「伊勢神宮を参拝したあと、おかげ横丁の行列はもう懲り懲り」
「観光客でごった返さない、落ち着いた場所でゆっくり昼食を食べたい」
——そんな思いで検索にたどり着いたあなたへ。
実は伊勢市駅から徒歩10分圏内に、江戸時代から問屋街として栄えた「河崎(かわさき)」というエリアがあります。
勢田川沿いに明治・大正の蔵と町家が連なる静かな通りで、内宮・おかげ横丁とは対照的にのんびりと散策できるのが魅力。
そしてこの河崎には、古民家をリノベした実力店から昭和から続く老舗食堂まで、知る人ぞ知るランチスポットが点在しています。
三重県グルメ専門メディア「ケンチェ飯」は、河崎を実際に食べ歩き、地元民がリピートし続けているランチ厳選6店を徹底解説。
牡蠣料理・古民家カフェ・洋食・麺類・昼飲みまで、ジャンルも価格帯も多彩に揃えています。
女子旅・カップル・一人ランチ・地元のおしゃれ外食、どんなシーンにも使える河崎の穴場が見つかるはず。それでは、ペロペロしていきましょう!
目次
01 牡蠣の朋|河崎の古民家で旬の牡蠣ランチ!予約なしで行列覚悟の名店
伊勢河崎でランチの一軒目に迷ったら、まず真っ先に候補に挙げてほしいのが「牡蠣の朋(かきのとも)」です。
築100年を超える明治時代の町家を改装した古民家に、三重・浦村産の新鮮な牡蠣料理が揃う、河崎を代表する名店。
伊勢市駅から徒歩約9分、河崎商人街通りに面したこのお店は、SNSでも「河崎に来たら絶対行くべき」と口コミが絶えない人気ぶりです。
しかし、予約不可・売り切れ次第終了というスタイルを貫いており、週末は開店前から行列が並ぶほど。
「並ぶのが嫌で有名店を避けてきた」という方こそ、営業日の少し早い時間帯に訪れてほしいお店です。
メニューの主役はもちろん牡蠣。牡蠣フライ定食・牡蠣の朋定食(岩牡蠣+カキフライ盛り合わせ)・牡蠣ご飯など、多彩な調理法で旬の牡蠣の旨みを引き出してくれます。
季節によってメニューが変わるのも魅力のひとつで、冬はぷりっとした浦村牡蠣、夏は濃厚な「桃こまち」と、年間を通じて通いたくなる飽きのなさがあります。
木のぬくもりと落ち着いた照明が心地よい店内は14席のみ。
静かな空間でゆっくりと食事ができ、牡蠣に合う地酒やワインも揃っています。
デートや女子旅の特別なランチとして申し分ない一軒。
「並んでも食べる価値がある」という声が絶えない理由が、一口食べればわかります。
「伊勢に来たけど、おかげ横丁はもう何度も行った」という旅のリピーターが、口を揃えて「ここを教えてもらって良かった」と言うお店です。
牡蠣の質と空間の雰囲気が両立しているのが魅力。
訪問前に必ずGoogleマップで最新の混雑状況を確認してから行ってみてください!
牡蠣の朋
住所
〒516-0009
三重県伊勢市河崎2-13-18
営業時間
- 月
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)
- 火
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)
- 水
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)(第2週は定休日)
- 木
- 定休日
- 金
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)
- 土
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)
- 日
- 11:00〜14:30(L.O.13:30) / 17:00〜20:00(L.O.19:00)
02 Cafe わっく|河崎散策の足休めに最高!絶品ハヤシライスの古民家カフェ
河崎の町並みをゆっくり歩いて散策しながら、どこかで一息つきたい——そんなときに必ず候補に挙がるのが、「Cafe わっく」です。
かつての問屋街の雰囲気が残る通りに、古い商家を改装したカフェ&バルがひっそりと佇んでいます。
2017年のオープン以来、NHK Eテレの人気番組「ふるカフェ系 ハルさんの休日」にも取り上げられた実力店。
店主は名古屋の洋食店と焙煎珈琲メーカーで修業を積んだ方で、「珈琲と洋食の掛け合わせ」を得意とするこだわりぶりが随所に感じられます。
ランチの看板メニューはハヤシライス。
牛すじとオリジナルデミグラスソースをじっくり煮込んだ一皿は、口の中でトマトの酸味と玉ねぎの甘みが広がる絶品。
ミニサラダとスープ付きで1,000〜1,500円前後のコスパも見逃せません。
売り切れ次第終了なので、早めの時間帯を狙うのが鉄則です。
おまかせパスタなどの洋食メニューも揃い、食後には直前に豆を挽く一杯ずつ丁寧にドリップしたこだわりの珈琲をぜひ。
テーブル席・カウンター席・座敷席(子連れ可)で計35席と、河崎のカフェとしては余裕ある空間。
木の温もりと遊び心ある内装が、つい長居してしまう心地よさを生み出しています。
夕方以降はアラカルト料理とアルコールが揃う夜カフェ・バルとして様変わりするので、昼夜どちらに訪れても楽しめる一軒です。
- NHK Eテレ「ふるカフェ系」掲載の実力カフェ。名物ハヤシライスは売り切れ必至
- テーブル・カウンター・座敷の計35席。子連れランチから女子会まで幅広く対応
- 昼はカフェランチ、夜はバルとして営業。一度でランチとディナー両方使える河崎の万能店
Cafe わっく
住所
〒516-0009
三重県伊勢市河崎2-6-8
営業時間
- 月
- 定休日
- 火
- 11:00〜21:00
- 水
- 11:00〜21:00
- 木
- 11:00〜21:00
- 金
- 11:00〜21:00
- 土
- 11:00〜21:00
- 日
- 11:00〜21:00
03 河崎2丁目食堂|5日仕込みの欧風カレーが絶品!河崎の隠れ家洋食ランチ
「伊勢で洋食ランチの穴場を探しているけど、観光客向けではなく、本当に実力のある料理が食べたい」——そんな方に真っ先に紹介したいのが、「河崎2丁目食堂」です。
2023年2月、18年続いたビストロから「ご馳走カレー&シチュー専門店」としてリニューアルし、以来地元グルメ通の間で注目を集めています。
店主の浜口シェフは、地元の宇治山田商業高校を卒業後、辻調理師専門学校を経て大阪・神戸・東京の名立たるホテルで修業。
その集大成が、河崎の古民家で提供されるこだわりのカレーとシチューです。
看板の欧風カレーは、薬膳効果のある13種のスパイスと松阪牛出汁、フルーツ、数種の香味野菜を5日間かけて仕込むという圧倒的な手間暇のかかった一皿。
コクと深みがありながら、油脂と小麦粉を50%以上削減した身体に優しい仕上がりで、老若男女に好評です。
クリームコロッケとのセットは特に人気が高く、「一口食べるたびに手間暇が伝わる」という声が絶えません。
シェフ一人が丁寧に仕上げるため、ランチは数量限定・売り切れ次第終了。
古民家ならではの落ち着いた空間でゆっくり食事を楽しめるのが魅力ですが、早い時間帯を狙うのが賢明です。
宇治山田駅から徒歩約9分の好立地ながら、知る人ぞ知る存在感が「河崎らしい穴場感」をより際立たせています。
「このクオリティのカレーが河崎の古民家で食べられるとは」と、初来店の方が驚く一軒です。
18年間ビストロとして積み上げてきた技術と経験が、カレーとシチューという料理に凝縮されています。
「また食べたい」と思わせる奥深い味わい——ぜひ一度確かめに行ってみてください!
河崎2丁目食堂
住所
〒516-0009
三重県伊勢市河崎2-7-14
営業時間
- 月
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
- 火
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
- 水
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
- 木
- 定休日
- 金
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
- 土
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
- 日
- 11:30〜14:00 / 17:30〜20:30
04 玉川|研ぎ澄まされた出汁が光る老舗!河崎のうどん・そば専門店
「河崎を散策しながら、サクッと美味しいうどん・そばが食べたい」——そのニーズにシンプルに、しかし高い完成度で応えてくれるのが、「玉川(たまがわ)」です。
伊勢市駅から徒歩約6分、河崎交差点近くの住宅街にひっそりと佇む老舗の麺処。
驚くのは、そのメニューの潔さ。伊勢うどんを一切置かず、うどんとそばのみに特化した20種のメニューを二代目店主が守り続けています。
余計なものを削ぎ落とし、「麺と出汁だけで勝負する」という職人の矜持が、一杯ずつに宿っています。
特に地元ファンが絶賛するのがカレーそば。鰹だしベースのあんかけスープに更科そばが絡む独特の一杯は、「カレーっぽいがカレーとも違う、ここにしかない味」と表現される唯一無二のメニュー。
うどん派も「柔らかくて素直な麺に、出汁の旨みが全部乗っかってくる」と満足度が高い。
大盛りも選べ、価格帯は500〜800円台とコスパも申し分なし。
店内は昔ながらの大衆食堂の雰囲気で、小上がりの座敷席と木のテーブル席が22席。
平日でも開店直後から満席になる人気ぶりのため、早めの時間帯が狙い目。
駐車場は店横に5〜6台分確保されており、車でも立ち寄りやすいのも河崎の駐車場事情を考えると嬉しいポイントです。
- 伊勢うどんを置かないうどん・そば専門店。20種のメニューに職人の美学が凝縮
- 名物カレーそばは「ここでしか食べられない」唯一無二の一杯。地元リピーター多数
- 500〜800円台のコスパと河崎の立地が両立。店横に駐車場5〜6台あり
玉川
住所
〒516-0009
三重県伊勢市河崎1-6-31
営業時間
- 月
- 11:00〜18:30
- 火
- 11:00〜18:30
- 水
- 11:00〜18:30
- 木
- 定休日
- 金
- 11:00〜18:30
- 土
- 11:00〜18:30
- 日
- 11:00〜18:30
05 一月家|1914年創業の老舗酒場!伊勢参拝後の昼飲みに外せない大衆居酒屋
※お店は河崎エリアから少し歩いた「曽祢(そね)」エリア、宮町駅の近くにあります
伊勢参拝の後に「ちょっと一杯やりたい」「観光地じゃない場所で、地元の雰囲気を感じながら食事がしたい」——そんな気持ちになったら、真っ先に向かいたいのが「一月家(いちげつや)」です。
大正3年(1914年)創業、100年以上愛され続ける伊勢を代表する老舗酒場。
この店を語るうえで外せないのが、名物の湯豆腐。
鰹節の出汁が染みた豆腐に、たっぷりの鰹節と特製ダレで食べるシンプルながら味わい深い一品は、「日本三大居酒屋湯豆腐」とも称されるほどの逸品。
地元民はもちろん、伊勢を訪れた食通が必ずリストに入れる一皿です。
さめたれ(サメの一夜干し)・ふくだめ(とこぶしの甘辛煮)など、伊勢の郷土料理が並ぶメニューは、ここでしか出会えない味ばかり。
特筆すべきは、午後2時半開店という稀有な営業スタイル。
平日でも14時の開店と同時に常連客が並び、観光帰りの旅人も自然と吸い込まれるように店内へ。
明るい時間から地酒や焼酎を片手に、湯豆腐でゆるりと過ごす「昼飲み」の文化が根付いたお店です。
締めには名物の居酒屋カレーも人気で、昼の飲み食いをそのまま夜まで続ける常連も少なくありません。
大正時代の料理旅館を改装した店内は、長いカウンターや座敷席で70席超。
一人飲みから大人数のグループまで対応できる懐の深さも魅力。
宮町駅から徒歩5分という好立地で専用駐車場もあり、支払いは現金のみ(要事前確認)。
「伊勢に来たらここに寄らなきゃ帰れない」という旅人が後を絶たない、唯一無二の老舗酒場です。
「居酒屋でランチ?」と思う方もいるかもしれませんが、午後2時から始まる一月家の時間の流れ方は、他のどんなお店とも違います。
湯豆腐を食べながら地酒を一杯——これが伊勢の正しい午後の過ごし方だと、来るたびに実感します。
現金のみ、電話が繋がりにくい場合もありますが、それも含めて「味わい」のあるお店です。
一月家
住所
〒516-0078
三重県伊勢市曽祢2-4-4
営業時間
- 月
- 14:30〜21:00
- 火
- 14:30〜21:00
- 水
- 定休日
- 木
- 14:30〜21:00
- 金
- 14:30〜21:00
- 土
- 14:30〜21:00
- 日
- 14:30〜21:00
06 つたや|昭和20年創業の伊勢うどん老舗!路地裏の名物・焼き豚うどん
河崎の路地裏を少し歩いた先に、「伊勢うどん」の幟がはためくお店があります。「つたや」——昭和20年(1945年)の創業以来、変わらぬ製法で伊勢うどんを作り続ける老舗中の老舗です。
最大の特徴は、そのタレへのこだわり。
3種の煮干しと鰹節2種、昆布をふんだんに使い5時間かけて薪のかまどで炊き上げ、最後に焼いた鉄板を入れてジュッと臭みを消す——これが70年以上受け継がれてきた秘伝の製法です。
複雑かつ奥深いタレは、削り節の出汁感と醤油の旨みが絶妙に溶け合い、「他の伊勢うどんとは格が違う」と語るファンが後を絶ちません。
伊勢志摩観光コンベンション機構の公式サイトにも掲載される、まさに本物の伊勢うどん専門店です。
メニューの中で特に人気なのが焼き豚伊勢うどん。
自家製の焼き豚が5枚どっさり乗った、ボリューム満点の一杯。分厚い焼き豚の肉の旨みと、つたや自慢のタレが絡み合って、もちふわの伊勢うどんをさらに美味しくしてくれます。
カツ丼などのサイドメニューも充実しており、1,000円以内でがっちり食べられるコスパも魅力。
木製の椅子と机、奥には広い座敷を備えたアットホームな店内。
江戸時代から問屋街として栄えた河崎の古い街並みに佇む外観も、そのままノスタルジックな趣があります。
水・日曜が定休で閉店が16時と早めなので、訪問前の確認をお忘れなく。
- 昭和20年創業、薪炊き5時間の秘伝タレ。伊勢で最も「本物」を感じられる伊勢うどん老舗
- 名物・焼き豚伊勢うどんは自家製焼き豚が5枚乗ったボリューム満点の一杯
- 河崎商人街の路地裏に佇む穴場感抜群の立地。江戸情緒ある町並みを歩いてたどり着く
つたや
住所
〒516-0009
三重県伊勢市河崎2-22-24
営業時間
- 月
- 11:00〜16:00
- 火
- 11:00〜16:00
- 水
- 定休日
- 木
- 11:00〜16:00
- 金
- 11:00〜16:00
- 土
- 11:00〜16:00
- 日
- 定休日