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【伊勢市】「うな銀次郎」完全予約制のうなぎ弁当!常識を覆す味と感動の逸品|テイクアウト限定販売

公開日:2024年08月16日

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県伊勢市小俣町にある「銀次郎」が”うなぎ弁当”の販売を開始したということで、早速お邪魔してきました。

銀次郎は、津市にあったミュゼ・ボンヴィヴァンの出口シェフが2023年にオープンしたお店で、通常時はフレンチをベースにしたジビエや創作料理が楽しめます。

日本人にとっては土用の丑の日の定番となる鰻料理ですが、出口シェフが考える鰻料理、名付けて「うな銀次郎」

和食の職人が考案するものではなく、銀次郎だから出せる味。

完全予約制、テイクアウト限定販売と食通の心をくすぐる型破りな一品を堪能してきたので、食べた感想や特徴について紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:30~13:30・18:00~19:30
定休日 月曜日
電話 0596‐63-6766
予算 4000円~
場所 三重県伊勢市小俣町明野1077
備考 完全予約制
リンク 公式HP




完全予約制のうなぎ弁当!常識を覆す味と感動の逸品「うな銀次郎」とは?

2023年9月1日、三重県伊勢市小俣町にオープンした「銀次郎(GINJIRO)」

明野駅から徒歩1分の場所で営業しており、フレンチの技法をもとに作られる創作料理が楽しめるお店なのですが、直近から「うなぎ弁当」の販売を開始。

伊勢市内には数多くの鰻屋がありますが、銀次郎の鰻は常識を覆すこだわりと手間暇がかかっています。

使用する鰻は愛知県三河産のもので、仕入れた個体は店舗裏手にある生簀で飼育。

一般的な飲食店であれば泥を吐かせたり、脂を落ち着かせるという意味で一時的に生簀で泳がせることは多いのですが、銀次郎では出口シェフ自らが鰻に餌を与えながら飼育されているそうです。

また、餌に小エビや鹿肉の一部を混ぜたりと、ご自身で研究をしながら最高の状態でお客様に提供できるように努めているとか。

飼育した鰻はお客様がお店にやってくる時間帯に合わせて捌き、軽く塩コショウをあて余分な水分を抜き、表面に薄く発酵バターを塗ります。

その後、皮目は白焼き、肉厚な身は自家製のタレをたっぷり塗って3度焼き。

一度で3本程度しか焼けない手間暇がかかった鰻は「うな銀次郎」と記載された高級感のある容器に、明和町の御糸米と一緒に盛り付けされ3,900円(税込)という値段でテイクアウト限定の販売。

毎月2回程度の販売で、クオリティを担保するために1回の販売個数は30食程度となっています。

完全予約制なので、InstagramのDM、または電話で個数と受取時間を伝えれば、後はテイクアウトしてご家庭で贅沢な一時を。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は三重県伊勢市小俣町明野にあり、最寄り駅である「明野駅」から徒歩1分程度で到着します。

道路沿いにあるのですが、その外見は飲食店と判断しにくいため、緑色の特徴ある建物と覚えておくとよいでしょう。

駐車場はお店の前に約3台分ほど確保されています。

うなぎ弁当の販売はランチ営業とディナー営業の合間で行っていることが多く、販売日についてはお店の公式Instagramは要チェック。

店内の様子は?

店内は出口シェフの世界観が溢れる空間となっており、テイクアウトだけでなく、一度はお店で食事を楽しみたくなる内装。

細部にこだわりが見られ、ひとつひとつに物語りがあってお話を聞いているだけでも本当に面白いです。

詳細は下記記事をご参照ください。

 

うな丼を食べた感想を紹介!

ミュゼ・ボンヴィヴァンの時代から、いい意味であそこの鰻はヤバいレベルと聞いていました。

しかし、一度も食べることはできず数年…。

銀次郎でも提供を開始したということで、心を躍らせながらその味を堪能しにお邪魔してきました。

早速、ペロペロしていきましょう!

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こちらが紛れもなく、本物の「うな銀次郎」。

写真でも伝わるシズル感とふっくらとした身。

最高の状態で食べてもらうために賞味期限は2時間を目途としており、ご家庭でこれでもかという贅沢をすることができます。

ということで実食。

味の安定化を図るために、店頭では3種類の産地をミックスしているが、テイクアウトについては三河産の一本勝負。

一口食べると衝撃的な味、というかこれまで食べてきた鰻の味を疑いたくなるレベル。

鰻の身は肉厚だが均一な厚さで、外は適度なパリッと感、中はふっくらプリっと。

このバランスは串打ちなしで、丁寧に手間暇をかけて焼き上げた証。

皮目からは全体を包み込むようなバターの香り、身からはフレンチの製法で作られたタレの甘みとコク。

鰻にバター?と懐疑的になる方も多いとは思いますが、これがまさに出口シェフの味の表現。

長年のフレンチをベースにした経験、知識から培った味の想像力が如実に料理に反映されているという感じで、ただ和のエッセンスをそのまま取り入れた鰻ではなく、進化した鰻料理。

肉厚な身や地元御糸米にたっぷりかかったタレは、程よい甘み、フルーツ系の酸味も感じられ、まさに鰻料理を次なる次元へと昇華しているよう。

最後まで味がマンネリ化することなく、常に口の中に悦びを提供し続けてくれながら完食。

付け合わせの奈良漬は、寛政元年創業の「京都 田中長奈良漬店」の高級品を使用。

ただ鰻料理を作り、提供するのではなく、食材の構成からご自身で考えられ、直球勝負の面白さと冒険心を感じる逸品。

まさに常識にとらわれない自由度の高い鰻料理とのはこのことを指し、出口シェフの表現箱の一角、「本気の遊び」を感じ取りました。

いろいろな鰻料理を食べてきましたが、衝撃の美味さランキングは堂々の1位です。

出口シェフ、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




「うな銀次郎」に行った感想

今回は明野駅近くにある「銀次郎」に再度、お邪魔してきました。

日本人なら誰しもが口にしたことがある鰻料理ですが、ここの鰻は誰も口にしたことがない味と感動だと思います。

出口シェフの頭の中がより一層気になる食事となりました。

近隣の方は土用の丑の日だけでなく、月に1回程度、銀次郎の鰻で贅沢をしてみてはいかがでしょうか?

本日も最高のペロペロでした!