こんにちは、ケンチェラーラです。
伊勢神宮外宮の参道から一本奥まった路地に、静かに佇む「喫茶と雑貨 Dali」。
伊勢というと和の趣が主役になりがちですが、ここではモロッコやフランスの旧市街を思わせる異国情緒と、シュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリへの深い敬愛が息づいています。
松阪牛を使った本格スパイスカレーから、絵画のように美しいパフェやアラモードまで、味覚と視覚の両方を満たしてくれるのがこの店の魅力です。
この記事では、その成り立ちから気になるアクセス、実際に食べてみたリアルな感想までたっぷりとご紹介します。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 月・火・水・木・金・土・祝日 11:00〜17:30(L.O. 17:00) ※土曜日の夜営業は現在休止中です |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日・第3月曜日 |
| 電話 | ー(非公開のため掲載できません) |
| 予算 | 1,000円〜2,000円程度 |
| 場所 | 三重県伊勢市本町6-13 つやだビル1F(伊勢市駅より徒歩5分、伊勢神宮外宮より徒歩3分) |
| 備考 | 現金決済のみ(クレジットカード・電子マネー・QRコード決済不可)、 専用駐車場2台あり、全席禁煙、予約は公式Instagram(@dali_ise)のDMのみ対応 |
| リンク | 公式Instagram |
外宮参道からあえて奥まる、知る人ぞ知るサードプレイス

外宮参道の喧騒から一歩離れたこの通りには、観光客の姿もまばらです。
しかしその奥に構える店には、世界を旅してきたオーナーの美意識が凝縮されており、伊勢では他に類を見ない空間体験が広がっています。
ここからは、その成り立ちと店名に込められた思い、そして料理へのこだわりを詳しくご紹介していきます。
旅先の記憶をそのまま持ち帰ったような空間に、思わず時間を忘れてしまいます。
一度足を踏み入れれば、伊勢にいることを忘れてしまうかもしれません。
2018年創業、店名に込めたダリへの深い敬愛と憧れ

店の歴史は2018年10月、店主の西口氏が伊勢市吹上のレトロビルで開業したことに始まります。
店名の「Dali」は、世界各国を旅することをライフワークとする西口氏が、スペイン滞在中に深く感銘を受けたシュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリに由来しています。

実際に店先の看板には、山高帽とちょび髭がトレードマークのダリ本人を思わせるイラストが描かれ、その世界観を訪れる前から予感させてくれます。
その後、客席数とギャラリー空間を広げるため、現在の本町6丁目・つやだビル1階へと拠点を移転しました。
移転を経てもなお、旅先で出会った空気感を伊勢に持ち帰りたいという創業当初の思いは変わらず息づいています。
喫茶と雑貨店を兼ねる、世界にひとつだけの空間設計

この店の大きな特徴は、純粋な飲食空間でありながら、オーナー自ら世界各地で買い付けたアンティーク雑貨や古道具のセレクトショップを兼ねている点にあります。
店内の一角に設けられたガラスケースには、ヴィンテージのブローチやアクセサリー、古い書物などが値札とともにディスプレイされ、実際に購入することも可能です。
内装は空き店舗の躯体を活かしながら西口氏自身が設計・改装を手がけたもので、天井から下がる無数のドライフラワーと、金の装飾を纏ったシャンデリアが、ヨーロッパの画家のアトリエのような雰囲気を作り出しています。
壁に並ぶ古い肖像画の額縁も一枚一枚表情が異なり、目線を上げるたびに新しい発見があります。
地元住民と旅行者が自然に交差し、感性を共有できる場でありたいという西口氏の思想が、この空間の隅々にまで行き渡っています。
松阪牛と多国籍スパイスが織りなす創作カレーの実力

ランチタイムの主役となるのは、スパイスの芳醇な刺激と複雑なコクを併せ持ちながらも、幅広い層に親しまれるまろやかさを備えたカレーです。
三重県の代表的な地域資源である松阪牛を使ったメニューも揃っており、すじ肉をとろとろになるまで煮込んだ一皿や、挽肉の旨味を凝縮したキーマ仕立ての一皿には、削りたてのチーズや温泉卵が添えられ、濃厚なコクを堪能できます。
そのほかにも、エビの旨味を生かしたビスク風や、ココナッツの香り漂うチキンカレーなど、世界の料理文化を再解釈した創作ルーが定期的に登場します。
2種類の異なるルーを一皿に盛り付ける、いわゆるあいがけのスタイルも人気で、色彩のコントラストと味の変化を同時に楽しめるのが魅力です。
実際に供された一皿では、まろやかなグリーンカレーと、スパイスの効いたキーマ系カレーが白いライスを挟んで対照的に盛り付けられており、見た目にも味にも二度おいしい満足感がありました。
グリーンカレーのまろやかさとキーマ系の力強いスパイス感、対照的な二皿が一度に楽しめる贅沢さは格別です。
白いライスを挟んで盛り付けられた見た目の美しさも、思わず写真に収めたくなります。
松阪牛あいがけカレーから見た目も華やかなパフェまで一挙紹介
- フードメニュー
- ドリンクメニュー
- デザートメニュー
メニューの中心となるのは、やはりカレーです。
松阪牛すじカレーや松阪牛キーマカレーといった贅沢な一皿に加え、季節替わりのグリーンカレーやタンドリー風ポークキーマカレーなど、2種類のルーを一皿で楽しめるあいがけカレーも用意されています。
デザートは、プリンやアイスクリームを盛り合わせた「プリンアラモード」「アラモード・ショコラ」や、複数のスイーツを一皿で楽しめる「ショコラ・マウンテン」「プリンのカーニバル」といったパフェ・アラモードメニューが人気で、桃を使った季節限定メニューが登場するのも楽しみのひとつです。
ドリンクでは、エディブルフラワーを氷に閉じ込めたフラワーソーダや、複数のシロップでグラデーションを描くきまぐれクリームソーダなど、見た目にも華やかな一杯が揃っています。
フードもドリンクも常時注文が可能で、平日11時から14時の間はコーヒーまたは紅茶とのセットがお得になるのも覚えておきたいポイントです。
モロッコとフランスが交差する、異国情緒あふれる店内
店内に一歩足を踏み入れると、天井近くまで下がる大量のドライフラワーと、金色に輝くアンティークシャンデリアがまず目に飛び込んできます。
厨房と客席を仕切る壁面にはアーチ状の木製小窓が穿たれ、ヨーロッパの劇場エントランスのような趣を醸し出すカウンター席が配置されています。
壁一面には古い肖像画やイラストが額装されて並び、どこか異国の邸宅を訪れたような感覚に包まれます。
座席は全席禁煙で、カウンター席のほかに落ち着いて過ごせるテーブル席も用意されており、ひとり旅から少人数でのカフェタイムまで幅広く利用できます。
- 厨房と客席を仕切るアーチ状の木窓が、ヨーロッパの劇場を思わせる特別な雰囲気を演出しています。
- 店内でディスプレイされているアンティーク雑貨は購入も可能で、旅の記念品探しにもぴったりです。
伊勢市駅から徒歩3〜5分、駐車場と現金決済の利用術

最寄りはJR参宮線・近鉄山田線が乗り入れる伊勢市駅で、南口から徒歩3〜5分というアクセスのしやすさが魅力です。
近鉄の宇治山田駅からも徒歩6〜10分ほどで到着でき、外宮参道の裏手通りに位置しているため、参拝の合間に立ち寄りやすい立地といえます。
専用駐車場も普通車2台分用意されていますが、満車の場合は伊勢市駅周辺のコインパーキングを利用するのがおすすめです。
なお会計は現金のみの対応となっており、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は利用できないため、訪問前に手持ちの現金を確認しておくと安心です。
予約は電話番号を公開しておらず、公式Instagram(@dali_ise)のダイレクトメッセージでの受付となっている点も事前に把握しておきたいポイントです。
噂の松阪牛あいがけカレーを実際に食べてみた正直レポ

この日は、伊勢市に住む知人と待ち合わせてのお邪魔となりました。
お昼どきに扉を開けると、店内はカウンターもテーブルもすでに満席。名前を告げると「空きましたらご連絡しますね」とのことでしたので、そのまま外宮参道のあたりをぶらぶらと30分ほど散歩することにしました。裏通りの静けさと参道の賑わいを行き来しているうちに、本当にお店から電話がかかってきて、そのまま案内していただきました。待たされたというより、この時間まで含めて訪問の一部だったような気分です。
一緒に行った知人いわく、地元の人ならまず知っているお店とのこと。派手に宣伝をしているわけでもないのに、いつも人が絶えない。この独特の雰囲気には、やはり人を惹きつける何かがあるのだと思います。
席に着いて注文したのは、もちろんカレーです。この日は季節のカレーということで、王道のグリーンカレーと、真っ赤なキーマカレーの2種盛り。白いライスを真ん中に挟んで、緑と赤が左右対称に盛り付けられた見た目だけで、もう気持ちが上がってしまいます。
まず驚いたのは、2つともバターのコクがしっかりと効いていたこと。

スパイスの刺激で押し切るのではなく、その手前に乳脂肪のまろやかさがあるので、後から香辛料の香りが層になって立ち上がってくるのです。

グリーンカレーはココナッツの甘い香りとハーブの爽やかさ、赤いキーマのほうは挽肉の旨みとスパイスの力強さ。交互に口へ運ぶたびに味の輪郭が入れ替わり、最後のひと口まで飽きることがありませんでした。
食べながらふと顔を上げると、天井から下がるドライフラワー、金色のシャンデリア、壁一面の古い肖像画。伊勢にいることを忘れてしまうような光景です。カレーの香りと、この空間と、知人との会話。雰囲気が最高、という一言に尽きる時間でした。

デザートに選んだのはショコラテリーヌ。ずしりと濃厚で、カカオの苦みが舌の上に長く残る本格的な一皿です。添えられた食器もまたセンスがよく、料理だけでなく器や盛り付けまで含めて一つの作品として仕上げているお店なのだと感じました。

プリンについては、濃厚なカスタードとツルっとした口当たりが最高でした。
伊勢の裏通りで、こんな時間を過ごせるとは思っていませんでした。またお邪魔したいと思います。
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お店の印象
Dali様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 月・火・水・木・金・土・祝日 11:00〜17:30(L.O. 17:00) ※土曜日の夜営業は現在休止中です |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日・第3月曜日 |
| 電話 | ー(非公開のため掲載できません) |
| 予算 | 1,000円〜2,000円程度 |
| 場所 | 三重県伊勢市本町6-13 つやだビル1F(伊勢市駅より徒歩5分、伊勢神宮外宮より徒歩3分) |
| 備考 | 現金決済のみ(クレジットカード・電子マネー・QRコード決済不可)、 専用駐車場2台あり、全席禁煙、予約は公式Instagram(@dali_ise)のDMのみ対応 |
| リンク | 公式Instagram |
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本音のコメント
外宮参道から一本奥に入っただけで、こんなにも世界が変わるのかと驚かされました。ドライフラワーとシャンデリアに包まれながらいただく季節のあいがけカレーは、バターのコクとスパイスの香りが幾重にも重なる一皿。地元の方が通い続ける理由が、席に腰を下ろした瞬間に腑に落ちました。伊勢観光の合間にぜひ立ち寄ってみてください。