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【津市】「素朴舎」日本で最も遠いお菓子屋さん!山奥のカフェで絶品のマフィンを食べてきた|駐車場・メニュー

公開日:2022年08月20日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県津市美杉町にあるカフェ「素朴舎」に行ってきました。

山奥でひっそりと営業する隠れ家のような場所にあり、「日本で最も遠い菓子屋」と呼ぶにふさわしいお店です。

確かな料理の技術を持つご夫婦が経営しているお店で、名前の通り素朴なマフィンや絶品のカレーランチを楽しむことができます。

今回はご夫婦にご招待していただき、特別に取材させて頂いたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介致します。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:30~14:00
定休日 不定休
電話 090-5032-7531
予算 500円~
場所 三重県津市美杉町下之川3274
備考 予約不可・カード不可・電子マネー不可
リンク 素朴舎 公式HP




津市美杉町にあるカフェ「素朴舎」とは?

2019年12月6日、三重県津市美杉町にオープンした「喫茶室 素朴舎」

津市街から車で1時間ほど走った人里離れた山奥でひっそりと営業するカフェで、名物のマフィンやカレーライス、そして夏場にはかき氷といった季節物を販売するお店です。

あまりに山奥にあるので、店主自らが「日本で最も遠い菓子屋」と謳っているのですが、実は開店30分程度で売り切れてしまうこともある人気店なのです・・・。

お店の看板商品であるマフィンは、営業日になると100個程度が店頭に並び、季節に応じて様々な種類のものが常時20~30種類販売されます。

食用花を使った美しいものも多く、見ているだけで乙女心をくすぐる逸品ばかり・・・。

マフィンを調理しているのは東谷麻由さんで、お店の公式Instagramからも他店では見られない抜群のセンスが滲み出ています。

マフィンのプロデュースや監修に関しては、ご主人も関わっており、ご夫婦仲良く日々研究と試行錯誤を繰り返しているとか。

素朴舎のワンポイント

山奥ということもあり、お店で提供するスイーツの材料は通販を活用したり、ご夫婦で手入れしている畑で収穫したものを使っているそうです。美杉という立地を生かして、なんと2000坪という広大な土地で様々な野菜や果物を育てているとか・・・。

お店がある津市美杉町は自然豊かな地域で、忙しく過ぎる日常から離れホッと一息つくのに最高の場所です・・・。休日を利用して大自然に囲まれながら絶品のランチ、そしてカフェ活を楽しんでみてはいかがでしょうか?

店主の想いと歴史について

素朴舎を経営するのは、白い服がお似合いで非常におしとやかな性格の東谷麻由さん。

ご主人はお店の横で1日1組限定のレストラン「3274」を経営し、常にご夫婦で仲良く店舗に併設した自宅で生活されています。

店主がマフィンに着目した理由は、幼少期に母が頻繁に作ってくれていたマフィンの味が忘れられず、自分でもマフィンを提供したいという想いがあったからだとか。

ちなみに、東谷ご夫婦は以前、鈴鹿市で「喫茶めがね」という超人気カフェを経営されていました。

しかし、ご夫婦でそろって「自然に囲まれた静かな場所で暮らしてみたい」と考えお店を閉業され、この地に移住されたそうです。

ご夫婦の生活は夜中の3時に始まるそうで、マフィンは日が昇る前から丹精を込めて仕込みを行っているとか。お店の公式Instagramで投稿する写真には非常にこだわりを持っており、一枚投稿するのに数百枚撮影する時もあるとか・・・。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は津市美杉町の山奥にあり、車でのアクセスが必須。

近くには「津市下之川住民交流センター」がありますが、特筆すべき目印となる建物はないので注意してください。

お店に続く細い道を突き進んでいくと、右手に「素朴舎・3274」と書かれた専用駐車場があります。

お店まで車で行くことはできないので、必ずここに駐車して3分ほど歩いて店舗に向かいましょう。

店舗は少し丘を上がった先の右手にあり、白い建物なのですぐに分かると思います。

予約は不可で、公式Instagramで発信される営業日をチェックした上で訪問するようにしましょう。

店内の様子は?

店内は土足厳禁で、小さな子椅子が3つとカウンターがあり、反対側にマフィンが陳列しています。

天井にはドライフラワーが飾られており、何ともセンス溢れる空間・・・。

2人ほど入店すると窮屈になってしまう、まさに隠れ家のような空間で白一色のシンプルな色合いが特徴。

まさに”素朴なお店”とはこのこと。

マフィンやチーズケーキの陳列も申し分ないほどお洒落な感じで、写真を撮影しに行くだけでも価値があると思います。

店主は非常に優しい方で、ご丁寧に接客してくださります。

日常のたわいもない話なども是非してみてくださいね。

 

素朴舎のメニューを紹介

  • 歓喜のスパイス&ナッツのブラックカリー(1600円)
  • 芳香な丸ごと焼き体験(1600円)
  • お花をまとった美杉のかき氷
  • 8月限定・至福の白桃(1100円)
  • 純情のレモンブラン(1100円)
  • 初恋の苺みるく(1100円)
  • 全力の苺まみれ(900円)
  • 偏愛のスウィートチェリー(900円)
  • 感涙の梅(900円)
  • 季節の酵素ドリンク(800円)
  • 悩殺の白桃
  • 素直なすもも
  • 理想の蜂蜜レモン
  • 奇跡のフランボワーズとレモン
  • 愉快な蜂蜜パイン
  • 求愛の金柑
  • 哀愁の八朔
  • 渾身の甘夏
  • 絶妙な無花果
  • 至福の苺みるく
  • スイーツ
  • 悶絶のガトーショコラ
  • 小(700円)
  • 大(1600円)
  • 完燃のチーズケーキ
  • 小(700円)
  • 大(1600円)
  • 半焼のチーズケーキ
  • 小(700円)
  • 大(1600円)
  • マフィン
  • 8月限定
  • 本気のマンゴーレアチーズ(800円)
  • 本気のマンゴーカスタード(800円)
  • 苺(850円)
  • オランジェ(800円)
  • 木苺(850円)
  • 林檎(850円)
  • 苺ミルクティー(850円)
  • オレオショコラ(800円)
  • バナナ(850円)
  • 苺大福(800円)
  • 苺ベリー(850円)
  • バナナカスタード(850円)
  • ブルーベリー(850円)
  • レモンピスタチオ(800円)
  • 苺ショコラ(850円)
  • 苺ホワイトチョコ(850円)
  • ジャスミンパイン(800円)
  • ジャスミンアプリコット(800円)
  • ジャスミン白桃(800円)
  • ジャスミンバナナ(800円)
  • 木の実(800円)
  • ブルーベリーチーズ(850円)
  • とにかくチョコ(800円)
  • チョコミント(800円)
  • レモンティーカスタード(800円)
  • 静寂のロショ・オノク・ド・ココ(700円)
  • ドリンク
  • コーヒー(700円)

ランチでは数量限定「ブラックカリー」が必食のメニューとなります。

お店の名物であるマフィンは季節限定のものが人気とのことですが、シーズによって店頭に並ぶものが変化するので、店主にいろいろ尋ねてみるとよいでしょう。

人気のマフィンはすぐに売り切れてしまうので、可能であれば開店時を狙うと品揃えが豊富だと思います。

マフィンをテイクアウトする場合は、ラップに包んだマフィンを500wの電子レンジで30秒ほど温め、さらにトーストで1分ほど温めると焼きたてのような香りと食感になるそうです。

夏場は「かき氷」の販売もあり、初恋や偏愛といった独特のネーミングセンスが光っています。

予算としては、500円~2000円程度でしょう。

マフィンやケーキは、お洒落なドリンクと一緒にその場で食べることも可能!大自然を眺めながら至福の一時を過ごすことができるので、是非その場で食べてみてくださいね。

今回食べたものを紹介!

今回は3274さんにお邪魔し、その帰り道に東谷ご夫婦の御厚意に甘えて、マフィンを8個もいただきました・・・。

奇麗な箱に詰めていただき、自宅で美味しくいただきました。

梱包や説明書といった細部に至る部分まで、非常に心配りが行き届いており感動しました。

マフィン一つ一つが芸術作品の如く美しく、食べるのが勿体ないと思いながらも、あまりの美味しさに数十秒で完食。

それでは、食べた感想を簡単に食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

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本気のマンゴーカスタード(800円)

お店の人気商品である、マンゴーカスタード。

表面にはドライマンゴーが鎮座、内部には濃厚なカスタードクリームがたっぷり入っています。

見た目、香り、風味、味に至るまで申し分ないこだわりぶり。

スイーツとしての完成度は極めて天井に近い逸品。

バナナカスタード(850円)

ディブルフラワー(食用花)を表面に添えたマフィン。

パンジーやビオラ、ジュリアン、ベゴニアといったエディブルフラワーが素朴ながらも存在感を放っており、マフィン彩りを与えてくれています。

生地に練り込まれたバナナと内部にしっかり詰まったカスタード。

甘さは控えめで珈琲とのお供にぴったりのスイーツという感じでした。

表面の焼き目がしっかり入っているのですが、中はしっとりな口当たり・・・。

食用花も臭みなどは全くなく、食べやすかったです。

苺ミルクティー(850円)

まだまだ種類が豊富なマフィンの数々。

次は表面に練り込まれた苺と生地はパサッとした口あたりのミルクティー仕上げ。

ちなみに、各マフィンの断面はこんな感じ。

包丁で切ると美しい断面とご対面。

生地には企業秘密と思われる素材がふんだんに入っており、何とも表現しがたい風味や味が入り乱れながら脳天を貫きます。

苺ホワイトチョコ(850円)

ホワイトチョコと苺のハーモニー。

レンジで数十秒温めて食べると、さらに美味しくなりました。

ブルーベリーチーズ(850円)

ブルベリージャムが表面にあしらわれたマフィンで、チーズとブルーベリーの相性は不動の美味さ。

味の組み合わせが非常に吟味されたものばかりで、どれを手にとっても感動するものばかり・・・。

いろいろ食べてみて、自分好みのマフィンに出会えるとよいですね。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:まじで美味しいマフィンちゃん。

素朴舎様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




素朴舎に行った感想

三重県津市美杉町にある「素朴舎」。

店頭で陳列するスイーツ一つ一つに魂が宿ったような丁寧な仕上がりで、料理のプロとして一線を走るご夫婦の温もりが感じられるようなものばかり。

市街からはアクセスが不便ですが、時間を捻出して実際にお店まで行く価値は十分にあると思います。

皆様も仕事や人間関係で疲れたらふらっと行ってみてはいかがでしょうか?

東谷ご夫婦、撮影のご協力ありがとうございました。

本日も最高のペロペロでした!