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横浜駅2分|にぼし香アソビル店が百名店に選ばれる理由を徹底解剖

神奈川県 ラーメン 昼:¥1,000〜¥1,999/夜:¥2,000〜¥2,999 11:00〜16:00(L.O. 15:30)/17:00〜21:30(L.O. 21:00) 定休日無休(アソビルに準ずる)
濃厚な煮干しラーメンが味わえるお店

こんにちは、ケンチェラーラです。

横浜駅から歩いてたった2分。アソビルの1階に、知る人ぞ知る煮干しラーメンの名店があります。

その名も「麺処 にぼし香 アソビル店」。

食べログ百名店に選ばれ、TRYラーメン大賞でも高評価を獲得したこの店は、ただ美味しいだけではありません。

横浜と横須賀を繋ぐ煮干しラーメンの系譜、IT企業出身の経営者と秋田の漁師が組んだ異色のタッグ、そして「灰色なのにサラサラ」という不思議なスープの秘密——。

この記事では、そんな一杯の背景にある深いストーリーから、メニューの楽しみ方、夜の蕎麦前スタイルまで、余すところなくお伝えします。

横浜でラーメンを食べるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00〜16:00(L.O. 15:30)/17:00〜21:30(L.O. 21:00)
定休日 無休(アソビルに準ずる)
電話 お問い合わせは公式HPをご確認ください
予算 昼:¥1,000〜¥1,999/夜:¥2,000〜¥2,999
場所 神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル1F(横浜駅みなみ東口通路直通・東口より徒歩2分)
備考 予約不可/カード可・電子マネー可(Suica等交通系)・QRコード決済可(PayPay)/全席禁煙/駐車場なし(近隣にコインパーキングあり)
リンク 公式HP




百名店に選ばれ続ける3つの理由

お店の外観

「麺処 にぼし香 アソビル店」は、前身の「横濱丿貫」時代から数えて食べログ百名店に連続選出され、TRYラーメン大賞でも高評価を獲得した神奈川を代表する一軒です。

その評価は立地の恩恵だけでなく、純粋なプロダクトの力によって支えられています。

伝説的な名店から受け継いだ系譜、革新的な経営体制、他店が模倣できないスープの設計——この3つの柱が、この店を特別な存在にしています。それぞれ順番に紐解いていきましょう。

食べログ百名店に選ばれた実力はもちろん、昼はラーメン・夜は蕎麦前という二つの顔を持つ大人の隠れ家的な一軒です。
横浜駅からすぐの場所にこれほど奥深い世界観を持つお店があるとは、なかなか気づかないかもしれません。

横浜と横須賀を繋ぐ煮干しの系譜

賑わう横浜駅すぐのアソビル横丁の様子

ネット上では「横須賀にある」という情報も見られますが、実際の所在地は横浜市西区高島です。

ただ地理的な距離を超えて、このお店と横須賀の煮干しラーメン文化は「丿貫(へちかん)」という一本の系譜で深く結びついています。

丿貫は昼に煮干しを極限まで炊き出したラーメンを提供し、夜は日本酒専門店へと姿を変えるスタイルで、横浜発の煮干しラーメン文化を牽引してきた名店です。

にぼし香を立ち上げた共同経営者は、その丿貫で横浜エリアマネージャーを務めた人物で、哲学と技術を正統に受け継いでいます。

横須賀中央駅から徒歩1分の「魚焚(うおたき)」も同じ丿貫出身の店主が2020年6月に独立開業した店であり、横浜と横須賀の煮干し文化は丿貫を起点として一本の線で繋がっているのです。

秋田の漁師と二人三脚で作り上げた自家製煮干しは、一口飲んだ瞬間に「これは他では飲めない味だ」と確信させてくれる深みがあります。
スープを飲み干したくなる理由が、まさにここにあります。

秋田の漁師と組んだ、唯一無二の味

目印となる麺の看板

妥協なき仕込みが生み出す異色のクオリティ、そして「灰色なのにサラサラ」という不思議なスープの秘密——。

味の設計・食材調達・現場の技術指導は、丿貫の元エリアマネージャーである店主(共同経営者)が担当しており、職人の圧倒的な技術がこの品質を支えています。

さらに全国の産地からその時々で最も状態の良い煮干しを直接厳選し、独自に数種類ブレンドしている点も、他店との大きな差別化ポイントです。

この一杯のために計算し尽くされた仕入れを行うことで、他では再現できないクオリティが実現されています。

「食べログ百名店」への選出や、数々のラーメン専門誌・メディアへの露出が絶えないのも、味へのこだわりが高いレベルで機能している証といえるでしょう。

灰色なのにサラサラな理由

濃厚煮干し蕎麦

はじめてスープを目にした人が必ず抱く疑問が「なぜこんなに灰色でドロドロしているのに、口当たりはサラサラなんだろう?」というものです。

この一見矛盾した現象の答えは、スープの二層構造にあります。

骨ガラを強火で炊き出して乳化させた白湯(パイタン)をベースに、全国から厳選した仕入れによる極上の煮干しから抽出した特製ペーストを加えることで、あの独特の灰色と濃度が生まれます。

一般的なセメント系は塩分が高く雑味が出やすいものですが、独自の濾過・調合プロセスによってえぐみと塩角を排除し、煮干しの純粋な旨みだけを際立たせることに成功しています。

スープを最後の一滴まで飲み干す客が後を絶たないのは、「濃厚なのに飲み干せる」という設計の完成度があってこそです。




充実したメニューをチェック

お店のメニュー

ラインナップの中心は「煮干蕎麦(950円・1,000円)」「濃厚煮干蕎麦(1,100円)」「特濃煮干蕎麦(1,200円)」の3種類です。

濃度の異なる3本柱が揃うことで、ライトなラーメンファンからコアな煮干しマニアまで楽しめる間口の広さが生まれています。

季節ごとに登場する「濃厚牡蠣蕎麦(1,500円)」や「濃厚甘海老蕎麦(1,100円〜1,500円)」などの限定メニューも、リピーターを惹きつける大きな魅力です。

また替え玉の代わりに「和え玉」を追加注文するスタイルが定着しており、まぜそばとして楽しんだ後に残ったスープを注いで味変を楽しむ——一度の食事で何度も楽しめる仕掛けが、ここにはあります。

こだわりが光る店内の雰囲気

カウンターだけの店内の様子

アソビルという活気ある施設の中にありながら、店内は無駄を削ぎ落としたミニマルな空間で、カウンター席を中心とした構成が「食べることに集中できる」雰囲気を作り出しています。

昼はさまざまな層で賑わう活気ある食堂の雰囲気ですが、夕方以降になると照明のトーンが落ち着き、カウンターに並ぶ島根の銘酒「王祿」のボトルが存在感を増してきます。

江戸時代の「蕎麦前」文化を現代のラーメン店に落とし込んだ夜の時間は、仕事を終えた大人たちが静かに過ごすための場として機能しています。

夜の時間帯は、こだわりの日本酒と限定の「肴(おつまみ)」が充実しており、ラーメンの前に一杯引っ掛ける大人の楽しみ方が可能です。

店が持つ独自の世界観を崩さず、夜は一味違う顔を見せるブランディング戦略となっています。

横浜駅という喧騒の中心にありながら、ここだけ時間の流れが少し違う——そんな感覚を覚える空間です。




横浜駅直結、迷わず行けるアクセス

お店があるアソビル横丁

住所は神奈川県横浜市西区高島2-14-9、アソビル1階です。

JR・東急・京急・相鉄・市営地下鉄など多くの路線が集まる横浜駅のみなみ東口通路から直通でアクセスでき、雨の日でも濡れずにたどり着けます。

駅からの所要時間は徒歩約2分で、東京都内や湘南・横須賀方面からもアクセスしやすい立地です。

専用駐車場はありませんが、周辺には「横浜ベイクォーター駐車場」や「そごう横浜店駐車場」など複数の駐車場が徒歩圏内に点在しています。

周辺は交通量が多く週末は混雑も避けられないため、公共交通機関でのアクセスがおすすめです。

【食レポ】濃厚煮干蕎麦と和え玉を食べてみた

この日は、ケンチェメシ東京支部のメンバー・S氏と連れ立っての来店。

横浜駅周辺でも屈指の人気を誇る一軒と聞き、期待を膨らませながら暖簾をくぐった。煮干しにここまで全振りした店は、正直なところ三重ではそうそう出会えない。

せっかくなら振れ幅を確かめたい——そう考え、看板の「煮干蕎麦」とその上位「濃厚煮干蕎麦」を一杯ずつ頼み、二人でシェアする算段に出た。

濃厚煮干蕎麦 ―― 濃密さと、潔い好き嫌いまずは濃厚から。

レンゲを口に運んだ瞬間、とろりとした粘度のあるスープが舌に絡み、一拍遅れて煮干しの香りが鼻腔を突き抜ける。

濃厚でありながら重さに転ばないのは、骨ガラの旨みと煮干しの輪郭が拮抗しているからだろう。

そこへ刻み玉ねぎが入ると、シャキッとした歯触りとほのかな甘みが濃密さをきれいにリセットしてくれる。

この緩急の設計が、実に巧い。

ただ、この香りと濃度は万人向けとは言い難い。煮干しが得意でない方には、一口目から強すぎると映るかもしれない。

けれど、その尖りこそがこの一杯の核心だ。ハマる人は確実に、そして深くハマる。煮干しの「クセ」を薄めずに突き詰めた、潔い説得力がここにある。麺と、スタンダードな煮干蕎麦麺はスルッとしたストレート。喉越しが軽やかでありながら、濃厚なスープを過不足なく持ち上げる一体感が見事だった。

対するスタンダードの煮干蕎麦は、香りのキレと出汁の透明感が際立つ端正な仕上がり。これはこれで完成度が高い。だが個人的な結論を言えば、やはり濃厚派。

この日いちばん舌に残ったのは、迷うことなく濃厚煮干蕎麦だった。締めは黒酢の和え玉でフィニッシュには黒酢の和え玉を。

黒酢の和え玉

まずはまぜそばとして麺そのものの旨みを堪能し、残ったスープに投じて味変へ。一杯で二度三度と表情が変わる、贅沢な締めくくりだ。総評訪れるたびに思う。

都心にはこれほど美味しいラーメンがひしめいていて、その密度自体が学びになる。また新たな一杯を求めて、足を運びたい。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:よく考えられた一杯

麺処 にぼし香様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




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