こんにちは、ケンチェラーラです。
三重県伊勢市の古市町に、赤福だけではない伊勢土産の選択肢があります。
本わらび粉100%にこだわり抜いたわらび餅専門店「伊勢古仁屋」は、地元メディアや観光客の間で評判を広げている、知る人ぞ知る和菓子店です。
餡子文化が根強い伊勢の土産市場において、あえて餡を使わず、素材そのものの力で勝負するその姿勢は、多くの支持を集めています。
この記事では、国産本わらび粉100%にこだわり抜いた黒いわらび餅の秘密と、その味わい方、そしてアクセス情報まで詳しくご紹介します。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 金曜日・土曜日・日曜日・祝日 10:00〜17:00 |
|---|---|
| 定休日 | 月曜日・火曜日・水曜日・木曜日(※変更の場合あり、事前確認推奨) |
| 電話 | 0596-67-6997 |
| 予算 | 400〜800円 |
| 場所 | 三重県伊勢市古市町198 |
| 備考 | 駐車場3台完備(店舗前)・全席禁煙・電子マネー不可 |
| リンク | 公式HP |
本気の伊勢土!?黒く輝く本わらび餅の秘密

伊勢古仁屋は、2019年に創業した比較的新しい和菓子ブランドでありながら、その品質の高さは折り紙付きです。
代表を務める吉田仁氏は、和菓子業界で長年技術を磨いてきた職人で、その本気度は本わらび粉100%というこだわり抜いた原料選びにも表れています。
餡子文化が根強い伊勢の土産市場において、あえて餡を使わず、素材そのものの力で勝負する姿勢が多くの支持を集めている理由といえるでしょう。
ここでは、その誕生の背景と技術の核心に迫ります。
本わらび粉100%という妥協のなさが、この一皿の本気度を物語っています。
一度食べれば、伊勢土産の概念が変わるかもしれません。
老舗和菓子への衝撃から始まった独立の道

吉田氏は和菓子業界で長年にわたり製造技術を研鑽してきた職人です。
かつて京都の老舗で口にした本わらび粉100%のわらび餅に強い衝撃を受けたことが、独立を決意するきっかけとなりました。
伊勢は赤福やへんば餅など、餅と餡を組み合わせた土産菓子の一大集積地として知られています。
そこにあえて餡を使わない「本格的な本わらび餅」という新カテゴリーを持ち込むという発想は、当時としては非常に挑戦的なものでした。
開業前に行われた試食会では早くも大きな反響を呼び、2019年の旗揚げ以降、地域メディアや観光客の間で急速に評判を広げていきました。
なお、古市町の現在の店舗は2023年12月にイートインスペースを備えてオープンしたもので、それ以前はイベント出店を中心に展開していました。
10kgからわずか70gしか採れない希少原料

本わらび粉は、ワラビの地下茎から抽出した澱粉のみを原料とする、非常に希少な素材です。
冬の厳寒期に掘り起こした根を叩きほぐし、冷水で何度も晒して不純物を沈殿分離させたのち乾燥させるという、途方もない手間のかかる工程を経て精製されます。
原料となるワラビの根10kgからわずか70g程度しか採取できないといわれており、この抽出率の低さが本わらび粉の希少性と価格を物語っています。
一般的なわらび餅の多くが甘藷澱粉やタピオカ澱粉を用いた無色透明のものであるのに対し、本わらび粉を100%使用した生地は光を吸い込むような深い黒褐色をまとっています。
そのビジュアルのインパクトも、伊勢古仁屋が支持される理由のひとつです。
蒸して練る、二段仕込みが生む極上のコシ

わらび餅の食感づくりには、一般的な直火練りとは一線を画す独自の工程が用いられています。
単に直火で練り上げるだけでは、焦げを防ぐための絶え間ない撹拌によって澱粉の構造が壊れやすく、保形性や弾力が損なわれてしまいます。
伊勢古仁屋では、生地を一度蒸してから練り直す独自の製法を採用しているといいます。
この手間をかけることで、口にした瞬間にとろけながらも咀嚼時にはしっかりとした反発力を感じる、独特の食感が生まれるそうです。
合成香料や着色料、保存料を使わない無添加仕立ても、この味わいを支える大切な要素です。
黒く艶やかな一片は、口に運ぶ前からもう美味しさが伝わってきます。
とろける口どけとしっかりしたコシが同時に楽しめるのは、独自の製法ならではです。
黒く輝く一皿⁉三段階で味わう伊勢の新名物
- イートインメニュー
- ディスプレイに並ぶわらび餅とティーバッグ
- ディスプレイに並ぶ伊勢本わらび餅とおこわむすび
- わらび餅アレンジメニュー
伊勢古仁屋のわらび餅は、そのまま・きな粉・黒蜜という三段階の味わい方が推奨されています。
まず何もかけずに口に運び、素材本来のほのかな滋味と独自の弾力を確かめるのが最初の一歩です。
続いて三重県産大豆「フクユタカ」を使ったきな粉をたっぷりまぶします。豆本来の甘みが際立つため、砂糖はあえて加えていないそうです。
伊勢茶わらび餅には深蒸し茶が使われており、渋みのきいた大人の味わいが楽しめる一品に仕上がっています。
ほうじ茶わらび餅は一番茶を丁寧に焙じたものを使用しており、香ばしい香りの良さが際立つのが特徴です。
最後に特製の黒蜜を回しかけることで、糖蜜のコクとみずみずしい口どけが重なり合い、味の変化を最後まで堪能できる仕立てになっています。
イートインで人気のわらび餅パフェは、黒蜜・生クリーム・パウンドケーキ・わらび餅を丁寧に重ね、中央にきな粉と緑茶パウダーを効かせ、仕上げにこしあんをのせた贅沢な一杯です。
持ち帰り用の伊勢わらび餅やほうじ茶わらび餅のほか、コーヒーわらび餅や生チョコわらび餅といった個性的なフレーバーも揃い、おこわおむすびなど軽食メニューも充実しています。
赤い縁台と和傘が誘う、心地よい和のひととき
古い街並みが残る通りに面した伊勢古仁屋の店内は、和の情緒をたっぷりと感じられる空間になっています。
真っ赤な漆塗り仕上げの縁台と、頭上に広がる大きな和傘の組み合わせは、写真映えするだけでなく、どこか懐かしい落ち着きも与えてくれます。
カウンターには招き猫が愛嬌たっぷりに迎えてくれ、木目を活かした温かみのある造りが空間全体を優しく引き締めています。
店内のあちこちで目にするロゴには、しっぽの部分が山菜のわらびの形にデザインされた愛らしいワラビーモチーフのキャラクターが描かれています。
わらび餅の原料となる山菜のわらびと店名を掛け合わせた、遊び心のあるブランドデザインも見どころのひとつといえるでしょう。
イートインスペースでゆっくりわらび餅を味わいながら、旅の合間にひと息つける居心地の良さが、この店ならではの魅力です。
- 真っ赤な縁台と和傘の組み合わせが、写真映えする特別な空間を演出しています。
- カウンターの招き猫が出迎えてくれ、旅の合間にほっとひと息つける雰囲気です。
古市参宮街道の奥、伊勢神宮からのアクセス方法

伊勢古仁屋が店を構える古市町は、かつて外宮と内宮を結ぶ参宮街道として賑わった歴史ある一帯です。
鉄道を利用する場合、近鉄鳥羽線の五十鈴川駅から徒歩約12分、近鉄山田線・鳥羽線の宇治山田駅からは徒歩約14分ほどの距離にあります。
路線バスを使う場合は「古市」停留所などから徒歩数分で到着し、自家用車の場合は伊勢二見鳥羽ラインの伊勢ICから約6分というアクセスの良さです。
駐車場は店舗に3台分が用意されているほか、近隣の予約制駐車場やコインパーキングも利用できます。
営業時間や定休日は変更となる場合もあるため、訪問前には公式情報の確認をおすすめします。
伊勢古仁屋様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 金曜日・土曜日・日曜日・祝日 10:00〜17:00 |
|---|---|
| 定休日 | 月曜日・火曜日・水曜日・木曜日(※変更の場合あり、事前確認推奨) |
| 電話 | 0596-67-6997 |
| 予算 | 400〜800円 |
| 場所 | 三重県伊勢市古市町198 |
| 備考 | 駐車場3台完備(店舗前)・全席禁煙・電子マネー不可 |
| リンク | 公式HP |



