と小料理3品という、まさに飛鳥時代の王朝飯とも言えそうな素朴な組み合わせですが、この牛飯がとにかく美味しかったです。

小ぶりの細切れ肉、ごぼう、こんにゃくなどが入った質素な牛飯なのですが、まるで、おばあちゃん家で食べる味を如実に再現。

薄味でぐいぐい食べ進めることができ、動き出した箸はもう止まりません。

多少、気が引けながらも、気が付くと5杯完食。

お出ししてくださる、スタッフの方も万遍の笑みで対応してくださり、毎日でも通いたくなりました・・・。

ちなみに、裏技ですが、うどんに付いてくる一味または七味をかけた食べると味変することも可能。

これがまた暑い夏に最高の刺激でした。

いつきうどん(550円)

さっぱりした口当たりが特徴の「いつきうどん」。

ナチュラルな冷やしうどんで、ワカメと刻み葱、かもぼこがトッピングされています。

出汁はやや濃いめでしたが、喉越も良く、ツルっと入っていく麺が最高でした。

日替わり定食(650円)

お次は日によって変化する「日替わり定食」。

この日は中華丼と牛丼からの選択となっていましたが、大好きな牛丼を選択。

玉ねぎの甘みとしっかりと味の付いた牛肉がたっぷり。

ご飯にもおつゆが、これでもかというくらい染みており、無性に美味しく感じました。

貸切だったからか、静かな空間で食べる食事が、日頃の忙しい私の心を鷲掴みにしたのでしょう。

また、人生の余裕がなくなってきたら、ふらっと一人でお邪魔しようと思います。

  • 満足度:☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:歴史と文化に触れながらペロリ

いつき茶屋様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




いつき茶屋に行った感想

今回は明和町斎宮にある「いつき茶屋」に行ってきました。

普段はあまり足を運ぶことがない、いつきのみや歴史体験館でしたが、身近なところに地元の良さを改めて発見できたような気がしました。

食後には古代の遊びで有意義な時間を過ごすことができ、PCと睨めっこばかりしている目と頭の保養も行うことができました。

皆さんも斎宮に遊びに行く際は、是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

本日も最高のペロペロでした!