【津市】土用の丑なので「新玉亭」に美味しい鰻を食べに行ってきた!
こんにちわ。ケンチェラーラです。いつも記事を読んで頂きありがとうございます。
先日土用の丑の日ということもあり、夏バテ対策の慣習に従って鰻を頂きにいってきました。三重県津市にある1890年創業「新玉亭」へお邪魔しました。
お店情報
お店の歴史
明治23年創業ということは100年企業ということです。今の時代100年残っている飲食店は限られています。変わらぬ確かな味がお客様を引き寄せ続けているのでしょう。
店内様子
歴史を感じる看板を横目にお店の中へ吸い込まれていきます。4回建ての建物となっていて飲食店としてはかなり大きい部類に入る店舗だと思います。
階段を駆け上がっていくと、各階にお座敷があります。
落ち着いた小奇麗なお座敷です。老舗旅館の宴会場のような雰囲気を感じました。温かい御茶を頂きながら鰻を待ちます。平日の昼間ですが注文から提供まで30分ほどの時間を要しました。流石鰻の老舗です。
メニュー
単品メニューも充実しています。分量がかなり多いことで有名なお店です。大盛りは中盛りを完食した証であるお札がないと注文することができません。私は初めて当店に来たので中盛りを頂きます。
ぺろぺろタイム
今、ウナギにタレを付けて焼いているのかなと想像しながら、待つこと30分。よだれがちょちょぎれる寸前でブツがやってきました。
上丼 中盛 3060円
かなりデカいです。吉野家の特盛を優に超えるご飯の量です。この茶碗の被せ方がまたたまりません。
爆乳美女の水着じゃ隠しきれない放漫ボディ。
ウナギとご飯
タレがしっかり染み込んだウナギが唸っています。今にもご飯の上で暴れ出しそうな雰囲気を纏っています。何度付けしたらこのような美しい光沢を放つことができるのでしょうか。ご飯は地産地消で、なんど茶碗の底の層までウナギのタレが染み込んでいます。ウナギ独特のカリッ、ニュルッという食感と共にその贅沢な脂がお口の中で踊り出します。
ウナギは運ばれてすぐはストレスで味が落ちます。そこで新玉亭ではウナギを天然の井戸水で管理し、鮮度の良い状態で調理するようにしているそうです。
お吸い物
肝が旨い。上等なもので、臭みも全くありません。ウナギの脂身を適度に緩和してくれる絶妙な塩分加減です。湯葉が入っているのも嬉しい限りです。
中盛でもお腹いっぱいの分量でした。大盛りはフードファイトの量になると思うので、美味しく食べるというよりかは、分量と格闘の色が強いと思います。帰り際に中盛完食をしたと店員さんに告げると100円募金でお札が頂けます。これで次回からコーヒー無料かつ大盛りにチャレンジできます。また完食できなかった場合は持ち帰りも可能です。
ごちそうさまでした。大変美味しかったです。
オマケ
三重県津市は全国でもトップクラスに鰻店が多いのです。理由は津市には志登茂川、安濃川、雲出川という河川に恵まれ、戦前からウナギの養殖(通称 : 養鰻)が発達していた地域だからです。当時から津市民には鰻はファーストフード的な認識があり、現在でも多くのお店が津市街には残っています。
お店詳細情報