こんにちは、ケンチェラーラです。
新横浜駅から歩いてすぐの場所にある「新横浜ラーメン博物館」は、地下に昭和33年の街並みを再現し、全国の銘店のラーメンを一か所で味わえる施設です。
ネットでは行列店や人気店の情報ばかりが目立ちますが、実際に足を運ぶと、チキンラーメン誕生の展示や生まれた日の新聞をプリントできる機械など、ラーメン以外にも見どころがぎっしり詰まっていました。
この記事では、昭和33年という時代設定に込められた意味から、1階の体験展示、館内の銘店の選び方、アクセスと駐車場まで、現地で見て感じたリアルな情報をお届けします。
最後には横浜の家系ラーメン「六角家1994+」の実食レポートもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、ペロペロしていきましょう。
| 営業 | 平日 11:00 – 21:00/土日祝 10:30 – 21:00(L.O.は閉館30分前) |
|---|---|
| 定休日 | 年末年始(12月31日・1月1日) |
| 電話 | 045-471-0503 |
| 予算 | 昼・夜:¥1,000~¥1,999(別途入場料 大人450円・小中高校生100円) |
| 場所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21(新横浜駅より徒歩5分) |
| 備考 | カード可・電子マネー可・QRコード決済可 (駐車場は現金のみ。ラーメン店のクレジットはタッチ決済不可。 利用できるブランドは店舗ごとに異なるため公式サイトの一覧をご確認ください) |
| リンク | 公式HP |
新横浜ラーメン博物館、昭和33年の街に全国の銘店が集う理由

ラー博の愛称で親しまれるこの施設は、ラーメンを食べる場所であると同時に、ラーメンの歴史と文化を体感できる博物館でもあります。
地下の街並みがなぜ昭和33年なのか、その答えは1階の展示の中にしっかりと示されていました。
さらに誕生日新聞やオリジナルカップ麺づくりといった体験コンテンツ、ラーメンの歩みを物語る展示の数々まで、ここでしか味わえない魅力を3つの視点からご紹介します。
ラーメンを食べに来たはずが、気づけば展示や街歩きに夢中になっていました。
一杯を味わう前後の時間までまるごと楽しめるのが、この場所ならではの魅力です。
1958年はチキンラーメン誕生の年、昭和33年を選んだ意味

1階の展示コーナーを進むと、日清食品の創業者・安藤百福氏の写真と、1958年に発明された世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」のパッケージが並んでいます。
パネルの解説によると、それまで一般的に「中華そば」と呼ばれていたものに「ラーメン」という言葉が使われるようになったのは、この一杯の誕生がきっかけだったそうです。
1958年は昭和33年にあたり、地下に広がる街並みの時代設定とぴたりと重なります。
周囲の壁には東海道新幹線の開業やミッチーブームを伝えるモノクロ写真のパネルもずらりと飾られ、あの時代の空気を肌で感じられる構成になっていました。
ラーメンが家庭にまで広がるきっかけとなった節目の年を舞台に選んだと知ると、地下の街歩きが一段と味わい深くなります。
1枚400円の誕生日新聞から自作カップ麺まで遊べる体験展示

1階には、読売新聞の紙面を好きな日付でプリントできる「誕生日新聞発行機」が置かれています。
料金は1枚400円で、1912年8月1日から2025年12月31日までの一面、またはラジオ・テレビ面をコピーできる仕組みです。
プリントした1998年3月22日の紙面には当時の見出しや広告がそのまま再現されていて、思わず時間を忘れて読み込んでしまいました。
また「ラー博スゴメンラボ」では、スマートフォンの写真をパッケージにしたオリジナルカップ麺を作ることができ、ガラス越しにスタッフが仕上げていく様子も見学できます。
竹をあしらったラーメン作り体験のスペースでは、海外からの参加者が麺づくりに挑む姿も見られ、世代や国籍を問わず楽しめる場所だと実感しました。
水戸黄門の一杯から来々軒まで、展示でたどるラーメンの歴史

ギャラリーには、水戸黄門が食べたとされるラーメンの再現品が漆塗りの器に盛られて展示されています。
解説によると、豚もも肉を塩漬けにして乾燥・熟成させた中国ハム(火腿)からダシを取り、「五辛」と呼ばれる5種類の薬味を添えていたのではないかと推測されているそうです。
館内には浅草で人気を集めた「来々軒」の屋号を掲げた建物もあり、中では創業者の先見性や日本人に合わせた味の追求を紹介するパネルが並んでいました。

さらに店名入りの丼が壁一面に並ぶ展示や、世界各国のインスタント麺のパッケージを集めたコーナーもあり、一杯のラーメンの背景にある文化の広がりを実感できます。
食べる前にこうした展示を眺めておくと、このあと味わう一杯への期待がぐっと高まります。
一杯の歴史を知ってからすするラーメンは、スープの一滴まで味わいがいっそう深く感じられます。
全国の銘店の丼がすぐ近くで待っていると思うと、どれから食べるか迷う時間さえごちそうです。
家系からタイの人気店まで、待ち時間モニターを見て選ぶ8つの銘店

1階の待ち時間モニターには、龍上海本店や琉球新麺 通堂をはじめとする各店の一杯の写真と、現在の待ち時間が表示されています。
取材日は待ち時間0分の店もあれば90分待ちの店もあり、店によって混み具合に大きな差がありました。
北海道から沖縄までの国内の銘店に、タイから日本初上陸した店も加わった8店が集まっているので、食べたい地域の味と待ち時間を見比べながら回る店を決めるのがおすすめです。
地元・横浜の家系ラーメンを出す店は、店頭の券売機で食券を買うスタイルなので、初めてでも迷わず注文できます。
モニターにはスゴメンラボの待ち時間も表示されているため、ラーメンと体験を組み合わせて効率よく楽しむ計画も立てやすくなっています。
裸電球が照らす路地裏、昭和の夕暮れを歩く地下の街並み
地下に降りると、薄暗い空の下に木造の家屋が軒を連ねる路地裏が現れ、まるで昭和の夕暮れに迷い込んだような気分になります。
壁の郵便受けや軒先の植木鉢など細部まで作り込まれていて、どこを切り取っても絵になる光景です。
木の扉には「昭和三十三年一月一日」と日付の入った手配書が貼られ、よく見ると怪盗ナルト仮面という遊び心あふれる指名手配まで紛れ込んでいます。
赤いネオンが灯る一角にはオリオンビールの看板を掲げたバー「Club Orion」もあり、ウイスキーやカクテルを片手に昭和の街並みを楽しむこともできます。
ラーメンを食べるだけでなく、街歩きそのものを目的に訪れたくなる空間です。
- 建物の二階部分や路地の奥まで作り込まれているので、ときどき足を止めて見上げると新しい発見があります。
- ほの暗い照明の中に電球やネオンが浮かび上がるため、スマートフォンでも雰囲気のある写真が撮れる撮影スポットになっています。
新横浜駅から徒歩5分、電車と車それぞれのアクセスと駐車場情報

最寄りはJR新横浜駅で、駅から徒歩5分ほどで到着します。
横浜駅からはJR線で東神奈川駅を経由して約15分なので、横浜観光のついでに立ち寄るのも簡単です。
車の場合は第三京浜の港北インターや、首都高速神奈川7号横浜北線の新横浜出入口が近く、建物の2〜7階と屋上が175台収容の提携有料駐車場になっています。
料金は30分250円(当日最大2,600円)で、館内を利用すると30分割引になりますが、支払いは現金のみでキャッシュレス決済は使えないので注意が必要です。
なお、バス用の駐車場はないため、団体で訪れる場合は館の正面で乗り降りする形になります。
六角家1994+を実食、海苔3枚と太麺が主役の家系の実力

ラーメンの誕生と歩みを展示でたっぷり学んでから、地下の街並みにたたずむ「六角家1994+」へ。来々軒の屋号や水戸黄門の一杯に思いを馳せたあとに食べるラーメンは、どこか感慨深さを連れてくるものです。
どんぶりが届いた瞬間、まず目に飛び込んできたのは、スープに差し込むように立つ海苔3枚の存在感。これぞ家系、という風景でした。

スープはどっしりとした豚骨醤油。濃厚なのにくどさより旨味が先に来る仕上がりで、一口すすった途端に「あ、これが家系だ」と腑に落ちる感覚があります。

太いストレート麺がそのスープをしっかりまとい、噛むほどに麺自体の甘みも滲み出してくる。海苔を麺に巻いてひと口——これは反則的においしいです。
チャーシューは脂の甘みがじわりと広がり、気づけばスープが最後の一滴まで消えていました。
三重の地元ではなかなか出会えない本場の家系を、ラーメンの歴史を学んだその足で食べられる——横浜に来るたびに立ち寄りたいお店になりました。
Instagramで最新情報や限定情報をチェック!
@kencellara_food をフォローHONEST REVIEW
お店の印象
新横浜ラーメン博物館様、最高の時間をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした。
| 営業 | 平日 11:00 – 21:00/土日祝 10:30 – 21:00(L.O.は閉館30分前) |
|---|---|
| 定休日 | 年末年始(12月31日・1月1日) |
| 電話 | 045-471-0503 |
| 予算 | 昼・夜:¥1,000~¥1,999(別途入場料 大人450円・小中高校生100円) |
| 場所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21(新横浜駅より徒歩5分) |
| 備考 | カード可・電子マネー可・QRコード決済可 (駐車場は現金のみ。ラーメン店のクレジットはタッチ決済不可。 利用できるブランドは店舗ごとに異なるため公式サイトの一覧をご確認ください) |
| リンク | 公式HP |
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本音のコメント
横浜出張のシメに、ラーメンの歴史を学んだその足で食べる家系ラーメン。海苔3枚がスープにたっぷり浸かり、ぐんと太い麺にがっちり絡む豚骨醤油の濃度は、ここでしか完成しない一杯でした。チャーシューの脂の甘みがじわりと後をひき、気づけば完食。三重では出会えない本場の家系、これが横浜に来た甲斐というものです。