【松阪 寿司】寿司処 君家で職人が握る別格の一貫|接待・記念日に選ばれる寿司屋

こんにちは、ケンチェラーラです。
「松阪といえば松阪牛」——そう思っている方に、ぜひ知ってほしいことがあります。
三重県松阪市には、牛肉文化の陰に隠れながらも、全国の食通を静かに魅了し続けている本物の寿司処があります。
G7伊勢志摩サミットのプレスセンターで腕をふるい、三重県26店舗を束ねる「みえ寿司街道」の芸表も務める職人が、週の半分をみずから市場へ足を運んで厳選した豊富な種類のネタを、数奇屋造りの一軒家でふるまう場所——それが「すし処 君家(きみや)」です。
ビジネスの接待から両家の顔合わせ、誕生日や結婚記念日のお祝い、気軽なランチまで、あらゆるシーンに応えてくれる懐の深さも、地元客が長年通い続ける理由のひとつ。
この記事では、そんな君家の魅力を、職人のこだわりから実食レポート、個室の詳細、アクセス情報まで余すことなくお届けします。
松阪での忘れられない食体験をお探しの方は、ぜひ最後までお読みください。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 火・水・木・金・土・日 11:30 – 15:00 / 16:30 – 22:00(L.O.22:00) |
|---|---|
| 定休日 | 月曜日 |
| 電話 | 0598-51-7200 |
| 予算 | 夜:¥10,000~¥14,999 昼:¥2,000~¥2,999 |
| 場所 | 三重県松阪市高町453-4 |
| 備考 | カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
| リンク | 公式HP |
目次
すし処 君家だけが実現できる接待・記念日の寿司体験

「すし処 君家」が松阪市で特別な存在として語られる理由は、一言では語り切れません。
G7伊勢志摩サミットという世界舞台で認められた職人が、毎週夜明け前に市場へ自ら足を運び、その日最高の素材だけをカウンターに並べる——そんな妥協のない姿勢が、地元の常連客から県外の食通、さらには大切なビジネスの接待シーンまで、幅広い支持を集める理由です。
数奇屋造りの凛とした佇まいの中に、職人の技、産地直送のネタ、そして心を尽くしたおもてなしが凝縮されています。
ネタケースに整然と並ぶ旬魚は、どれも艶が違う。
包丁が入るたびに静かな緊張感が走り、
一貫が差し出されるごとに空気が澄んでいきます。
G7伊勢志摩サミットと「みえ寿司街道」芸表が証明する、すし処 君家が本物の寿司処である理由

2016年開催のG7伊勢志摩サミット。
世界が三重に注目した舞台で、プレスの食事会場の寿司を任されたのが「すし処 君家」店主・山口和司氏です。
三重の食材を一貫に込めて届けた実績は、確かな信頼の証。
国際舞台を経験した職人が松阪で握る、その事実だけで期待は高まります。
山口氏は三重26店舗で構成される「みえ寿司街道」の芸表も務め、県全体の寿司文化を牽引。
地産地消を掲げ、地域の食の価値を発信し続けています。
漁師町・紀伊長島出身。
大阪7年、名古屋2年、さらに津市の名店「東京大寿司」で約10年研鑽を積み、2002年に開業。
長年の修行と実直な歩みが、現在の評価へとつながっています。
夜明け前に名古屋・柳橋中央市場へ走る職人の執念

「なぜこれほどのネタが揃うのか」。
答えは、山口氏の徹底した仕入れにあります。
週の半分は名古屋に泊まり込み、柳橋中央市場へ直行。
画面越しではわからない個体差を、自らの目と手で確かめています。
市場ではヒカリモノ専門、海老専門と仲卸を使い分け、その日最良の魚だけを確保。さらに故郷・紀伊長島の漁港とも連携し、水揚げ直送の最高級品を押さえています。
この二段構えの仕入れが、常時豊富な種類のネタを実現。
大間の本マグロや関サバといった全国ブランドに加え、伊勢湾のトリ貝や天然車エビ、松阪牛のにぎりまで揃います。
伊勢湾のトリ貝は、噛んだ瞬間に弾ける弾力と甘みが広がります。
大間の本マグロは、脂が舌の上で静かに溶け、上品な旨みだけを残します。
天然車エビはぷりっと弾み、火入れの妙で甘さが際立ちます。
松阪牛のにぎりは、肉の旨みと酢飯が溶け合い、ひと口で記憶に残ります。
松阪市で接待・顔合わせ・誕生日・結婚記念日に選ばれ続ける理由

松阪市で接待や記念日の店を探すなら、候補に必ず挙がる一軒です。
理由は、一軒家ならではの「離れ個室」。
数奇屋造りの外観を抜けた先には、カウンターや座敷に加え、母屋と切り離された完全個室を用意。3名から利用でき、接待や顔合わせ、誕生日や結婚記念日まで幅広く対応します。
地酒「作」「而今」、シャンパンやワインも充実。さらにラグジュアリービール「ROCOCO Tokyo WHITE」まで揃い、白身魚との相性は格別です。
内容はおまかせ一本ではなく、要望や予算に合わせて柔軟に調整。
30台分の駐車場も備え、使い勝手まで抜かりありません。
全メニューと価格帯——ランチコース・寿司会席・松阪牛にぎり・一品料理を一覧でご紹介
君家のメニューは、日常のランチから晴れの席の会席料理まで、幅広いシーンに対応した構成になっています。
ランチは季節のコースを4種類から選べ、価格は2,000円程度からスタートします。
ディナーの寿司会席は6,600円コースから最上位の27,500円コースまで7段階が用意されており、接待や記念日の予算に合わせて柔軟に選ぶことができます。
各コースの内容は旬の食材によって変わるため、詳細は公式ホームページまたは電話にて事前に確認しておくと安心です。
また、松阪牛にぎりや旬の一品料理は単品でも注文でき、テイクアウトにも対応しています。
手土産やお弁当としても喜ばれる逸品ぞろいで、松阪を訪れた際の贈り物としても最適です。
数奇屋造りの一軒家が醸し出す凛とした品格——カウンター・テーブル・座敷・離れ個室、それぞれの雰囲気を徹底レポート
店の前に立った瞬間、すでに日常とは違う空気が流れていることに気づきます。
端正な数奇屋造りの外観は、「いい店に来た」という期待感を静かに高めてくれます。
店内はカウンター9席、テーブル席20席、個室8席(座敷への変更可)、そして離れの個室10席という構成で、訪問の目的に応じて席を選べます。
カウンターでは職人の手さばきを間近で眺めながら会話を楽しむことができ、旬のネタについての解説を聞きながら食事を進める贅沢な時間が流れます。
テーブル席は大人数の宴会にも対応しており、家族連れや同僚との食事会にも使いやすい空間です。
そして何より特別なのが、母屋から独立した「離れ」の存在です。
完全にプライベートな空間の中で、職人が握る寿司と選りすぐりのお酒を静かに楽しめるこの部屋は、大切な人との記念日や重要なビジネスの会食に、松阪市内で最もふさわしい場所のひとつといえるでしょう。
- 数奇屋造りの落ち着いた意匠が、入店前から特別な時間を予感させます。
- 座敷へ変更可能な個室は、顔合わせや年配ゲストにも配慮された造りでした。
松阪市 すし処 君家へのアクセスと駐車場情報——25台完備・お一人様からご宴会まで安心して来店できる環境

住所は三重県松阪市高町453-4。松阪駅から車で約10分ほどで、近鉄・JR松阪駅からタクシーを利用するのが便利です。
店舗の敷地内には25台分の駐車場を完備しており、団体での利用や遠方からのドライブ訪問にも対応できます。
営業時間はランチが11:30〜15:00、ディナーが16:30〜22:00(ラストオーダー22:00)で、定休日は月曜日(祝日の場合は営業)となっています。
人気店のため、特にランチタイムや週末のディナーは事前予約を強くおすすめします。
公式ホームページ(https://sushidokorokimiya.jp/)でも最新情報を確認できますので、訪問前にぜひチェックしてみてください。
実食レポート——12,000円のコース、一皿ごとに確信へと変わっていきました

クジラの先出。
なかなか口にできない逸品。
「松阪でこれほどの寿司体験ができるとは」。
正直、暖簾をくぐる前はそんな軽い期待を胸に抱いていました。しかし、付き出しの一口目を口に運んだ瞬間、その認識は静かに、しかし確実に覆されていきました。
鳥羽・紀伊長島・那智勝浦・鳥取・佐久島・三河・宮城・青森・北海道・鹿児島——ネタケースの前に立ち、職人から産地の説明を受けながら、この一軒の寿司処が全国の漁港と直接つながっていることを実感します。それは単なる「豊富なメニュー」ではなく、毎週夜明け前に市場へ自ら足を運ぶ山口氏の執念が形となった、生きた証なのです。

骨切りの技術が隅々まで行き届いた鳥羽産の鱧は、箸を当てるだけでほろりとほぐれ、口に含んだ瞬間にふわりとした繊細な食感が広がります。白身特有の澄んだ甘みはそのままに、梅の酸味がキリっとしたアクセントとなって後味を整えます。
そこへワサビの揮発性の辛みと、海苔の磯香がさりげなく寄り添い、一口の中に幾層もの風味が折り重なっていきます。
この皿が特別なのは食材だけではありません。昆布と鰹の旨みが深く重なり合った出汁が、それら全ての食材を静かにつなぎ止め、通奏低音のように皿全体を支えています。最初の一皿で、この日の食体験が本物であることを確信しました。

グルタミン酸とイノシン酸が凝縮された蟹味噌の旨みは、濃密かつ芳醇で、鼻から抜ける磯の香りとともに食欲を鮮烈に掻き立てます。
口に入れた瞬間のとろりとした舌触りはまさに「旨みの宝庫」と呼ぶにふさわしく、咀嚼のたびに複雑な余韻が押し寄せてきます。
一方、丁寧にほぐされた身は繊維一本一本に甘みが宿っており、味噌の濃厚さとのコントラストがじつに鮮やか。
単調にならず、食べ進めるほどに表情を変えるこの一皿に、山口氏の「素材を知り尽くした仕事」を感じました。

炊き合わせは、和食の技術が最も正直に問われる料理のひとつです。
宮城産のサワラは、出汁をじっくりと吸い込みながら炊かれており、箸でそっと切り分けると身がほわりとほどけます。脂の甘みと出汁の旨みが溶け合い、ひと口ごとに穏やかで深い満足感が広がります。しっかりと脂が乗ったサワラならではの、芳醇で余韻の長い味わいです。
筍はシャキシャキとした歯ごたえを保ちつつも、えぐみが丁寧に抜かれており、春の土のような野趣ある香りが鼻腔をくすぐります。豆腐は出汁をたっぷりと含んでなめらかにほどけ、口の中で三つの素材が静かに調和していきます。
派手さはないのに、箸が止まらない。「引き算の美学」とでも呼ぶべき、本物の和食の技です。
いよいよ握りへ。

全国各地から届いた産地直送の旬魚が整然と並んでいます。那智勝浦の本マグロ(赤身・中トロ・大トロ)、紀伊長島のイサキ・平目・シマアジ・カンパチ・殻付きウニ、鳥羽の真鯛・活アジ、鳥取のボウズゴロ・イワシ、紀州のクロムツ・ノドグロ、和歌山の白甘鯛、三河のスミイカ、佐久島のオコゼ・タコ、青森のアン肝、北海道のキンキ——その産地の多様さは、日本地図をなぞるかのようです。

那智勝浦の本マグロ(赤身・中トロ・大トロ)は、和歌山・那智勝浦の延縄漁が生み出す一本から厳選された逸品。
赤身は鉄分を含む凝縮した旨みが舌を打ち、噛むほどに深い余韻が続きます。中トロは脂と赤身の間で見事なバランスを保ち、大トロに至っては口に含んだ瞬間から脂が静かに溶け出し、上品な甘みだけを残していきます。三貫で段階的に旨みの深みが増すこの構成は、職人の演出の妙といえるでしょう。
以下は印象に残ったもの(追加分含む)。
紀伊長島のイサキは地元三重が誇る夏魚。淡い脂と上品な甘みが共存し、皮目から立ちのぼる磯の香りが爽やかなアクセントとなって後味を締めくくります。同じく紀伊長島産の平目は白身の王様の名に恥じぬ一貫で、弾力のある食感の後に澄んだ甘みが静かに湧き出し、酢飯の穏やかな酸味と溶け合います。
千葉産の金目鯛は、外房が誇る赤い宝石。皮目の旨みをまとった身はしっとりと口に広がり、続く甘みの余韻が非常に上品です。
紀州産のクロムツは深海魚ならではの豊かな脂が持ち味。脂の甘みが舌の上に静かに溶け出し、消えることのない旨みの余韻に、思わず目を閉じてしまいます。
そして特筆すべきは、紀州産のノドグロ。「白身のトロ」と称されるアカムツは、その名が示すとおりの濃厚な脂を持ち、口に含んだ瞬間から脂が静かに広がり、甘みと旨みが複層的に重なります。紀州産のノドグロは透明感のある上品な脂質が特徴で、後味に嫌みがなく、いつまでも余韻に浸っていたくなる一貫です。
どんちっち(浜田)の白アジは、島根・浜田を代表するブランドアジ。脂肪含有量の高さで知られるこのアジは、一般的なアジとは一線を画す濃厚な旨みを持ち、身のきめが細かく、噛むほどに甘みが湧き出てきます。
改めてこの日に触れた産地を振り返ると、その多様さに圧倒されます。
週の半分を名古屋・柳橋中央市場での買い付けに費やし、故郷・紀伊長島の漁港とも直接連携する山口氏の仕入れ哲学は、単なる「良い素材の調達」ではなく、「その魚が最も輝く産地と鮮度を、自らの目と手で確かめる」という揺るぎない姿勢の積み重ねです。
12,000円という価格に対して「高い」と感じる瞬間は、一度もありませんでした。
付き出しから握りの最後の一貫まで、素材の質、調理の技術、味付けの丁寧さ、そして産地への深いこだわり——すべてにおいて水準が高く、一皿食べるたびに満足度が積み上がっていく食体験でした。
全国の漁港が一枚のカウンターに凝縮されている。その事実だけで、すし処 君家がなぜ松阪市で特別な存在として語られ続けるのかが、腑に落ちます。
「また来たい」という言葉が、自然と口をついて出る。それがこの店の本質です。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:安定のクオリティに感動
すし処 君家様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!

















