こんにちは、ケンチェラーラです。
三重県松阪市朝田町、県道37号線沿いにひっそりと佇む大衆食堂「かつや食堂」。
創業からおよそ60年、地域の胃袋を支え続けてきた老舗です。
ガラスケースに並ぶ手作りのおかずを自分で選び、白米ではなく玄米ご飯を合わせて食べるという、どこか懐かしくて新しいスタイルが常連客の間で根付いています。
この記事では、この食堂ならではの健康志向な食事のかたち、注文後にじっくり揚げられる看板のかつ丼、そして店内に漂う昭和情緒まで、現地で感じたリアルな魅力をたっぷりとお届けします。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 月・火・水・木・金・土 10:00〜19:00 |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日、祝日 |
| 電話 | 0598-51-3893 |
| 予算 | 〜¥999(現金のみ) |
| 場所 | 三重県松阪市朝田町60-4(徳和駅より約1.3km) |
| 備考 | 現金のみ(カード不可・電子マネー不可)、駐車場あり |
| リンク | 食べログ |
目次
玄米ご飯とセルフ惣菜に隠された健康哲学

創業からおよそ60年という長い歴史を持つこのお店の一番の特徴は、来店した人が自分の手でおかずを選び取るという、昔ながらのセルフスタイルにあります。
ガラスケースにずらりと並んだ惣菜を眺めながら、今日はどれにしようかと選ぶ時間そのものが、この食堂ならではの楽しみになっています。
そしてもうひとつ見逃せないのが、多くの常連が白米ではなく玄米ご飯を選ぶという独自の食文化です。ここから、それぞれのこだわりを詳しく見ていきましょう。
自分で惣菜を選び、玄米と組み合わせる自由さがたまらない食堂です。
効率よりも手間を大切にする姿勢が、随所からじんわりと伝わってきます。
白米じゃなく玄米⁉常連が選び続ける理由

この食堂を訪れると、白米よりも玄米ご飯を頼む常連客の多さに驚かされます。
ガッツリとした炭水化物中心になりがちな昭和の大衆食堂において、これは決して当たり前の光景ではありません。
玄米とショーケースの惣菜を自由に組み合わせれば、自分だけの健康的な定食が自然と出来上がります。年配の常連はもちろん、最近では健康を意識する幅広い世代からも支持されているようです。
特別なメニュー表があるわけではないのに、通ってくる人たちの間で自然と根付いたスタイルだというのが、なんとも味わい深いところです。
「丼、麺は時間がかかる」に込めた本気

店内に貼られた「丼、麺は時間がかかる」という一枚の張り紙。
ここに、この食堂の姿勢がすべて表れています。
ショーケースの惣菜がすぐに提供できるのに対して、丼ものや麺類だけは注文を受けてから調理を始めているのです。
効率を優先すれば冷凍のカツを揚げるだけで済むところを、あえて手間のかかる作り方を貫いています。
待ち時間が生まれるのは、それだけ一皿への手間を惜しまない証でもあります。
急いでいるときには不便かもしれませんが、その分できあがる一皿には特別な満足感が宿っています。
注文後に一枚ずつ揚げる職人気質のかつ丼

看板メニューであるカツ丼は、注文が入ってから一枚ずつ丁寧に揚げられています。
厳選された肉を使い、衣のサクサク感を残しながら仕上げるその工程には、長年培われてきた確かな手仕事が感じられます。
甘辛いタレを絡めた瞬間に立ちのぼる香りは、まさに「おふくろの味」と呼ぶにふさわしいものです。
ひとくち頬張れば、じんわりとした満足感が広がり、思わず箸が進みます。
出来合いでは決して味わえない、注文が入ってから始まる一皿だからこその美味しさがここにあります。
揚げたての衣のサクサク感と、甘辛いタレの絡み具合が絶妙な一杯です。
注文してから揚げ始めるからこそ味わえる、できたての満足感がしっかり詰まっています。
玄米とハーフサイズで自由自在!昭和惣菜の楽しみ方

ショーケースに並ぶ惣菜は日によって顔ぶれが変わり、何度訪れても新しい発見があります。
数百円から楽しめる価格帯の手軽さも、大衆食堂ならではの魅力です。
サイドメニューにはハーフサイズで注文できるものも多く、いくつか組み合わせておつまみ感覚で楽しむ常連客の姿もよく見かけます。
看板のかつ丼と一緒に、好みの惣菜を少しずつ添えるという食べ方も人気です。
財布に優しいのに満足感はしっかりという、絶妙なバランスがこの食堂の強みと言えるでしょう。
昭和の空気が漂う、懐かしい店内の風景
一歩足を踏み入れると、昭和の空気がふわりと漂ってきます。
壁に大きく掲げられた『おふくろの味』という文字が、この場所の空気感を象徴しているようです。
飾り気のない店内には、長年地元の人たちに愛されてきた食堂ならではの温かみが漂っています。
昭和をリアルタイムで知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に感じられる、そんな不思議な魅力に満ちた空間です。
- 壁に大きく掲げられた「おふくろの味」の文字が、この食堂の空気感を象徴しています。
- 派手な内装ではないからこそ、地元で長く愛されてきた食堂らしい落ち着いた雰囲気が漂っています。
徳和駅から徒歩約20分!無料駐車場ありの行き方ガイド

所在地は三重県松阪市朝田町60-4です。
最寄りのJR紀勢本線・徳和駅からは徒歩で約20分ほどとやや距離があるため、車での来店が便利です。
近鉄山田線の東松阪駅や櫛田駅からもアクセスでき、三重交通のバスを利用すれば「朝田南・銭湯前」バス停から徒歩3分ほどで到着します。
うれしいことに無料駐車場も用意されているので、車移動の方でも安心して立ち寄れます。
営業は月曜から土曜の10時から19時まで、日曜と祝日はお休みとなっているため、訪問前に確認しておくとスムーズです。
噂のサクサクカツ丼は本物か⁉実際に食べてみた

三重県南部で暮らす人なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。県道沿いにぽつんと構えるこのお店は、私が生まれるよりも前からずっと同じ場所で営業を続けています。
現在はおばあさんがお一人で切り盛りされている様子でした。
引き戸を開けて中に入ると、そこには昭和がそのまま残ったような空間が広がっていました。
お客さんは基本的に常連さんが中心で、新聞や雑誌を読みながらひと息ついているドライバーさん、そして近所のおっちゃんたち。
誰もが自分の居場所を持っているような、そんな空気に満ちています。まさに「おふくろの味」という言葉を、店の佇まいごと体現しているお店です。
今回注文したのは、看板メニューのカツ丼。そして一品ものからポテトサラダ、ひじき、さらに黒にんにくをお願いしました。

運ばれてきたカツ丼は、昔ながらの飾らない一杯です。奇をてらったところは何ひとつありません。
けれども、ひとくち含んだ瞬間に出汁がしっかりと効いているのが分かります。
この土台の確かさこそが、60年続いてきた理由なのだと納得させられました。
ポテトサラダとひじきは、まさに「ザ・お袋の味」。特別な演出のない小鉢ですが、だからこそ素の実力がそのまま出ます。昭和の手料理の底力を、あらためて垣間見た気がしました。
そして今回いちばん驚いたのが黒にんにくです。おばあちゃんが2階からわざわざ持ってきてくださったもので、どうやら自家製とのこと。食堂の一品料理として黒にんにくが出てくるお店は、他ではなかなかお目にかかれません。じんわりとした甘みと濃い旨みが口の中に広がり、これは思わぬ収穫でした。
またフラッとお腹が空いたときに、ふらりと立ち寄りたくなる。そんなお店です。気になっている方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:昔懐かしい、後世にも残したいお店。
かつや食堂様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 月・火・水・木・金・土 10:00〜19:00 |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日、祝日 |
| 電話 | 0598-51-3893 |
| 予算 | 〜¥999(現金のみ) |
| 場所 | 三重県松阪市朝田町60-4(徳和駅より約1.3km) |
| 備考 | 現金のみ(カード不可・電子マネー不可)、駐車場あり |
| リンク | 食べログ |



