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【津市】「大森屋分店」大門発祥の老舗の大衆食堂!人気の中華そば・カツ丼|食べた感想・メニュー

公開日:2022年12月11日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県津市にある「大森屋分店」に行ってきました。

大森屋と言えば、津市大門発祥の食堂でその歴史は実に100年にもなる老舗で、津市民なら誰しもが知るお店だと思います。

そんな本店で修業した弟子や親戚にあたる人たちが、市内に支店を複数開業。

今回お邪魔した分店もその一角であり、本店が閉業した後も地元の固定客から根強い人気を誇っています。

実際にお店に潜入してきたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介致します。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 9:30~19:30
定休日 火曜日・第3水曜日
電話 059-228-4809
予算 500円~
場所 三重県津市八町1丁目14-2
備考 カード不可




津市にある老舗の大衆食堂「大森屋分店」とは?

1924年頃、三重県津市八町にオープンした「大森屋分店」

本店は昭和5年頃に大門町に創業し、約100年もの間営業を続けていましたが、オーナーが変わるなどのイベントもあったのですが、残念ながら2020年に閉業。

本店から派生した店舗として現在は「仲見世支店」と「分店」が同市内に残っています。

お店としての歴史は非常に長く、田中家という一族が代々お店を切り盛りしているそうで、祖母から孫まで事業を承継している超老舗なのです。

当初は饂飩やそばの専門店として開業したのですが、本店の2代目が取り入れた「中華そば」が人気を集め、現在は各支店でも一番の人気商品となっています。

「化学調味料・冷凍食品を使用しない」ことをモットーにする大衆食堂として、長年市民から愛され続けています。

安くてお腹いっぱい食べれる老舗の味・・・華やかな食ではありませんが、昔ながら優しい味が常連客を中心として地元民を虜にしているのでしょう。

仲見世店と分店でも経営形態やレシピ、メニューなどは異なり、それぞれの店舗で異なる味を楽しむことができるそうです。何よりも昼休憩なくして営業しているので、忙しいサラリーマンには最高のスポットですね。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は津新町駅から300mほどの場所にあり、徒歩5分・車で1分で到着します。

小道に入っていくのですが、踏切を渡ってすぐの場所に大きな看板があるので分かると思います。

駐車場はお店前に十分確保されているので、車で来店しても安心ですね。

事前の予約は不可ですが、座席数が多いのでふらっと立ち寄ってもスムーズに入店できると思います。

ちなみに、休日の12時~13時頃は店内が一番混雑することが多いとのことです。

店内の様子は?

お店の外観は老舗感がガンガンに漂っており、懐かしのカブが置いてあります。

店内はカウンター席とお座敷の2種類で、入口付近にはレトロな食品サンプルが置かれています。

お昼の繫忙する時間を過ぎると先代はカウンター席に腰掛けて寛がれていました。

古き良き空気感が残っており、帰り際には店主の「おおきにな」という優しい一言。

お客さんは常連さんが多い印象で、15時頃になってもお店に食事をする人も沢山いらっしゃいました。

平日はビジネスマン、休日は家族連れといった客層が多く、まさに地元の大衆食堂と言えますね。

 

大森屋分店のメニューを紹介

  • ごはんもの
  • 玉子丼(700円)
  • 親子丼(750円)
  • 肉丼(850円)
  • 他人丼(850円)
  • カツ丼(850円)
  • 天丼(850円)
  • 天とじ丼(950円)
  • めし
  • 大(200円)
  • 中(180円)
  • 小(150円)
  • 朝食(550円)
  • 赤出汁(250円)
  • 豚汁(300円)
  • ポテトサラダ(600円)
  • 焼きめし(750円)
  • カレーライス(750円)
  • チキンライス(750円)
  • ハヤシライス(800円)
  • オムライス(850円)
  • カツカレー(1000円)
  • ランチ(1500円)
  • 定食
  • とんかつ定食(1250円)
  • 唐揚げ定食(1250円)
  • 海老フライ定食(1450円)
  • 野菜炒め定食(1250円)
  • 麺類
  • うどん(500円)
  • そば(500円)
  • きつねうどん(550円)
  • 玉子とじうどん(600円)
  • 月見うどん(600円)
  • かやくうどん(650円)
  • かしわなんば(650円)
  • 肉うどん(650円)
  • 天ぷらうどん(650円)
  • カレーうどん(700円)
  • 天とじうどん(750円)
  • 親子うどん(750円)
  • 山かけうどん(850円)
  • 鍋焼きうどん(850円)
  • みそ煮込みうどん(900円)
  • 中華そば(650円)
  • 五目中華(850円)
  • 焼きそば(750円)
  • 冷やしうどん(600円)
  • ざるそば(650円)
  • ざるうどん(650円)
  • 天ざるそば(1000円)
  • 冷やし中華(850円)
  • 冷麦(650円)

メニュー全体を通して、丼物、オムライス、カレー、定食と本当に何でもある印象。

お店の一番人気メニューは「中華そば」とのことで、饂飩・蕎麦類は1000円以内でガッツリ食事を楽しむことができます。

男性の方は大盛り(追加料金150円)の注文が推奨されます。

食事は500円~1000円程度の予算と、まさに大衆食堂の鏡とも言えますね。

提供時間もかなり早いので、時間がないサラリーマンの方でもサクッと食べて退店することができます。ちなみに、物価が上がる昨今ですが、大森屋では多くのお客様に食べてもらいたいという想いから値下げをされたという過去もあるとか・・・。

今回食べたものを紹介!

サラリーマンの街でもある丸之内の外れで、ひっそりと長年営業を続ける大森屋。

本店がなくなってしまったことが残念ですが、その歴史は支店がある限り、この先も語り継がれていくことでしょう。

今回は遅めのランチにお邪魔したのですが、店内で町内会があるのかと思うくらい、次から次へとご高齢の方が来店されていました。

大好きなカツ丼と親子丼の2種類を食べてきたので、簡単に食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

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カツ丼(850円)

熱々の状態でやってきた大盛りのカツ丼。

被せ皿をとると、ふわっと周囲に広がる出汁の香り。

うどん・そばから始まったお店なので、丼物に使う出汁に関しても外れはないだろうという根拠のない仮説を立てながらいただきます。

ベースとなるトンカツは赤身が中心のロース肉で、しっかりとした歯ごたえ。

飾らない素朴な切り方で、甘めの出汁と卵が絶妙に絡み付いていました。

味も濃過ぎず、薄口なので非常に食べやすいオーソドックスなカツ丼という印象。

醤油は控えめで、味醂や出汁の風味や甘味が前面に出ている感じで、老舗の安定した美味さ。

ご飯も国産米とのことで、ふっくらとした炊き加減。

親子丼(750円)

お次は親子丼。

小ぶりにカットされた鶏の胸肉とたっぷりの溶き卵が敷き詰められ、白米が見えなくなっています。

こちらもカツ丼同様に出汁の存在感が強く、しっかりと玉葱や鶏肉にも味が付いていました。

やはり、うどん・そばを専門とするお店の丼物は美味しいという説が立証されました。

  • 満足度:☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:老舗の出汁が美味すぎる

大森屋分店様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




大森屋分店に行った感想

三重県津市にある老舗の大衆食堂「大森屋分店」。

今回は丼物のみをいただいてきましたが、確かな美味さで、間違いなく他の料理を注文しても外れはないと思います。

レジ横には恐ろしい数の当日伝票が置いてあり、津市民に古くから愛される老舗の実力が垣間見えました。

本店は閉業となってしまいましたが、このような心も体も温まる老舗は、これから先も長年営業を続けて欲しいものです。

皆様も津新町駅周辺で、ご飯をお探しの際は是非お立ち寄りください。

本日も最高のペロペロでした!