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【松阪市】「炭焼きうなぎ わかや本舗」ミシュランを獲得した鰻屋!国産にこだわる絶品のうな丼|食べた感想・メニュー

公開日:2022年07月25日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県松阪市にある超人気の鰻屋さん「炭焼きうなぎ わかや本舗」に行ってきました。

先日は、土用の丑の日ということで皆様も鰻を食べて精を出したのではないでしょうか?

これまで県内の様々な鰻屋さんに行ってきたケンチェ飯、今回のお店は県内でも数少ない鰻1本でミシュランピブグルマンを獲得した名店。

実は前にも一度お邪魔したのですが、品切れのため食べることができなかったので今回は念願の実食。

食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業(平日) 10:30〜14:00
営業(休日) 10:30〜16:00
定休日 木曜日
電話 0598-22-1131
予算 3000円~
場所 三重県松阪市西之庄町片間243-35
備考 カード可・電子マネー不可




松阪市にある鰻屋さん「炭焼きうなぎ わかや本舗」とは?

三重県松阪市にある鰻屋さん「炭焼きうなぎ わかや本舗」

休日になると必ず満席になる松阪市では指折りの人気店で、食べログの評価は3.55とこの辺りでは最高峰クラスのお店です。

お値段はやや高めの鰻ですが、その質と焼きのクオリティは想像を絶するもので、口コミでも絶賛する声が多い実力店ということもあり、県外からわざわざ足を運ぶ人も多数。

使用している鰻は、300g以上の大きいサイズの国産鰻が基本で、この辺りの地域では最大級の個体だとか。

仕入れ先は三河や九州など様々で、店主自らが厳選。

お店にやってきた鰻は井戸水で一週間泳がせ、疲れと臭みを飛ばして身を落ち着かせるこだわりもあります。

また、火入れに関しては注文後に串入れを行い、一つずつ炭火で丁寧に地焼きを行うそうで、かなり手間がかかるのでメニュー数を限りなく少なくしているそうです。

松阪市で鰻をと言うと、必ず3本の指に入る人気店。三重県中部は全国的にも鰻の激戦区であり、その中で生き抜いているということは全国屈指の実力であることは間違いないでしょう。

ミシュランビブグルマン獲得店

わかや本舗では、その惜しみない自助努力と顧客満足度が評価され、ミシュラン東海2019年度版でビブグルマンを獲得。

ミシュランビブグルマンとは、5000円以下で値段以上の満足感が得られる料理という題目で評価され、フレンチやイタリアンでは認定を受けているお店が結構あるのですが、鰻屋では少ない印象です。

三重県では四日市の「炭焼 うなぎ 喜多川」、津市の「うなふじ」、志摩市の「東山物産」などがピブグルマンを獲得しています。

いずれの店舗も三重県内では群を抜いて人気のお店なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか・・・?

土用の丑の日とは?

日本人が挙って鰻を食べる土用の丑の日。その由来は江戸時代にまで遡り、当時、鰻屋さんの売上が不調であったことがを相談された平賀源内は、「本日、丑の日という張り紙を店に貼る」ことを発案。「丑の日は、″う″から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という考え方を世間一般に伝播したことが始まりとされています。

ちなみに、三重県内で直近数年間の”鰻屋ランキング”では、志摩市の「東山物産」が不動の地位を築いてしましたが、2022年度は同市内にある「中六」が1位の座に君臨しました!

店へのアクセスと駐車場について

お店は松阪市役所近くの阪内川沿いにあります。

松阪駅からは800mほどで、徒歩で10~15分ほどで到着すると思います。

駐車場はお店横に十分確保されていますが、休日になると満車になっていることもあります。

基本的に休日は13時頃には売り切れになっていることが多いので、事前に予約しておくことを推奨します。

店内の様子は?

店内は1階と2階があり、テーブル席とお座敷の計50席。

店員さんは気さくな女性店員さんが3名、厨房には焼きに集中する店主の姿。

入店すると右手に大量の色紙があり、壁にメニューが貼ってあります。

各座席は非常にシンプルで、店内も着飾ることなく素朴な感じ。

頻繁に鳴り響く電話の音を聞きながら、本物の名店の雰囲気を感じることができました。

 

炭焼きうなぎ わかや本舗のメニューを紹介

  • ひつまぶし(5650円)
  • わかや名物 1匹以上重(4950円)
  • うな重(4250円)
  • 大丼(4250円)
  • 中丼(3950円)
  • 小丼(3650円)
  • 大ひと切丼(2950円)

メニューはお店入り具の壁一面に貼られており、入店時に注文を行うので事前に決めておきましょう。

事前に電話で予約を行う際は、時短のため電話で注文するメニューを聞かれることもあります。

小丼で3650円と値段はやや高めとなっており、大衆には特別感のあるプライス。

鰻の値上がりに歯止めが効かない状況がここ数年続いているので悪しく思うべからず。

男性なら中丼~大丼、女性なら大ひと切丼~中丼が適量でしょう。

食事は3000円~5000円程度の予算でしょう。

男性はご飯の大盛りが必須だと思います。津市の新玉亭のような爆弾盛というわけでなないので、お腹を満たすなら白米の増量が必須ですね。

今回食べたものを紹介!

今回は大切な友人に私の誕生日を祝ってもらうということで、恒例の鰻会でお店にお邪魔してきました。

土用の丑の日を過ぎた直後だったので、人足は少し落ち着いた感じがありましたが、なかなかの人気ぶり。

ミシュランピブグルマンを前面に押し出している印象で、厨房からも「これ以上、人が来たら困る」との自信溢れる声。

それでは、簡単に食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

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うな重(4250円)

非常に肉厚で大ぶりな鰻が3切れ鎮座したうな重。

蓋を開けると広がる炭の香りが嗅覚を、照り輝くタレの光沢が視覚を強烈に刺激。

これは、眩しい・・・。

ご飯は大盛りで茶碗2杯分以上は入っており、大食いの私にとっては丁度よい分量でした。

さて、実食。

表面は驚くくらいパリッと焼かれ、中はふっくら溶ける感じ。

絶妙な脂の按配で、鰻本来の良さがしっかり感じ取れるもので、淡白な白身と脂の調和がしっかり。

というのも、普通の鰻よりも大きくて、年齢が若く身が柔らかい最高級の新仔鰻を使用していることが色濃く出ているのでしょう。

炭で地焼きということもあり、口に入れるとふわっと炭の香ばしい風味も感じ取れ、しっとり食感とは対極に位置する関西風の焼き目。

タレはかなり甘めのもので、硬めに炊き上げられたご飯によく馴染みます。

結構甘めの味醂が入っているのかな。

いずれにせよ、適度なトロみと余韻が残る風味を持て余したタレで、文句なしで私好みのもの。

この辺りの鰻屋さんの中では群を抜いて甘いタレだと思います。

味変をしたい方は、卓上にある山椒を使うとよいでしょう。

肝吸も上等なもので、しっかり手作り。

ミシュランビブグルマンと印字された湯呑と重箱が、当時ピブグルマンを獲得した店主がよほど嬉しかったのだろうと推察できました。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:流石はピブグルマン。

炭焼きうなぎ わかや本舗様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




炭焼きうなぎ わかや本舗に行った感想

三重県松阪市にある鰻屋さん「炭焼きうなぎ わかや本舗」。

ピブグルマンを獲得した名店で、お値段はやや張りますが、その質は間違いないものでした。

職人の仕事が光る準備、捌き、焼きもしっかり感じ取れたのですが、何よりもこのお店は使用する鰻の個体がかなり上等物である気がしました。

脂を乗せすぎず、鰻本来の旨味をしっかりもった味で大満足のクオリティでした。

また、土用の丑の日にはお邪魔します。

本日も最高のペロペロでした!