こんにちは、ケンチェラーラです。
横須賀に来たら、まずここへ行ってください——地元の人たちは、そう迷わず言い切ります。
在日米海軍横須賀基地のメインゲートと道路を挟んで向かい合う老舗アメリカンダイナー「GALLEY HONEYBEE(ハニービー)」は、1968年の創業以来、レシピも内装も変えていません。
この記事では、ハニービーバーガーの正しい食べ方とその歴史的な背景から、よこすか満喫きっぷを使ったお得な回り方まで、実際に足を運んでわかったことをまとめました。
読み終わった頃には、きっと「今すぐ横須賀に行きたい」と思っているはずです。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 11:30〜21:00(L.O. 20:30) |
|---|---|
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話 | 046-825-9096 |
| 予算 | 昼:¥2,000〜¥2,999 |
| 場所 | 神奈川県横須賀市本町2-1 |
| 備考 | カード可・電子マネー可・QRコード決済可 |
| リンク | 公式HP |
目次
1968年創業の元祖が守り続ける「ハニービーバーガー」——正しい食べ方と、その裏に隠された米海軍の話

「ハニービーバーガー」には、押し潰す・ひっくり返す・ハチミツをかけるという、他では絶対に教えてもらえない食べ方の手順があります。
米海軍の兵士たちが過酷な任務の合間に編み出した、れっきとした合理性の産物です。
創業の背景から食べ方の手順、メニューの使い分けまで順番にお伝えします。
創業から半世紀以上、米海軍の兵士たちに愛され続けてきた味がそのままここにあります。
レシピも内装も変えないという覚悟が、横須賀という街の記憶をそのまま閉じ込めているんです。
なぜ押し潰して、ひっくり返すのか——米軍兵士の「数分の食事」が生んだ食べ方

テーブルに運ばれてきたハニービーバーガーは、その高さに誰もが言葉を失います。
肉厚のパティ、こんもりと盛られたレタス、しっかりとした厚みのバンズが積み重なって、大きく口を開けてもかぶりつけません。
「まず袋に入れて、上から思い切り押し潰してください」——スタッフがそう教えてくれます。
この食べ方のルーツは、戦後の横須賀基地で任務にあたっていた米海軍兵士たちにあります。
24時間体制の見張りや整備を担う兵士たちの食事時間は、ときにわずか数分。
その限られた時間で必要なカロリーを補給するために、「バーガーを極限まで圧縮して一口で食べる」スタイルが生まれました。
手順はシンプルです。袋に包んだまま両手で体重をかけて「ぎゅぎゅっ」と押し潰し、そのまま袋ごと上下をひっくり返します。
パティが上側に来ることで、次のステップであるハチミツの注入がしやすくなります。ひっくり返した後のバーガーは最後の一口まで具材のバランスが崩れにくく、数十年分の食の知恵が凝縮されています。
ハチミツ+マスタードをパティに直接——塩・甘・酸が重なる、唯一無二の味覚体験

バーガーをひっくり返したら、テーブルに置かれたハチミツを露出したパティとバンズの隙間めがけてたっぷりと注ぎ込み、続けてマスタードもパティへ直接かけます。
「パティに直接」という一点が最大のポイントで、バンズの外側や野菜にかけてしまうと本来の味の体験が半減します。
パティに直接ハチミツをかける理由は栄養と味覚の両方にあります。当時の兵士にとってハチミツは素早くエネルギーになる理想的な補給源で、パティの脂と混ざり合うことで旨味が引き出され、マスタードの酸味が食欲をさらに刺激する組み合わせが完成したのです。
口に入れた瞬間、パティの塩気と旨味が来て、ハチミツの甘みが包み込み、マスタードの刺激が追いかけてきます。
この三者が一口の中で折り重なる感覚は、ただのハンバーガーでは再現できません。ハチミツの量は「遠慮なくたっぷり」が正解です。
ハチミツとマスタードの組み合わせは半信半疑でしたが、一口食べた瞬間に完全に納得しました。気づいたら最後の一口まで手が止まらなくなっていましたよ。
「ハニービーバーガー」と「ヨコスカネイビーバーガー」——どっちを頼めばいいのか

どちらも牛肉100%の看板商品で名前も似ているため、初めての方は必ずここで迷います。
結論から言うと、この二つはまったく別の料理として考えるべきです。
ヨコスカネイビーバーガーは2008年にレシピが贈呈され、2009年から販売開始された、横須賀市公認のご当地グルメです。
卵やパン粉などのつなぎを一切使わない牛肉100%のパティを最低170g以上、塩とコショウだけで焼き上げるのが認定条件。
こちらの店ではハーフポンド(約227g)という大ボリュームで提供しており、肉本来の旨味をストレートに味わえます。
一方のハニービーバーガーは、創業者が米軍兵員食堂で体得した調理哲学を受け継いだオリジナルメニューです。
「横須賀グルメとして正統派を食べたい」日はヨコスカネイビーバーガー、「この店でしか体験できない食べ方の儀式ごと楽しみたい」日はハニービーバーガーが正解です。
米海軍直伝レシピが並ぶ、充実のメニューラインナップ
- パーティープラン・ステーキメニュー
- タコス・ピザなど
- クラシックバーガー・ドリンクメニュー
- ヨコスカネイビーバーガー
- 横須賀の名物メニュー
バーガーだけで通常15品、ネイビーバーガー関連4品に加え、よこすか海軍カレーも揃っています。
横須賀3大グルメをこの一軒でコンプリートできるワンストップダイナーとして、地元の方にも観光客にも長年支持されてきたお店です。
バーガーの頂点が「アドミラル(海軍提督)ネイビーバーガー」です。
ハーフポンドのパティの上にステーキ肉を重ね、マッシュルームデミグラスソース・オニオンリング・目玉焼きをトッピングした圧倒的な一品で、リピーターが最終的にたどり着く「頂点のメニュー」として知られています。
カレーはハチミツの甘みと牛肉のコクが溶け合ったルーに、牛乳とサラダを添えて提供されます。
よこすかポートマーケット店限定の「ポテチカレー」は、ポテトチップスを自分の手で砕いてルーの上に散らすと、サクサクとした塩気とルーの旨味が合わさって思わず声が出てしまいます。
扉を開けた瞬間、そこはもう1960年代のアメリカ
ジュークボックス、コカ・コーラの看板、米海軍ゆかりのグッズや著名人のサイン色紙が所狭しと並ぶ店内は、1960年代のアメリカの軍港街に迷い込んだような空間です。
カウンター越しに見えるスタッフの手さばき、パティが焼ける音と香りが、食べる前から食欲を全開にさせてくれます。
スタッフは全員が横須賀生まれの地元っ子で、初来店でも自然な流れで食べ方をレクチャーしてくれます。
2代目オーナー・吉見氏が継承時に徹底した「コンセプト・内装・レシピを一切変えない」という方針が、この居心地のよさを今日まで守り続けています。
- お店の目の前には米海軍基地のメインゲートが堂々とそびえ立ち、一歩外に出るだけで横須賀ならではの日米が交差するリアルな景色を体感できます。
- 店内のいたるところに飾られた米海軍ゆかりのグッズや著名人のサイン色紙は、訪れるたびに新しい発見があるほどの情報量で、食事前後に眺めるだけでも十分楽しめます。
汐入駅から徒歩5分——よこすか満喫きっぷを使ってもっとお得に

本店は神奈川県横須賀市本町2-1、在日米海軍横須賀基地のメインゲートと向かいに立っています。
最寄りは京急本線「汐入駅」で徒歩約5〜6分、「横須賀中央駅」からは徒歩約10分です。
横須賀を訪れるなら「よこすか満喫きっぷ」の活用がおすすめです。
往復の電車乗車券に加え、本店でも使える「食べる券(グルメ券)」と「遊ぶ券」がセットになっています。
グルメ券を提示するとネイビーバーガー・ポテト・ソフトドリンクの王道セットが受け取れます。
お腹もしっかり満たされつつ、絶妙なサイズ感なので、食後の食べ歩きや別のお店でのチェリーチーズケーキを楽しむ胃袋のゆとりも残せますよ。
駐車場は専用のものがないため、車の場合は周辺の有料コインパーキングをご利用ください。
週末や連休は混み合いますので、公共交通機関での来店がおすすめです。
営業時間は11:30〜21:00・定休日は木曜日となっています。
時期によって変動する場合もあるため、訪問前に公式サイトや公式SNSで最新情報をご確認ください。
【食レポ】実際に食べてわかったハニービーの実力——ハチミツを投入した瞬間、味が化けた

この日はケンチェ飯、東京支部のメンバーと、横須賀の街を観光してきました。
横須賀に来たらどうしても食べたかったハンバーガーは、迷わずこちらの「ハニービー」さんにお邪魔しました。
注文したのはベーコンエッグハンバーガーです。
運ばれてきた瞬間に思わず笑ってしまうほどの特大サイズで、これには海軍の兵士たちもびっくりするのではないでしょうか。

かぶりつけば、粗挽きパティから肉汁とともに香ばしい焼きの風味が広がり、そこへスモーキーなベーコンの塩気が重なります。
さらに目玉焼きのまろやかな黄身がソースのように全体を包み込み、一口ごとに味の表情が変わっていく構成は見事のひと言です。
食べ応えは文句なしの満点で、夜の遅めの時間に食べたものですから、罪悪感にかられながらのスタートでした。
ところが、あまりの美味しさに手が止まらず、気づけばペロリと完食してしまいました。
罪悪感すら美味しさのスパイスに変えてしまう、恐るべき一品です。
ぜひまたお邪魔したいと思います。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:まさにアメリカン。
ハニービー様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 11:30〜21:00(L.O. 20:30) |
|---|---|
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話 | 046-825-9096 |
| 予算 | 昼:¥2,000〜¥2,999 |
| 場所 | 神奈川県横須賀市本町2-1 |
| 備考 | カード可・電子マネー可・QRコード決済可 |
| リンク | 公式HP |




