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久居の古民家カフェ「日々詩喫茶室」が教えてくれること。自家焙煎珈琲と居場所の話

津市 カフェ 昼:¥1,000~¥1,999 火曜日〜土曜日 10:00〜17:00 定休日日曜日・月曜日(※変更の場合あり、事前確認推奨)
誰もが落ち着くカフェ

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県津市久居に、「ただそこにいるだけでいい」と思える場所があります。

古民家を再生したコミュニティ拠点「日々詩喫茶室」は、自家焙煎珈琲や本を通じて、さまざまな背景を持つ人々が緩やかに出会う「共有地」として、地域に静かに根を張ってきました。

おしゃれなカフェにありがちな「圧」がなく、店員が本を読んでいたり、来た人がそれぞれの時間を過ごしていたり

——この心地よさは、代表・大東悠二の10年にわたる福祉経験と、一つの深い哲学から生まれています。

この記事では、単なるカフェをはるかに超えたこの場所が、なぜ多くの人に必要とされているのか、その思想と実践の全体像をお伝えします。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 火曜日〜土曜日 10:00〜17:00
定休日 日曜日・月曜日(※変更の場合あり、事前確認推奨)
電話 059-202-8188
予算 昼:¥1,000~¥1,999
場所 三重県津市久居本町1346-7
備考 駐車場15台完備・全席禁煙・カード不可・電子マネー不可・QRコード決済不可
リンク 公式HP




「人を変えない」という哲学——日々詩喫茶室誕生の背景

手書きで書かれた看板

三重県津市久居の古民家カフェ「日々詩喫茶室」は、代表・大東悠二の10年にわたる福祉経験と、深い当事者性から生まれた居場所です。

就労継続支援B型事業所としての福祉的な役割を担いながら、本や珈琲という文化を軸に、生きづらさを抱えた人から地域住民まで、あらゆる人が自然に居合わせることのできる場として設計されています。

その空間に流れる独特の空気は、偶然ではなく、創業者の苛烈な経験から紡ぎ出された「人を変えない」という一貫した哲学によって支えられています。

「何かしなければ」というプレッシャーが一切ない空間は、久居でここだけだと思います。
珈琲を飲みながら本を読むだけで、不思議と心がほぐれていくんです。

挫折と当事者経験が生んだ、居場所の原点

全ての人の居場所を目指すお店

1986年に三重県伊勢市で生まれた大東悠二は、幼少期に手洗いが1時間以上止まらなくなる強迫神経症を患いながら成長しました。

高校卒業後は障害者入所施設に4年、高齢者通所施設に1年、地域自立支援に5年と、計10年にわたって福祉の現場に立ち続けました。

その中で彼がぶつかったのは「当事者を社会の普通に適応させようとすることが、結果として当事者も支援者も深く傷つける」という構造的な限界です。

大東自身も社会への過度な適応を試みた末に事故を起こし、解雇という痛烈な挫折を経験しています。

支援する立場でありながら、自分こそが最初の「目の前の一人」だった——この気づきが、日々詩喫茶室という場所の出発点となりました。

桜梅桃李と「二つの石」に込めた思想

店内に飾られてレコードや珈琲豆

日々詩喫茶室の名前の由来は「日々の詩」——生きていることそれ自体が詩を紡ぐ行為であるという思想から生まれています。

店内に一歩入ると、その言葉通り、時間の流れがゆるやかになるような感覚を覚えます。

壁一面に並ぶ本、漂う珈琲の香り、静かに流れるBGM——ここでは「何もしない時間」そのものが、一篇の詩になります。

運営法人の名「おうばいとうり(桜梅桃李)」には、桜は桜として、梅は梅として、それぞれが自らの個性を開花させる姿に、訪れる人一人ひとりがそのままの姿でいられるようにという願いが込められています。

誰かに合わせなくていい、無理に話さなくていい——そんな空気が店内全体に自然と満ちていて、それがリピーターを惹きつける最大の理由になっています。

久居に広がる、4つの拠点と多層的な支援

香り高い自家焙煎珈琲

日々詩喫茶室は、2023年4月に久居本町の歴史ある古民家を再生してオープンしたカフェです。

高い天井と広々とした空間に、壁一面の本棚と自家焙煎珈琲の香りが漂う店内は、「おしゃれなのに圧迫感がない」と口コミでも多く語られる居心地のよさが自慢です。

ランチタイム(11:00〜14:00)には三重県産コシヒカリを使った「二十四節気替わりプレート」(1,200円)が楽しめ、季節ごとに内容が変わるため何度訪れても新鮮な驚きがあります。

午後にはプリン・シフォンケーキ・季節のパフェなど丁寧に手作りされた自家製スイーツが揃い、スペシャルティ珈琲との相性も抜群です。

就労継続支援B型事業所が手がけるコーヒーハウスひびうたの自家焙煎珈琲は、産地ごとに厳選された豆を使い、豆本来の個性を最大限に引き出した一杯を楽しめます。

自家焙煎珈琲は、豆の産地ごとに異なる風味が丁寧に引き出されていて、一口飲むと口いっぱいに香りが広がります。
ホットもアイスも楽しめるので、季節や気分に合わせて選んでみてください。




こだわりの自家焙煎珈琲とメニューたち

コーヒーハウスひびうたで製造される珈琲は、生豆のハンドピック(選別)から焙煎、計量、個別包装にいたるまで、すべての工程をメンバーが丁寧に担っています。

「福祉事業所の珈琲だから」という先入観を軽く超えてくる品質の高さは、一度飲んだ人が「また買いたい」と感じる本物の味わいです。

テイクアウトコーヒーは400〜500円、個包装のドリップバッグは1袋150円〜、手煎りの珈琲豆・粉は700円で購入でき、ギフトや自分へのご褒美としても喜ばれています。

珈琲を用いた工作や焙煎体験ができるワークショップは1,000円〜で、グループでの参加にも対応しています。

「珈琲を買う」という小さな行為を通じて、日々詩喫茶室というコミュニティにそっと触れてみる——そんな最初の一歩としても、このメニューたちは機能しています。

古民家が生む、圧迫感のない空間

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久居本町の通りに面した日々詩喫茶室の外観は、歴史的な古民家の佇まいをそのまま活かした、落ち着いた印象の建物です。

扉を開けると木のぬくもりと、本棚に並ぶ無数の本が出迎えてくれます。

店員が仕事の合間に読書をしていたり、来た人がそれぞれの時間を静かに過ごしていたりする光景は、ここではごく日常のことです。

話しかけなくてもいい、目を合わせなくてもいい——本を読むという行為が、他者との安心できる距離感を自然に保証してくれます。

生きづらさを抱えた人も、子育てに疲れた親も、ただコーヒーを飲みに来た近所の人も、この場所ではあらゆる来歴を持つ人々が「同じ空間に居合わせる」ということが、ごく自然に起きています。




地域に広がる、多層的な居場所と支援

おしゃれなお店の外観

日々詩喫茶室の住所は三重県津市久居本町1346-7で、近鉄名古屋線・久居駅から徒歩約8分(535m)の距離にあります。

車でお越しの場合も敷地内に15台分の駐車場が完備されているため、津市内や周辺市町からも立ち寄りやすい環境です。

営業時間は火曜日から土曜日の10時〜17時で、日曜日・月曜日が定休日となっています。

月によって営業日が異なる場合があるため、初めて訪問される際は公式サイトで営業カレンダーを確認してからお出かけください。

お問い合わせは059-202-8188まで、どの拠点に行けばよいか迷った際もお気軽にご連絡ください。

日々詩喫茶室様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




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