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【海津市】おちょぼさんの欧風カレーが行列必至な理由。シェフが3日間仕込むルーの正体

岐阜県 カレー 昼:¥1,000~¥1,999 11:00 - 15:00 定休日毎週木曜日※月末・月初や祝日の場合は営業・振替あり。詳細は公式Instagramを確認
3日間かけて作られるこだわりのルー

こんにちは、ケンチェラーラです。

岐阜県海津市にある千代保稲荷神社(通称・おちょぼさん)といえば、串カツやどて煮の食べ歩きが定番です。

でも実は、その参道に開店前から行列ができるカレー専門店があることを、ご存知でしょうか。

その名も「欧風カレー専門店 ラ・リーモ」。元ホテルシェフが、3日間かけて丁寧に仕込む欧風ルーが看板の、知る人ぞ知る隠れ家的な一軒です。

地元岐阜が誇る銘柄米「ハツシモ」と組み合わせることで、唯一無二のカレー体験を生み出しています。

この記事では、そのお店の魅力を余すことなくお伝えします。調理技術の背景からメニューの詳細、実際に食べてみた感想、アクセス情報まで、まるごとご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00 – 15:00
定休日 毎週木曜日※月末・月初や祝日の場合は営業・振替あり。詳細は公式Instagramを確認
電話 0584-66-3930
予算 昼:¥1,000~¥1,999
場所 岐阜県海津市平田町三郷1200-4
備考 現金のみ(カード・電子マネー・QRコード決済不可)/
店舗前に駐輪スタンド完備(8台)/車はお千代保稲荷駐車場を利用(有料の場合あり)
リンク 公式Instagram




元ホテルシェフが作る本格欧風カレーの名店がおちょぼ参道にあった

お店の外観

「おちょぼさんといえば串カツ」と思い込んでいた方も、ここを読めばきっと考えが変わります。

ラ・リーモは、フランス料理店で腕を磨いたシェフが一から仕込む欧風ルーをウリにした、本格派のカレー専門店です。

なぜフランス料理の技術がカレーに活きるのか、3日間という仕込み時間が何を生み出すのか、そしてなぜ「ハツシモ」という米でなければならないのか。

それぞれの理由を知ると、一皿の見え方がきっと変わってきます。

おちょぼさんに来るたびに気になっていたけど、一度食べたら「なんでもっと早く来なかったんだろう」と思うお店です。
参道グルメの概念が、良い意味でくつがえされますよ。

フランス料理の厨房で磨かれた技術が、なぜカレーに注がれるのか

フランス料理の腕を活かしたカレー屋さん

店主は、もともとホテルのフランス料理店でシェフとして働いていた方です。

フォンドボー(牛骨からとるフランス料理の基本出汁)やチキンブイヨンを丁寧に引く技術、素材の旨みを最大限に引き出す火加減の感覚──

そうした本場の調理技法を身につけた料理人が、なぜ「カレー」という一皿を選んだのでしょうか。

その答えは、欧風カレーというジャンルそのものにあります。

とろみのある濃厚なルーはブラウンソースの応用であり、長時間の煮込みは素材の旨みを重層的に積み上げていく作業に他なりません。

フランス料理の技術と、欧風カレーは非常に親和性が高いのです。

ホテルの厨房で培った感覚が、参道の小さなお店でも一切妥協なく発揮されているから、ここのカレーは「どこかで食べたことのある味」になりません。

食べた瞬間に「あ、これは本物だ」と気づかせてくれる、そんな一皿です。

3日間かけて仕込まれるルーに込められた、旨みの秘密

3日間煮込んだこだわりの横風カレールー

ルーは、完成まで3日間かかります。

これは単なる売り文句ではなく、味の複雑さを生み出すために必要な、科学的に理にかなったプロセスです。

フォンドボーやチキンブイヨンをベースに時間をかけて煮込むことで、素材のコラーゲンがゼラチン化し、ルー全体にとろりとしたコクと滑らかな口当たりが生まれます。

さらに、スパイスが油脂にじっくりと溶け込み、香りが落ち着いて安定するのも、加熱と休ませを繰り返す工程があってこそです。

一日で仕上げた場合と比べると、旨みの深さも香りのまとまり方も、まるで別物になります。

食べた後に胸やけしないのに後味がしっかり残る──そんな「しつこくない濃さ」は、この3日間という積み重ねから生まれています。

食べ終えてから「また来たい」と思ってしまうのは、きっとそのためです。

一口食べると、まずビーフシチューのような深みを感じて、気づいたらカレーの余韻が口の中に広がっている──
この不思議な体験、ぜひ自分の舌で確かめてほしいです。3日間という手間が、確かに味に出ています。

岐阜が誇る幻の米「ハツシモ」を選ぶ理由

白米にもこだわった欧風カレー

カレーに合わせる米として、岐阜県産の「ハツシモ」を採用しています。

「幻の米」とも呼ばれるこの品種は、粒が大きく、粘り少なめで、大粒・歯ごたえが特徴です。

この食感こそが、濃厚な欧風ルーと組み合わせたときに真価を発揮します。

粒が小さく粘りの強い米だとルーに埋もれてしまいますが、ハツシモはルーに負けず、咀嚼するたびに米自身の甘みが口の中に広がります。

地元の食材を選ぶことは、単なる地産地消の意識からではありません。

「最高のカレー体験」を追求した結果としての、必然的な選択なのです。

この米のことを知ったうえで食べると、一口ごとの満足感がまた少し違って感じられるはずです。




看板のオムレツカレーから限定メニューまで、気になるラインナップをチェック

メニューは一見シンプルながら、さまざまな好みに対応できる幅があります。

店内の黒板にびっしりと手書きされたラインナップを眺めているだけで、どれにしようか迷う楽しさがあります。

月末の月並祭には限定メニューも登場するため、常連客も訪れるたびに新しい発見があります。

看板のオムレツカレーは、ふわとろのオムレツが丸ごとライスを覆い、濃厚な欧風ルーとの絡みが絶品です。

牛すじ煮込みカレーは「飲めるほど旨い」と常連客に言わしめるコク深い一品。

ロースカツカレーはむちむちの肉質とサクサクの衣がルーと相性抜群で、月末限定のモッツァレラチーズばくだんカレーは参拝後の「ご褒美ランチ」として人気です。

黒板と調理風景が迎えてくれる、参道の隠れ家空間

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賑やかな参道の喧騒をくぐり抜けてドアを開けると、そこには別世界のような落ち着いた空間が広がっています。

カウンター5席とテーブル2卓で構成された全17席は、店主の目が行き届く絶妙な規模感です。

カウンター越しに見えるシェフの手際よい調理の様子は、それ自体がひとつのライブパフォーマンスで、待ち時間すら楽しみに変えてくれます。

壁一面に広がる大きな黒板に手書きされたメニューは、デジタルが当たり前の時代に「作り手の顔が見える」という安心感を与えてくれます。

接客はていねいで、気取らず温かく、観光地の喧騒の中にいながら「隠れ家にいる」と感じさせてくれる空気感があります。

この居心地の良さが、地元の常連客をも引きつける理由のひとつです。




アクセス・駐車場・営業時間まとめ【混雑を避けるベストな訪問タイミングも解説】

おちょぼさん近くの駐車場と鳥居

お店は、岐阜県海津市平田町三郷1200-4に位置しています。

営業時間は11時から15時のランチタイム限定で、定休日は毎週木曜日です。

月末の「月並祭」の日は、深夜から翌朝にかけての特別営業が行われる場合があります。

参拝客で最も賑わうタイミングで、普段とは違う活気ある雰囲気の中でカレーを楽しめます。

専用駐車場はありませんが、千代保稲荷神社周辺に公営・私営の駐車場が複数あり(一部無料)、車でのアクセスに困ることはありません。

公共交通機関でのアクセスは、名鉄・岐阜羽島駅から海津市コミュニティバスを利用すると良いでしょう。

支払いは現金のみとなっていますので、訪問前に必ずご確認ください。

混雑を避けたい方には、開店直後の11時台か、平日のやや遅めの時間帯がおすすめです。

週末や月並祭の前後は行列が店の外まで伸びることも多いため、時間に余裕を持って訪れるのがベストです。

実食レポ:並んででも行く価値があるふわとろオムレツカレー

商売繁盛の願いを胸に、おちょぼ稲荷をお参りしたこの日。

参道の賑わいに包まれながら「ラ・リーモ」の前に立つと、開店早々にもかかわらず、すでに数組のお客さんが列をつくっていました。

その光景がすでに、このお店の実力を物語っています。待つこと15分ほど、ようやく店内へと案内されました。


まず注文したのは、人気ナンバー1のオムレツカレーライス。コロッケをトッピングに加えてのオーダーです。

テーブルに置かれた一皿は、ふんわりと黄金色に焼き上げられたオムレツがライスを大きく包み込み、その上から濃厚な欧風ルーがたっぷりとかかっています。

スプーンを差し入れてオムレツをくずした瞬間、半熟の卵がとろりと流れ出し、ルーと自然に溶け合います。

卵の持つ穏やかな甘みと乳のような柔らかな脂が、フォンドボーをベースに幾層にも重ねられたルーの複雑な旨みをまろやかに包み込み、スパイスの辛みは舌の表面でピリッと立ちながらも、後味には深く落ち着いた余韻だけがじんわりと残ります。

コロッケはサクッとした衣の歯触りが小気味よく、中のほくほくしたじゃがいもがルーの重厚なコクを穏やかに受け止め、全体に一体感をもたらしてくれます。

オムレツとコロッケ、異なる食感と風味がそれぞれルーを引き立て合う──これが人気ナンバー1と言われる理由だと、食べながら自然と納得しました。

続いて注文したのは、マスターのおすすめという牛すじ煮込みカレー。こちらにはハンバーグをトッピングしました。

長時間かけて丁寧に煮込まれた牛すじは繊維がほぐれるほどに柔らかく、醤油の旨みをしっかりと纏っています。その牛すじが欧風ルーと絡み合うと、和の滋味と洋のコクが交差した、奥行きのある味わいが生まれます。

ハンバーグをひと口かじると、内側から肉汁がじゅわりと溢れ出し、豊かな脂の甘みとともにルーの余韻をさらに底上げします。牛すじの繊細な旨みとハンバーグの芳醇な肉の香りが重なり合い、一皿のなかで複数のおいしさが見事に調和していました。

どちらの一皿も、3日間という仕込みの積み重ねが確かに味に表れていると実感させるものです。

食べ終えたあとに「また来たい」という気持ちが自然と湧いてくる──それがこのお店の何よりの証明だと思います。

おちょぼ稲荷への参拝ついでに立ち寄るのはもちろんのこと、ラ・リーモのためだけにこの参道へ足を運ぶ価値が、間違いなくあります。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:本当に美味しいカレー屋さん

ラ・リーモ様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




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