【伊勢市】「鉄饌」外宮参道にある鉄板料理の専門店!鳥羽国際ホテル出身のシェフ|メニュー・食べた感想
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県伊勢市にある鉄板料理の専門店「鉄饌(てっせん)」に行ってきました。
外宮参道の一角で営業を続ける鉄板焼の名店で、目の前で繰り広げられるファイヤーショーは見る者の目を釘付けにするとか。
地産地消の素材を使い、プロの手で最大限ポテンシャルを引き出すスタンスのお店で、今回は上質な松阪牛を思う存分堪能してきました。
鉄板焼は、料理人の火入れの技術が直に料理に反映される誤魔化しの効かない調理法なので、職人の織りなす確かな技術を楽しむことができます。
最高の食と技術を五感で楽しむために、実際にお店に潜入してきたので、食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:30~14:00・17:30~21:00 |
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定休日 | 木曜日 |
電話 | 0596-21-3000 |
予算 | 3000円~ |
場所 | 三重県伊勢市本町5-3 |
備考 | 予約可・カード可・電子マネー不可 |
リンク | 鉄饌 公式HP |
目次
伊勢市にある鉄板料理の専門店「鉄饌」とは?
2012年9月15日、三重県伊勢市にオープンした「鉄饌」。
今年で10周年を迎える鉄板料理の専門店で、三重の名産品である松阪牛や伊勢海老、鮑などの贅沢な食を楽しむことができます。
松阪牛は基本的にA4ランク以上のものを厳選して使用。
その他にも地元の老舗精肉店である豚捨から仕入れる伊勢牛、松阪プレミアムポーク、奥伊勢七保鶏など三重ブランドを存分に料理に取り入れているのが最大の特徴。
夜は予算が数万円となる高級ディナーとなりますが、お昼は比較的リーズナブルな価格で楽しめるのでオススメ。
お肉に関しては、「氷感熟成」という特殊な熟成を施したものを採用。
氷感熟成とは、氷点下(マイナス温度帯)で無凍結保存を可能にする氷感技術を用いて鮮度を保ちながら肉を熟成させる独自技法。
伊勢近辺でこの技法を取り入れているお店は数えるほどしかなく、肉の持つ旨み成分を最大限に引き出すことができると言われています。
そして、鉄饌ではこだわり抜いた素材をお客さんの目の前でダイナミックに火入れしてくれます。
目の前に立ち上がる炎の迫力に思わずテンションが上がること間違いなし。
ランチでもディナーでも同様に、職人のファイヤーショーを見ることができるので、事前の予約でカウンター席を取っておくことをオススメします。
鉄饌は地元客だけでなく、伊勢神宮の参拝客の方の利用も多いそうです。伊勢市内で少量でもいいので上質なお肉が食べたくなったら、まずは鉄饌のランチを検討するとよいでしょう。
鳥羽国際ホテルで修業したシェフ
鉄饌の料理長は、鳥羽国際ホテルなどで39年間本格フレンチのシェフとして活躍してきた南伊勢町出身の道清哲司さん。
料理に人生をかけた方で、確かな技術、そして目の前の食材・お客さんと向き合う職人魂を感じる振る舞いに感動しました。
特に料理の経験と苦労が垣間見える職人の手・・・その動きと苦労の皺の多さに惚れました・・・。
前菜料理やアラカルト、ステーキにかけるソースなどを調理し、お客さんの目の前で鉄板料理を披露してくれます。
ちなみに、鉄板は厚さ19mm、温度は250℃まで上がるそうです。
お店へのアクセスと駐車場について
お店は伊勢市駅のJR側出口から徒歩3分の場所にあります。
駅を出て外宮参道を少し進むと右手にあるビルの一角にあるので、すぐに分かると思います。
駐車場は確保されていないので、車で来店する場合は近くのコインパーキングを利用するようにしましょう。
基本的に事前に電話で予約しておくことをオススメします。
店内の様子は?
店内は2人掛けテーブルが5卓、カウンター7席の全席禁煙。
凛とした静かな雰囲気が漂う店内で、店員さんは料理長と女性2名。
カウンター席からは大迫力の鉄板ショーを終始眺めることができます。
料理長にいろいろ話を伺うと、気さくに答えてくれるので是非話しかけてみてください。
注文後に丁寧に調理してくれるので、滞在時間は1時間~1時間30分程度でしょう。
鉄饌のメニューを紹介
- コース
- 鉄饌スペシャルコース(20000円)
- お子様コース(4000円)
- 松阪牛サーロインステーキコース(11500円)
- 松阪牛フィレステーコース(14500円)
- 伊勢海老と松阪牛コース(12000円)
- お肉を松阪牛サーロインステーキに変更(15500円)
- お肉を松阪牛フィレに変更(18500円)
- フランス産フォアグラ(1000円)
- お得なランチセット
- 松阪牛ランプステーキ
- 100g(3500円)
- 150g(5000円)
- 松阪牛サーロインステーキ
- 100g(7700円)
- 150g(11500円)
- 松阪牛フィレステーキ
- 100g(9000円)
- 150g(13500円)
- 国産サーロインステーキ(2800円)
- 伊勢海老の鉄板焼(6500円)
- デザートセット(800円)
- 伊勢海老とシーフードコース(7500円)
- 松阪牛ランプステーキセット(8000円)
お昼はお手頃な価格でランチセット、夜は贅沢なコース料理というメニューラインナップ。
上記メニュー以外にも「みえジビエ登録制度」の登録店ということもあり、ジビエ料理の提供もあるそうです。
ランチセットには季節野菜のスープ、地元野菜の鉄板焼、ライスがセットになっており、100g程度でかなりお腹一杯になります。
お店の公式Instagramで特別メニューも発表される時も要チェック。
昼は3000円~5000円、夜は10000円~20000円程度の予算でしょう。
食後はデザートセットで一服する人も多いそうです。夜は電車で来店して思う存分お酒で優勝しましょう・・・!
- 外宮参道にある鉄板料理店
- 上質な松阪牛を堪能せよ
- 職人が織りなす技術を体感せよ
今回食べたものを紹介!
今回は久しぶりに休日を利用して、姉とランチに行ってきました。
ファイヤーショーと聞くと、やはり都心部での高級店を想像しますが、鉄饌のランチは一人4000円程度の予算なので比較お手頃に上質なお肉を堪能することができます。
少量ながらも非常に上質なお肉で、私の肉欲を強烈に満たしてくれました。
実際に食べた感想を簡単に食レポをさせていただきます。
早速、ペロペロしていきましょう!
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フォローカボチャの冷製スープ
まずは、箸始めに季節の野菜のスープ。
夏場は南瓜の冷製スープということで、非常に低温の状態で提供されます。
上部にはコンソメのジュレがのっており、非常に香りが立つ逸品。
冷製ということもあり、適度な清涼感とスッと鼻奥にかけるカボチャの甘み。
ファイヤーショーが始まる前にゆっくりと堪能できました。
国産牛サーロインステーキ(2800円)
国産牛のサーロインステーキ。
しっかりと下拵えがされた国産牛を目の前でゆっくり火入れしてくれます。
今回はミディアムでお願いしましたが、適度な脂感が残る口当たりで、サーロインならではの肉汁がびっしり。
付け合わせのタレは岩塩とバルコサミ、ワサビ塩、赤味噌の4種類で、それぞれ存在感のあるタレという印象でしたが、個人的には岩塩が一強でした。
お肉は表面は赤ワインで香り付け。
一気に炎で表面を加熱することで、しっかりと焼き目を付けていますが、中はしっかりレア。
シンプルな素材ですが、しっかりと肉本来の旨味が引き出された逸品で、少量ながらも記憶に残る味わいでした。
野菜も一つ一つ丁寧に焼いてくれ、それぞれの甘味を最大限引き出したもの。
お肉のソースと一緒にゆっくりと味わいながらいただきました。
松阪牛ランプステーキ(3500円)
せっかくなので松阪牛のランプステーキ。
ソースは同様に4種類で、サーロインよりも脂身が少なく赤身を堪能できる部位。
肉には適度な締まりがあり、官能的な柔らかさ。
流石は松阪牛というだけあって、肉の風味や旨味がしっかり感じられるのですが、全く赤身の癖が感じられない肉質。
サーロインよりもかなりヘルシーな印象なので、ペロリと完食することができました。
赤ワインが欲しくなりますね・・・。
野菜の火入れも丁寧で、まさに職人技。
突き詰めるとシンプルな域に到達しますが、仕込みや火入れの技術に関しては我々が想像している数十倍の努力と手間がかかっているのでしょう。
やはり、美味しいお肉を食べるといろいろ考えさせられますね。
- 満足度:☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:上質なお肉を鉄板焼で。
鉄饌様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
鉄饌に行った感想
三重県伊勢市にある鉄板焼専門店「鉄饌」。
オープンした当初からいつかは行ってみたいと思っていたのですが、なかなかお邪魔する機会がなく10年。
心も体も、そして環境も社会に入り浸るようになり、心置きなくお肉を楽しむことができました。
上質なお肉を少量ながらも堪能することができ、大満足の休日となりました。
皆様も伊勢観光の際は是非お立ち寄りください。
本日も最高のペロペロでした!