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伊勢で会席ランチならここ!料理工房たなかで味わう季節の和食と家族の温もり【隠れ家】

公開日:2025年07月05日

こんにちは、ケンチェラーラです。

伊勢神宮・外宮のすぐ近く。歴史と自然が息づく伊勢の街に、知る人ぞ知る和食の名店「料理工房 たなか」があります。

2011年に創業し、2018年に現在の曽祢一丁目に移転したこのお店は、親子二代にわたる想いが詰まった温かな日本料理店です。

地元出身の店主・田中久紀さんは、旬の地元食材を巧みに取り入れた会席料理で多くの人を魅了し、母・まち子さんが毎朝焼き上げる特製カステラも密かな名物として話題を呼んでいます。

この記事では、ランチやディナーのメニュー構成から、四季折々の料理、名物カステラの秘密まで、「料理工房 たなか」の魅力を徹底的にご紹介します。

実際の口コミや訪問体験をもとに、アクセス情報や予算感まで網羅的に解説していますので、「伊勢で本当に美味しい和食ランチが食べたい」「記念日やデートで落ち着いたお店を探している」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、ペロペロしていきましょう!

料理工房たなか お店情報
営業時間 11時30分~14時00分
18時00分~21時00分
定休日 月曜日
電話 0596-21-0135
予算 昼:¥2,000~¥2,999
場所 三重県伊勢市曽祢1丁目10-19
駐車場 店舗前にあり
アクセス 伊勢市駅から徒歩約15分
備考 カード可・電子マネー可




伊勢の隠れ家「料理工房たなか」で味わう、心和む和食ランチ体験

伊勢の住宅街にひっそりと佇む「料理工房 たなか」は、観光地の喧騒を離れた隠れ家的な一軒家。

手頃な価格で本格和食が楽しめると評判のランチは、地元客を中心に人気を集めています。

「料理工房 たなか」のランチは、季節の素材を活かしたミニ会席仕立てで、先付からデザートまで全7品ほど。

価格は税込2,000円前後と手頃ながら、伊勢志摩産の魚介や無農薬野菜を使った内容はまさに「お値打ち」。

週末は満席になることも多く、訪問の際は事前予約がおすすめです。

夜には3,500円〜6,000円程度の会席コースが用意されており、接待やデート、家族のお祝いなど多様なシーンに対応。ある日のメニューでは鰆の炙り造りや天ぷら盛り合わせ、きな粉ムースなどが提供され、「価格からすると十分すぎる内容」との声も多数挙げられていました。

伊勢志摩の海と大地の恵みが織りなす、料理工房たなかの四季彩料理

地産地消を貫く「料理工房 たなか」では、伊勢湾や志摩の新鮮な魚介と、契約農家から届く無農薬野菜を用いた和食が楽しめます。

冬には的矢牡蠣や伊勢海老、春には鰆や蛤、夏には鮎や鱧といった地元食材が登場。魚料理の腕前には定評があり、煮物や焼き物も奥深い味わいです。

豆腐や生湯葉といった繊細な料理も提供。「当たり前に見えて手が込んでいて美味しい」との声も多く、訪問のたびに新しい発見があります。

たなかの定番とも言える「カステラ」は、名古屋コーチンや烏骨鶏などの卵をブレンドし、素材本来のコクを活かした焼き上がり。ふんわりしっとりの絶妙な口溶けです。毎朝5時から鶏の世話とカステラ作りを行うまち子さん。その丁寧な仕事ぶりが味わいに現れています。

店内の様子と雰囲気について

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「料理工房 たなか」の店内は、木の温もりを感じる和モダンな空間。

無垢材をふんだんに使用した内装は、落ち着きのある雰囲気を醸し出し、まるで誰かの家に招かれたような居心地の良さがあります。

入口を抜けると、正面には料理人の動きが見えるカウンター席が広がり、料理を待つ時間までも楽しみに変えてくれるライブ感があります。

カウンター席は料理を間近で見られる特等席でありながらも、会話を邪魔しない絶妙な距離感が保たれており、デートや少人数での訪問にも最適。

奥には座敷席やテーブル席も設けられており、グループや家族連れにも配慮された構造です。柔らかな照明と静かなBGMが流れる店内は、時間を忘れてゆったりと過ごすのにぴったりな場所です。

週末や平日昼間でも老若男女で賑わっており、誰にとっても落ち着ける“第二の我が家”のような温もりを感じられるはずです。

初めてでも安心、料理工房たなかのメニューと予算を徹底解説

ランチタイムには「料理工房 たなか」自慢の“特製ミニ会席”が人気を集めています。

税込2,000円前後という価格ながら、内容は本格的な会席仕立て。ある日の構成は、旬魚の炙り造り、季節野菜の煮物、湯葉を使った天ぷら、ご飯物、吸い物、そして岡村豆腐や山村乳業の牛乳を使った手作りスイーツまで揃い、まさに小さな贅沢と呼べる内容です。

「1,780円でこの内容は破格」との口コミも多く、ボリューム・味・彩りの三拍子が揃っており、幅広い年齢層から支持されています。特に優しい味付けと出汁の深みが光り、和食の奥ゆかしさを改めて実感できる構成です。

夜の部では、3,500円〜6,000円の価格帯で会席コースを提供。内容はその日の仕入れに応じて変わる“おまかせ”スタイルで、四季折々の伊勢志摩の食材を主役に、手仕事の冴えが光る逸品が揃います。前菜から甘味まで一皿一皿に趣向が凝らされており、誕生日・記念日・接待など、特別な日のディナーにもぴったりです。




駐車場とアクセス情報について

「料理工房 たなか」は、伊勢神宮・外宮から徒歩10分ほどの立地にあり、観光の合間にも立ち寄りやすい便利な場所にあります。お店は伊勢市曽祢の住宅街にひっそりと佇んでおり、初めて訪れる方はカーナビやGoogleマップの活用がおすすめです。

駐車場は店舗前に3台分のスペースが用意されています。平日のお昼時でもほぼ満車になることが多いため、複数人での来店時は乗り合わせや公共交通機関の利用も検討すると安心です。近隣にはコインパーキングも点在しており、万が一満車でも駐車には困らない環境です。

電車でのアクセスの場合、最寄り駅は「伊勢市駅」。駅から徒歩約15分ほどで店舗に到着します。散策を楽しみながら歩くのもおすすめです。

静かな住宅地の中にある隠れ家的な立地でありながらも、観光とセットで訪れやすい点も「料理工房 たなか」の魅力のひとつです。

フードライターが実食レポート!料理工房たなか「特製ランチ」の魅力を五感で堪能

伊勢で数多くの和食店を巡ってきた私が「料理工房 たなか」のランチを体験してまず感じたのは、料理ひとつひとつに宿る“丁寧さ”です。

中でも心を打たれたのが、ごま豆腐の茶碗蒸し。

ふんわりと立ち上がる出汁の香りの中に、中央に潜む胡麻豆腐のまろやかさが溶け込み、まるで口の中で二重奏を奏でるような感覚でした。これはまさにこの店にしかない逸品です。

お造りには炙りの効いた鰆が供され、口に含むとほのかな燻香と共に脂の甘みが広がります。

やや冷えた状態で提供されたことで、身の締まりと香りがより際立って感じられました。

天ぷらは湯葉やさt中心とした揚げ物。衣は驚くほど軽やかで、素材そのものの甘みや香りをしっかりと感じさせてくれます。

揚げの技術にも手抜きがなく、薄衣ながらサクリとした歯ざわりが心地よい逸品です。

御飯物や小鉢についても抜かりなく、何とも優しい味わい。

店主の厨房での動きを見ていると、その丁寧かつ機敏な調理風景に目が釘付けでした。

デザートには岡村豆腐と山村乳業の牛乳を使ったプリン状のスイーツが登場。冷ややかな口当たりと、素材の自然な甘みが絶妙に調和しており、和食の流れを壊さない上品な締めとなっていました。

そして、名物の“まち子さん特製カステラ”。名古屋コーチンの卵と南伊勢のはちみつを使い、朝5時から焼き上げられるというこのカステラは、しっとり感とふんわり感が奇跡的に同居した逸品。食後でも重くならず、口の中にやさしい余韻を残してくれます。

帰り際には店主自らが出口まで丁寧に見送ってくださり、その姿勢にも料理と同じく“真心”を感じました。

平日の訪問でしたが、年齢問わず多くの客で賑わっており、誰にとっても優しい味わいがここにはあります。次回はぜひ、夜の会席を楽しみに伺いたいと思います。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:至高の隠れ家を発見!

たなか様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!