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【三重・度会町】隠れ家カフェ「ファブール」で発酵フレンチ体験!予約必須の極上ランチとは?

公開日:2025年03月07日

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県度会町の豊かな自然に囲まれた「ファブール」は、発酵食品とフレンチの技法を融合させた独自の料理を提供するカフェレストランです。

2024年にオープンしたこのお店は、元ドレスデザイナーの店主が手がける、丁寧な料理と洗練された空間が魅力。

完全予約制のランチや無添加のスイーツ、ペット同伴OKのサービスなど、訪れる人に特別な体験を提供しています。

また、宮リバー度会パークや伊勢神宮といった観光スポットへのアクセスも良く、観光途中のランチにも最適です。

この記事では、「ファブール」の魅力を詳しくご紹介し、近隣のカフェとの違いや特徴についても触れながら、その魅力を徹底解説します。

それでは、ペロペロしていきましょう!




お店情報
営業 11:00 – 16:30
定休日 月曜日・日曜日
予算 昼:¥2,000~¥2,999
場所 三重県度会郡度会町鮠川151
備考 カード可・電子マネー可
リンク 公式Instagram

三重県度会町の隠れ家カフェで楽しむ発酵フレンチ

三重県度会町に佇む「ファブール」は、自然に囲まれた静かな環境で、発酵フレンチを楽しめる隠れ家カフェです。

健康志向の方やグルメ愛好家にとって、こだわりの食材と丁寧な調理法で提供される料理は特別な一皿となります。

ここでは、発酵食品を取り入れたヘルシーメニューや、癒しの空間、ペット同伴で楽しめる魅力について詳しくご紹介します。

発酵食品を取り入れたヘルシーメニューの魅力

「ファブール」の料理の特徴は、フレンチの技法を取り入れながら、日本の伝統的な発酵食品を巧みに活用している点です。

塩麹や味噌、甘酒などの発酵食材が、素材の旨味を引き出し、深い味わいを生み出します。

例えば、塩麹でマリネした鶏肉のローストは、しっとりと柔らかく、程よい塩気とコクが絶妙に調和しています。

季節の野菜を使用したポタージュや、発酵バターを使った自家製ガレットも人気で、身体に優しく満足感のある食事が楽しめます。



自然に囲まれた癒しの空間で過ごす贅沢な時間

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度会町の豊かな自然に溶け込むように佇む「ファブール」。

店内はウッディなインテリアで統一され、大きな窓からは宮川の清流を望むことができます。

鳥のさえずりや木々のざわめきが心地よく響き、訪れる人々に特別な時間を提供してくれます。

ジャズが流れる店内で、ゆったりとしたランチやカフェタイムを過ごせば、日々の忙しさを忘れ、心からリラックスできることでしょう。

ペット同伴OK!愛犬と一緒に楽しめるカフェ

「ファブール」は、愛犬と一緒に過ごせるカフェとしても人気です。

ペット同伴OKのカフェは多くありますが、こちらは店主自身が愛犬家であるため、犬連れの方にも細やかな配慮がなされています。

店内の看板には店主の愛犬であるシュナウザー3匹のイラストが描かれ、ペットを家族の一員として迎え入れる温かい雰囲気が魅力です。

完全予約制の特別なランチ体験(予約方法と注意点)

「ファブール」では、ランチは完全予約制となっており、訪れる前に事前の予約が必要です。

これは、一人ひとりのゲストに最高の料理とサービスを提供するためのこだわりでもあります。

注意したいのは、電話予約を受け付けておらず、InstagramのDMやメールでの予約が必要という点。

席数が限られているため、特に週末や祝日は早めの予約がおすすめです。

定休日や臨時休業の情報もInstagramで発信されているので、訪れる前にチェックしておくと安心でしょう。

また、車で訪れる方のために、専用駐車場が用意されています。

店舗の下方に位置し、約7~10台分のスペースが確保されています。

駐車場から店舗入口までは坂道と石畳の小径を歩く必要があるため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。また、店舗周辺の道路はやや狭く、大型車での来訪には注意が必要です。特に週末や祝日は混雑が予想されるため、早めの到着を心がけるとスムーズに駐車できるでしょう。

季節ごとのおすすめメニュー紹介

「ファブール」の魅力のひとつは、旬の食材を活かしたメニューです。

春には地元産の新鮮な野菜をふんだんに使ったサラダプレート、夏には爽やかな甘酒ドリンク、秋には濃厚な発酵バタースイーツ、冬には体が温まる発酵スープなど、季節ごとに異なる味覚を楽しめます。

リピーターの多くが、季節の変化とともに変わる料理を楽しみに訪れています。

予約制のランチを実際に食べた感想

「ファブール」のコース料理は、どの一皿も独創性にあふれ、細部にまでこだわりが感じられます。

最初に提供されたのは、ハーブティーのマテ茶とミントのブレンド。爽やかな香りが広がり、暑さを和らげるような清涼感があります。

前菜のサラダには、ハマチと牡蠣のジェルが絶妙に絡み合い、牡蠣の適度な甘さが秋らしさを演出。

独創的でありながら、味のバランスが見事に計算されており、一口ごとに旨味が広がります。

次に登場したのは、さつまいものスープ。

最初に塩気が舌を刺激し、その後にさつまいもの優しい甘みが広がる二段構えの味わい。塩気のないパンとの相性も抜群で、塩麹のような発酵の風味が感じられます。

牡蠣のクリームチーズ和えは、まろやかな口当たりで、優しい甘さが際立つ一品。クリームのなめらかさと牡蠣の風味が調和し、まさに絶品の組み合わせです。

かぼちゃの味噌和えや、キャロットの一品もそれぞれに個性があり、味噌のコクがかぼちゃの甘みを引き立て、キャロットの自然な甘みと酸味が心地よいアクセントとなっています。

続いて登場したのは、イタリアの伝統料理「ゼッポリーネ」。

発酵させたパン生地で、さつまいも、なす、ごま、マッシュルームを包み込み、もちっとした食感が楽しい。噛むたびに素材の旨味がじんわり広がり、奥深い味わいを楽しめます。

メインディッシュには、木目締(キメジ)マグロの炙りが登場。しっとりとした仕上がりで、パサつきを感じさせず、絶妙な火入れ具合。あずき甘酒の醤油が添えられ、甘みと塩気がバランスよく調和し、和のテイストを感じさせる一皿に仕上がっています。

ドリンクには、「度会らしさ」を表現したオリジナルのシロップ入りお茶ソーダ。

お茶の風味とシロップの甘さが織りなす爽やかな味わいは、最後の一杯として心地よい余韻を残します。

どの料理もセンスの塊とも言えるほど完成度が高く、発酵食品とフレンチの融合が見事に表現されています。

洗練された味わいと美しい盛り付け、そして食材の組み合わせの妙を存分に堪能できるコースでした。

ちなみに、個数限定の揚げパンもテイクアウト。

素朴な味わいで、学校給食を思い出しました。



近隣のお店との違いと「ファブール」ならではの魅力

度会町には魅力的なカフェが点在していますが、「ファブール」は発酵フレンチという独自のコンセプトと、完全予約制の上質なサービスで他店と一線を画しています。

例えば、同じ度会町にある「木ままな美術館cafe萌音」は、アートとカフェを融合させた空間で、薬膳カレーが名物。

「fukui coffee」は、自家焙煎のスペシャルティコーヒーを提供するコーヒー専門店です。

「ファブール」は、健康的な発酵料理とフレンチの技法を融合させ、愛犬と一緒に楽しめる点が大きな魅力となっています

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:最高の空間にて一服。

ファブール様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!