こんにちは、ケンチェラーラです。
三重県尾鷲市の賀田駅から歩いてすぐの場所に、地元の魚屋が営む小さな食堂があります。
ネットで検索すると「加賀駅」という誤記が目立ちますが、正しくは賀田(かた)駅。
多彩な魚種が水揚げされる尾鷲港の目利きが、その日一番の魚を惜しみなく使った定食を出してくれる場所です。
この記事では、看板の鯵フライ定食の実力から、店内に漂う昭和の空気感、気になるアクセスまで、実際に訪れて感じたリアルな魅力をお届けします。
それでは、ペロペロしていきましょう!
お店情報リンクInstagram
| 営業 | 土・日・月 12時〜14時 | 定休日 | 火曜日〜金曜日 | 電話 | 0597-31-0296 | 予算 | 数百円〜1,500円程度(現金・PayPay利用可) | 場所 | 三重県尾鷲市曽根町840-4(JR紀勢本線 賀田駅より徒歩1〜2分) | 備考 | 現金・PayPay利用可(クレジットカード・電子マネー不可)。 |
|---|---|
| 全席禁煙(喫煙専用室あり)。総席数20席。 | |
賀田駅前で評判⁉魚屋直営の隠れ食堂の実力

賀田駅前にひっそりと構えるこの食堂は、単なる飲食店ではなく、地元で長年商いを続けてきた鮮魚店が母体になっています。
水産会社が運営する大型施設とも、限定営業のフードコートとも違う、個人魚屋ならではの目利きと機動力が最大の武器です。
ここでは、その成り立ちから営業スタイル、そして料理の核となる仕入れへのこだわりまで、3つの視点からじっくりご紹介します。
水産会社でも複合施設でもない、個人魚屋だからこそできる小回りの良さがここにはあります。
訪れるたびに、目利きの本気度が一皿にしっかり詰まっているのを感じます。
水産会社でも複合施設でもない、個人魚屋という選択

尾鷲市で鮮魚店を営んできた店主が、その目利きと仕入れ力を活かして開いたのがこの食堂です。
国道沿いの大型直売食堂のようにセルフサービスで大量集客するスタイルとも、温泉施設に併設された週末限定の食堂とも一線を画し、注文を受けてから一皿ずつ丁寧に仕上げる対面式の商いを貫いています。
20席という決して広くはない空間だからこそ、魚屋としての目利きがそのまま一皿に反映される密度の濃さが魅力です。
個人店ゆえの小回りの良さが、この店の存在感を静かに際立たせています。
週3日のランチ営業。暮らしのリズムで楽しめるお店

営業は12時〜14時までと、地域の暮らしに寄り添った時間設定になっています。
定休日は火曜日から金曜日ですが、営業時間や定休日は変更されることがあるため、訪問前に電話(0597-31-0296)または公式Instagram(@sakanano_nishiya)で最新情報を確認するのが安心です。
決済は現金のほかPayPayが使えるものの、クレジットカードや電子マネーには対応していないため、訪問前に準備しておくと安心です。
目利きが選ぶ、尾鷲港多種多様な魚たちの物語

尾鷲港は黒潮が近海を流れ、リアス式の深い海底地形を持つことから、多彩な魚種が水揚げされる漁場として知られています。
この店ではその豊富な水揚げの中から、魚屋としての経験を頼りにその日一番の魚を選び抜いています。
看板の鯵フライに使われる鯵はもちろん、日替わりで登場するタイのカマ焼きなど、季節や仕入れ状況によって表情を変えるのもこの店ならではの楽しみです。
米には広島県産の「あきさかり」を使用するなど、魚以外の素材にも目利きの姿勢が貫かれています。
その日一番の魚を選び抜く目利きの仕事は、鯵フライの衣の中にもしっかり息づいています。揚げたての一口を頬張ると、尾鷲港の魚がいかに新鮮かがすぐにわかります。
サクサク衣とちょい足し刺身、欲張れる一皿の魅力
- お昼のお品書き
- 飲み物メニュー
- 本日の日替わりメニュー
看板メニューは、外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした身が楽しめる鯵フライ定食です。
定食を頼むと110円で追加できる「ちょい刺し」が用意されており、揚げたてのフライと新鮮な刺身を同時に味わえる贅沢な組み合わせが叶います。
実際に運ばれてきた膳には、鯛の刺身がひと切れ添えられ、タルタルソースはきざみ玉ねぎがたっぷり効いた自家製の味わいでした。
日替わりではタイのカマ焼きが登場するほか、牛めしやカレーライス、うなぎ丼まで揃い、使用するお米はすべて広島県産のあきさかりに統一されています。
単品の丼から贅沢な三品盛りの定食まで幅広く選べるのも、この食堂の懐の深さです。
4人掛け座卓が並ぶ、20席のアットホームな空間

店内に足を踏み入れると、まず目に入るのはサッポロビールやキンミヤ焼酎の懐かしいホーロー看板です。
4人掛けのテーブル席が2卓、小上がりの座卓が3卓という20席の空間は、大人数の団体客よりも、ゆったり食事を楽しみたい客にちょうどよい規模感になっています。
窓の外には尾鷲の山並みが広がり、雨の日でもどこか落ち着いた景色を眺めながら食事ができるのも魅力です。
完全禁煙ながら喫煙専用室も別途用意されており、幅広い客層に配慮した造りになっています。飾らない昭和の空気感が、かえって居心地の良さにつながっています。
- 懐かしいホーロー看板と山並みを望む窓が、昭和の食堂ならではの落ち着いた時間を演出してくれます。
- 小上がりの座卓席はゆったりくつろげるので、電車の待ち時間にふらっと立ち寄るのもおすすめです。
賀田駅から徒歩1分!迷わずたどり着ける道のり

最寄りはJR紀勢本線の賀田駅で、改札を出てから徒歩1分から2分というアクセスの良さが自慢です。
予約サイトなどでは「加賀駅」と誤記されているケースも見られるため、正しい駅名「賀田(かた)駅」を確認してから向かうと安心です。
所在地は三重県尾鷲市曽根町840-4で、駅前という立地ながら、事前に公式へ駐車スペースの有無を確認しておくとより安心です。
電話番号は0597-31-0296で、事前に営業状況を確認しておくとより確実です。
駅からすぐという好立地は、電車旅の途中に立ち寄るにも、周辺散策の起点にするにも便利です。
噂の鯵フライは本物か⁉実際に食べてみた正直レポ

本日は尾鷲出張ということで、知人の紹介でこちらのお店にお邪魔しました。
地元の方が「あそこは間違いない」と教えてくれる店ほど、期待が高まるものはありません。
注文したのはもちろん、看板の「本気の鯵フライ定食」。価格は驚異の990円です。

この内容でこの値段、現代では思わず目を疑ってしまう水準です。
注文を受けてから、店主が一皿ずつ丁寧に仕上げてくださいます。厨房から揚げ油の音が聞こえてくる待ち時間も、これはこれで贅沢な時間。店主の人柄がとにかく素敵で、料理が出てくる前からすでに気持ちが温まっていました。

そして運ばれてきた鯵フライ。外はカリッと、中はふわっと。この対比が本当にみごとで、箸を入れた瞬間に衣がサクリと軽く割れ、中からふっくらとした身が現れます。尾鷲港の鯵の旨みがそのまま閉じ込められていて、揚げたてならではの香りが立ち上がってくる。

とにかく、おいしかったです。近くに住んでいたら、毎日でも通いたくなるお店です。

そして110円で追加できる「ちょい刺し」もいただきました。この日は鯛。鮮度がよく、身の締まりと甘みがしっかり感じられて、非常に美味しかったです。揚げものと刺身を同じ膳で味わえる贅沢さは、魚屋直営だからこそ実現できる形だと思います。

さらに鶏の唐揚げも少しつまませていただきました。こちらはパンチの効いた味付けで、魚を食べ慣れている地元の方でも間違いなく「うまい」と感じる一品かと思います。

魚一色になりかけた口の中に、ガツンと別の方向から旨みが入ってくる感覚が良かったです。
とにかくサービス精神が旺盛なお店です。賀田に行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてほしいです。私もまた、ふらっと気軽にお邪魔したいと思います。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:賀田の超新星
サカナノにしや様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!


