【神戸市】「つけ麺 繁田」行列ができる超人気店!兵庫で一度は行きたいお店|食レポ・駐車場
こんにちわ、ケンチェラーラです。
兵庫県神戸市灘区にある「つけ麺 繁田(しげた)」に行ってきました。
開店前からお店前には長蛇の列ができる人気店で、食べログ百名店にも3度選ばれている、名実ともに確かな県内有数のつけ麺専門です。
兵庫県内に本店があるラーメン・つけ麺のお店の中では、間違いなく10本の指に入るお店で、食べログの評価は驚異のの3.73(令和5年9月現在)と、都会の激戦区にも関わらずその地位は不動。
以前から気になっていたということもあり、今回は車で約3時間かけて神戸まで出張遠征し、2種類のつけ麺を堪能してきました。
お店の混雑状況や食レポなどを詳しく掲載したので、お店に行く前の参考にしてみてくださいね。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00〜15:00・18:00〜22:00 |
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定休日 | 月曜日・第2火曜日 |
電話 | 078-842-5539 |
予算 | 1000円~ |
場所 | 兵庫県神戸市灘区桜口町5丁目2-1 1F |
備考 | 予約不可・カード不可・電子マネー不可 |
リンク | 繁田 公式Facebook |
目次
行列ができる超人気店!兵庫県神戸市で一度は行きたいお店「つけ麺 繁田」とは?
2015年12月14日、兵庫県神戸市灘区にオープンした「つけ麺 繁田」。
実はこちらのお店は、三木市にあった「つけそば 房’s」が屋号を変えて移転開業したお店で、その歴史の始まりは2014年10月と通算すると約9年の歴史があるつけ麺専門店です。
各種メディアでも度々取り上げられる人気店で、地元民からも「 神戸市内で一度は行きたい麺屋」と言われるほどで、営業日になると開店前からお店前には長蛇の列が。
また、「食べログ ラーメン WEST 百名店」において、2018年・2021年・2022年と3度受賞を果たしているお店でもあります。
特製のつけ麺一本勝負で、自分好みのトッピングを選択して食べるスタイルが確立されており、麺は毎朝、店主自らが仕込みを行うこだわり。
地元 兵庫県産だけでなく北海道産や三重県産など何と7種類の上質な小麦をブレンドしたもので、小麦の甘さを引き立たせた極上麺は一度食べると忘れられません。
スープは、魚介の濃厚系で、豚ガラ・鶏ガラ・煮干しの出汁を使用し、何と20時間煮込でいるとか・・・。
この出汁に甘口醤油を加え、ひと煮立ちさせ、そこへ 魚粉とネギや柚子の皮を加えればまろやかな濃厚つけダレに。
見る者の食欲を強烈に掻き立てるチャーシューは宮崎県産の豚ロースを使用し、甘口醤油ベースの特製ダレに8時間漬け込みを行い、本当に手間暇がかかった一杯。
全国のつけ麺ファンならば、一度は食べておきたい、この絶品のつけ麺を是非ご賞味ください。
2022年11月20日にはTBSテレビ放送の「バナナマンのせっかくグルメ」で、兵庫県神戸市六甲道でギャル曽根さんが堪能され、さらに人気が加速し、県外からも多くの観光客が訪れています。
お店へのアクセスと駐車場について
お店は兵庫県神戸市灘区桜口町にあるビルの一角にあります。
阪神新在家駅から徒歩4分、JR六甲道駅から徒歩4分程度の距離にあり、電車でのアクセスも良好。
車でアクセスする場合は近くの駐車場を利用するようにしましょう。
ちなみに、お店から六甲道南公園方面へ100mほど進んだ場所にあるコインパーキングがありました。
待ち時間と制度について
事前の予約は不可で、当日名簿に名前を記入して順番を待つスタイルとなっています。
注意したいのは、2名以上で来店する場合は必ず全員が揃った状態で並ぶ必要があるということ。
割り込みが禁止なので、車でお越しの方は近くに駐車してから、全員で来店するようにしましょう。
そして、一巡で10名しか入店できないので、名簿に名前を記入したら、指定された時間の5分程度前に再度集合する制度。
住宅街にあるので、お店前に長蛇の列ができるのを避けるために、基本的に一度お店前を離れることになります。
参考程度にですが、休日の開店30分前に行くと、既に2巡目の案内となっており、食にありついたのは12時でした・・・。
店内の様子は?
お店前には10人程度が待機できる椅子が完備されています。
入店するとカウンター10席と入口に食券機があり、まずは食券を購入。
麺を茹でるのに時間がかかるので、注文は外で待機している時に聞かれると思います。
厨房には丸眼鏡で髪型がそっくりな男性2名、ホールに女性スタッフ1名が待機。
平均滞在時間は20分~30分程度で、入店後はサクッと食事を済ませることができました。
空間に限りがあるので、麺は外から搬入している珍しいお店でした。
繁田のメニューを紹介
- つけ麺(950円)
- 味玉つけ麺(1080円)
- 特製つけ麺(1380円)
- 焼豚つけ麺(1500円)
- まぜそば(1050円)
- アバラ煮干しまぜそば(1100円)
- 限定麺(時価)
- 肉増し(480円)
- スープ増し(350円)
- つけたま(150円)
- 味玉(130円)
- 大盛り(150円)
- 小盛り(-50円)
- サッポロ赤星(600円)
メニューは極めてシンプルで、つけ麺とまぜそばの2種類のみ。
トッピングを充実させたい方は、特製や焼豚つけ麺がオススメで、男性の方は大盛りでも完食可能だと思います。
女性の方や小さい子供であれば、普通盛りでも十分お腹いっぱいになると思います。
限定麺の提供もあり、季節によって内容が変化するので、詳細はお店の方にお聞きください。
食事は一人1000円~1500円程度の予算でしょう。
開業当初はお客さんから「ラーメンも提供してほしい」との声もあったそうですが、一貫してつけ麺一本勝負。男気が感じられる堂々たるメニューですね。
- 神戸にある超人気店
- つけ麺の専門店
- 人生で一度は行きたいお店
今回食べたものを紹介!
今回は兵庫県まで、車で3時間遠征ということで、腹ペコの状態で念願の繁田さんに。
都会ということで、競合や口コミの評価数も田舎とは別次元の多さなのですが、やはり万人に認められるお店ということで、激戦区である神戸で営業を継続。
1日80組程度の集客ですが、毎日のような完売になる理由が分かる絶品のつけ麺でした。
今回はトッピングを変更して、2種類のつけ麺を食べてきたので、実際に食べた感想を紹させていただきます。
早速、ペロペロしていきましょう!
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フォロー特製つけ麺(1380円)
こちらが、どうしても食べたかった「特製つけ麺」。
見た目からもわかる、この麺は強者の迫力と圧倒的なビジュアル。
まずは麺だけを頂いたのですが、小麦の香りと甘さが強烈すぎて、今まで食べたつけ麺は何だったのかと疑うレベル。
現在の店舗に移転する前は、製麺所の麺を使用していたそうですが、現在は完全に自家製麺を使用しており、本当に独学でこれほど素晴らしいものを製麺できるのかと疑うレベル。
極太の麺の茹で時間は約15分、国産小麦を7種類ブレンドしており、その艶はもはやエロス。
全粒粉もしっかり含まれており、冷水でしっかり締められたツルシコ具合。
水切りも完璧で、器の底に全く水が滞留していませんでした。
トッピングは宮崎ポークを使ったチャーシューとベーコン、海苔、味玉のフルコース。
チャーシューは醤油をベースとした味がしっかり浸み込んでおり、贅沢極まりないホロホロした仕上がり。
ベーコンはスモークされたもので、濃厚なつけ汁との相性が抜群。
麺の存在感が強すぎるので、それに負けないように、しっかりと具材もひとつひとつにこだわりをもって作りこんでいるという印象でした。
味玉つけ麺(1080円)
お次はシンプルな「味玉つけ麺」。
こちらの麺の量は普通盛りですが、女性であれば十分な満足度が得られるボリュームだと思います。
話が逸れますが、お店の店主である繫田さんは兵庫県三木市出身で、高校卒業後は居酒屋で働いていたそうで、たまたまそこの居酒屋がお昼にラーメン店を営業していたこともあり、ラーメンの道に。
20歳~20代後半までは居酒屋を中心に勤務していたそうですが、弟の勤務地が東京にあったこともあり、兵庫から他県につけ麺を食べに行く機会が何度かあったそう。
その際、松戸にある某有名店で食べたつけ麺に感化され、弟とタッグを組んで、自分たちで地元でつけ麺専門店を作りたいという想いになり、一念発起。
衝撃なのは、どこからのお店での修行などは一切なく、完全に自己流であるという点。
本とか読んだりして、兵庫県のつけ麺を出してる店は片っ端から食べ歩くことで、その感覚を研ぎ澄ましていったそうです。
当時は夜はバイトして、朝から自作をするという過酷な一日を過ごしていたそうですが、製麺機を買うお金も無かったので、雑誌の裏に載ってた製麺屋さんに片っ端から電話をして、サンプルの提供を依頼していたとか。
その後、様々な右往左往があったのですが、移転後に自家製麵にも挑戦し、みるみるうちに頭角を現した人気店に。
これだけの味を、普遍的に提供し続けるためには、それなりの覚悟と修業期間がやはりあったのでしょう・・・。
脱線しましたが、お待ちかねののつけ汁の食レポです。
つけ汁は、濃厚な魚介豚骨で、流石は20時間以上かけて仕込みを行っているだけあります。
口に入れた途端に、麺に負けない魚粉の風味、動物系のコク、そしてふんわりと柚子の香りが広がります。
おそらく、ベースは動物系のコーラゲンが豊富な豚足やモミジなどで、まだまだ改良を重ねているということなので、本当にこれ以上美味しくなったらどうなるのでしょうか・・・。
デフォルトで、メンマと白ネギが入っており、麺にしっかりと絡まるので、気が付くとほとんどスープが無くなっていました。
麺とつけ汁のバランス、そして、トッピングを利用することで、さらにつけ麺に色を持たせ、最後まで飽きることなく楽しめる一杯。
これほど考え抜かれたつけ麺には初めて出会いました・・・私もつけ麺専門店を開業しようかな。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:兵庫で絶対に食べるべきつけ麺
繁田様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
繁田に行った感想
今回は兵庫県神戸市にある「つけ麺 繁田」に行ってきました。
実は、兵庫県はつけ麺専門店が少ないのですが、まさに先駆けとも言えるこちらのお店。
そのクオリティは食通の人でも唸るとお聞きしていたのですが、まさか自分もこれほどまで唸ることになるとは思いもしませんでした。
つけ麺の未知なる可能性を感じた一日となりました。
そして、2023年3月21日には「つけ麺 繁田」オーナーの実の弟さんが、阪急王子公園前に独立して「中華蕎麦 しげ田」がオープン。
次回はそちらの店舗にも行ってみようと思います。
本日も最高のペロペロでした!