こんにちは、ケンチェラーラです。
三重県多気郡多気町の商業リゾート「VISON」。
その一角、和ヴィソンエリアに佇む「伊勢翁」は、そば打ちの神様と呼ばれる高橋邦弘氏の系譜を継ぐ、東海4県で初めて実現した暖簾分け店です。
全国各地から仕入れた玄そばを店内で挽く完全自家製粉にこだわり、香り豊かな手打ちそばを提供しています。
この記事では、店主・伊藤愛三郎氏の歩みから看板メニューの実力、気になるアクセス情報まで、現地で見てきたリアルな魅力をたっぷりとお届けします。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 11:00~15:00 / 17:30~20:30(蕎麦がなくなり次第閉店の場合あり) |
|---|---|
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話 | 0598-67-6306 |
| 予算 | 昼・夜ともに ¥1,000~¥1,999 |
| 場所 | 三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 旨味15(VISON内・和ヴィソンエリア) |
| 備考 | 予約不可(先着順の案内)、カード可(VISA・Master・JCB・Diners)、電子マネー可、QRコード決済可 |
| リンク | 公式HP(VISON) |
伊勢翁が受け継ぐ、そば打ちの神様の系譜と完全自家製粉

伊勢翁の味を支えているのは、一人の職人が積み重ねてきた探求心です。
そのルーツを辿ると、そば打ちの神様と称される高橋邦弘氏が確立した完全自家製粉のスタイルに行き着きます。
万人受けよりも自らが確信する味を追求するという高橋氏の哲学は、弟子である店主に確実に受け継がれています。ここからは、その成り立ちと技術のこだわりを詳しく見ていきましょう。
師匠から受け継いだ哲学を、一杯一杯に込めている。
そんな職人の背筋の伸びた誠実さが伝わってくるお店です。
23歳で志した伊藤愛三郎、山梨翁への弟子入り秘話

そばの世界に飛び込んだのは23歳のときです。
調理師専門学校を卒業し、いくつかの飲食店に勤めていた店主は、そば打ちの魅力に惹きつけられ、産地に近い長野県を拠点にそば店を食べ歩く日々を送りました。
知識も伝手もない状態からのスタートでしたが、その情熱はやがて「山梨翁」の高橋邦弘氏のもとでの弟子入りへと結実します。
ここでの修業で自家製粉技術とそば打ちの基礎を体に叩き込んだことが、今の伊勢翁の味の土台になっています。
パリの一流店で磨いた感性とVISON出店の縁

技術を磨いたのは、日本国内だけではありません。
高橋氏が監修するパリの日本食レストラン「YEN」がロンドンに出店する際、店主は自ら現地スタッフに志願し、その後パリの店舗へ移って研鑽を積みました。
パリ勤務から1年ほど経ったころ、VISON代表の立花哲也氏とパティシエの辻口博啓氏に現地で偶然出会い、「VISONに出店しないか」と声をかけられたことが、多気町への出店の決め手となりました。
食・文化・アートの継承を掲げるVISONの構想に強く共鳴したことも、挑戦を後押ししたのです。
全国から玄そばを買付ける完全自家製粉のこだわり

そばの香りと風味を守る要となっているのが、店内に設けられた製粉スペースです。
実際に訪れると、緑色の製粉機や石臼、精密な秤の並ぶ一角があり、殻つきの玄そばをその場で挽く体制が整っています。
全国の産地から仕入れた玄そばを、香りが飛ぶ前の新鮮な状態で製粉することで、澄んだ色白の麺と豊かな香りを両立させています。
手間を惜しまないこの工程こそが、伊勢翁のそばの完成度を支えているのです。
挽きたて・打ちたて・茹でたての三拍子が揃った蕎麦は、香りの強さが別次元でした。
数量限定のからすみそばから季節の花巻そばまで
- 紙のメニュー
- タッチパネルでの注文可能
看板となるのは、そば本来の風味をシンプルに味わえるざるそばです。
器いっぱいに盛られた細切りの麺は喉ごしが良く、つゆにくぐらせるだけで蕎麦の香りがふわりと広がります。
VISON内の海苔専門店とコラボレーションした花巻そばや、すだちを贅沢に使った季節限定のすだちそばなど、他店との連携メニューも揃っています。
ごまだれそばは胡麻の風味がつゆに溶け込み、コクのある味わいが楽しめる一品です。
贅沢な気分を味わいたいときには、高級食材を使ったからすみそばも用意されています。
定番からコラボレーション商品まで、幅広いラインナップが揃っているのがこの店の特長です。
開放的な木造建築と製粉室を望むガラス張り工房

店構えは、白い暖簾がかかる木造のトラス構造が印象的です。
天井まで届く梁と柱が組まれた開放的な空間は、外の緑を感じながら食事ができるつくりになっています。
店内にはガラス越しに製粉室を見学できる一角があり、職人の作業風景がそのまま見えるライブ感が魅力です。
各テーブルにはタブレット端末が設置されており、注文もスムーズに行えます。
家族連れがゆったりとくつろぐ様子からも、リゾート施設らしい開放的な雰囲気が伝わってきます。
- ガラス越しに製粉室を見学できるため、職人の手仕事をライブ感覚で楽しめます。
- 木造トラス構造の開放的な空間は、家族連れでもゆったりくつろげる居心地の良さがあります。
VISONへの車での行き方と駐車場情報を徹底解説

伊勢翁が店を構えるVISONは、伊勢自動車道の多気ヴィソンスマートICに直結しており、車でのアクセスが非常にスムーズです。
伊勢神宮からは車で約20分の距離にあり、参拝の前後に立ち寄るルートとして最適です。
駐車場は2026年3月1日より全面無料化されており(利用時間6:00~24:00、約2,000台収容)、以前のような時間制料金や買い物額に応じた割引の仕組みはなくなりました。
カーナビにVISONの登録がない場合は、近隣の目印を設定してから向かうと迷わずたどり着けます。
噂の完全自家製粉そばは本物か?実際に食べてみた正直レポ

VISONは地元民としてそれなりに来ているのに、伊勢翁は今日が初めて。「なんで今まで入らなかったんだろう」と自分に突っ込みたくなったのが正直なところです。
暖簾をくぐると、職人が厨房に立つ姿が真っ先に目に入りました。余分なものがない、研ぎ澄まされた空気。清潔で静かで、そばが生きているような空間でした。

注文はざるそば、ごまだれで。

まずそばだけを一口。するとすぐに、そば粉の香りがふわっと鼻に抜けていきます。
これは確かに別次元の話だと思いました。完全自家製粉というこだわりが、数字ではなく香りとして体に届いてくる感覚です。
ごまだれをつけると、コクと深みがぐっと加わり、別の顔が現れます。さっぱりと食べたい気持ちと、コクを足したい気持ちの両方を、一杯で叶えてくれます。
ひじきご飯ときゅうりの付け合わせも、絶妙なさっぱり主役のそばを邪魔しない感でよかったです。

締めはお出汁で割って。これがまた、柔らかく旨味が広がる一杯で、気持ちよく食事を終わらせてくれました。接客も丁寧で、全体を通じて一切の隙がなかったです。
次回は、からすみそばや花巻そばにも挑戦してみたい。
HONEST REVIEW
お店の印象
伊勢翁様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 11:00~15:00 / 17:30~20:30(蕎麦がなくなり次第閉店の場合あり) |
|---|---|
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話 | 0598-67-6306 |
| 予算 | 昼・夜ともに ¥1,000~¥1,999 |
| 場所 | 三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 旨味15(VISON内・和ヴィソンエリア) |
| 備考 | 予約不可(先着順の案内)、カード可(VISA・Master・JCB・Diners)、電子マネー可、QRコード決済可 |
| リンク | 公式HP(VISON) |
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本音のコメント
VISONは観光客だけの場所だと思っていたが、実際には地元民がふらっと立ち寄るにもちょうどいい。たまに訪れるだけで気分転換になるし、飲食店だけでも全部回れていないくらい奥がある。今日改めて、まだまだ掘り切れていないと実感した。今後も少しずつ攻略していきたい。