こんにちは、ケンチェラーラです。
三重県の奥伊勢エリアに、地元の人たちが「宮路さん」と親しみを込めて呼ぶ、知る人ぞ知るうどん屋があります。
紀勢大内山ICからわずか3分という好立地でありながら、観光ガイドにはあまり載っていない、いわば「地元の宝」的な存在です。
創業から60年近く、釣り人や旅人、地元の家族連れを温かく迎え続けてきたこのお店には、長年愛され続けるだけの理由があります。
看板メニューのカレーうどんや味噌煮込みうどんはもちろん、2024年に登場した新感覚の奥伊勢伊勢うどんまで、一度食べたら忘れられない味が揃っています。
瀧原宮や頭之宮四方神社への参拝帰り、ツーリングや釣りの途中に立ち寄るランチスポットとしても最高の場所です。この記事では、そんな宮路の魅力をたっぷりとお伝えします。
それでは、ペロペロしていきましょう!
| 営業 | 10:30 – 19:00 |
|---|---|
| 定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業)※臨時休業あり |
| 電話 | 0598-74-0851 |
| 予算 | 昼:¥1,000~¥1,999 / 夜:¥1,000~¥1,999 |
| 場所 | 三重県度会郡大紀町崎2010-2 |
| 備考 | カード不可・PayPay/楽天ペイ/au PAY利用可・全席禁煙 |
| リンク | 公式HP/食べログ |
目次
60年受け継がれるおもてなしの心

「うどん・そば処 宮路(みやじ)」は、前身の「宮西屋食堂」から数えると60年近く、この大紀町で旅人や地元客の胃袋を満たし続けてきたお店です。
その長い歴史の中で育まれた「おもてなしの心」と、素材へのこだわりが、今も変わらずこの店の土台を支えています。
なぜここまで長く愛されるのか、その理由をひも解いていきます。
地元の方に長年愛されてきたお店には、チェーン店では絶対に出せない「人の温かさ」が漂っています。
料理だけでなく、その雰囲気ごと味わいに来てほしいお店です。
深夜の豚汁が生んだ、もてなしの原点

昭和40年(1965年)頃、大衆食堂「宮西屋」として産声を上げた当時、錦・南島近海は日本有数の漁場として栄えており、名古屋や京都から険しい峠道を越えてやってくる釣り人や旅人が後を絶ちませんでした。
冷え切った身体でたどり着いた人たちのために、宮西屋は夜遅くまで灯りを消さず、熱々の「豚汁」を提供し続けました。
「遠くからわざわざ来てくださる方を、精いっぱいもてなしたい」というその一心が、現在の宮路に受け継がれているサービスの原点です。
お盆や正月には1日300人規模の来客があるという事実が、その想いが今も生き続けていることを証明しています。
「宮路」の名に込められた由来

1983年5月1日、店舗は現在の「うどん・そば処 宮路」として新たな一歩を踏み出しました。
「宮路(みやじ)」という名前の由来は、店舗の前に鎮座する「並大神社」にあります。
神聖な場所へと向かう参道、つまり「宮への道」への畏敬の念を込めて名付けられました。
瀧原宮や頭之宮四方神社を参拝した後、帰り道にここへ立ち寄るというのが、この地を訪れる人たちの定番コースになっているのも、なるほど納得の話です。
美味しさを支える、水と出汁の秘密

宮路の料理が「また食べたくなる」理由を突き詰めると、素材と出汁への真摯な向き合い方に行き着きます。
店主が真っ先に口にするのが「水」のことで、奥伊勢の山々が育んだ天然水は余計なものが混じっておらず、出汁の旨味をそのままきれいに引き出してくれます。
出汁は北海道産の昆布と地元三重県産の厚削り・薄削りの鰹節を丁寧に合わせており、飲み干せるのに深みのある味わいに仕上がっています。
麺には品質にこだわった国産小麦のみを使用し、カレーうどんには太麺、味噌煮込みうどんには細麺と、メニューの個性に合わせて使い分けているのも、この店ならではの丁寧さです。
北海道産の昆布と三重県産の鰹節を合わせた出汁は、飲み始めると思わず「あ、これだ」とつぶやいてしまうような、どこか懐かしくて奥深い味わいです。
素材への向き合い方が、一口目からはっきりと伝わってきます。
食べてほしい、おすすめメニュー

ここでは特に注目したいメニューをご紹介します。
看板のカレーうどん(税込1,080円)は、和風だしをベースにスパイスのキレが効いた独自の仕立てで、もちもちの太麺との相性が抜群です。
味噌煮込みうどんは赤・白味噌をブレンドした田舎風仕立てで、最後の一滴まで飲み干せる深い味わい。
夏なら海老天入り冷やしぶっかけうどん、がっつり食べたい日は地元食材を使った天丼セットがおすすめです。
2024年の登場以来、今なお高い人気を誇る数量限定の奥伊勢伊勢うどんは、お餅と海苔をトッピングした新感覚の一杯で、SNSでも話題を集めています。
温もりあふれる、落ち着いた店内
扉を開けた瞬間に広がるのは、木の温もりと昭和の大衆食堂を思わせる、どこかほっとする空間です。
民芸調で統一された内装に、テーブル席・カウンター席・座敷を合わせた全32席がゆったりと配置されており、壁に飾られたサイン色紙や「宮路の大黒柱」が、この店の長い歴史を静かに語りかけてきます。
席と席の間にはゆとりがあり、ベビーカーや車椅子でも無理なく入店できるため、三世代で訪れるファミリー客が多いのも納得です。
店内は全席禁煙で落ち着いた空間が広がっており、ひとりでふらりと入りやすい雰囲気でありながら、団体や宴会にも対応できる懐の深さも魅力です。
- ベビーカー・車椅子でも入りやすいゆったりとした席配置で、小さな子ども連れでも気兼ねなく食事が楽しめます。
- 広々とした落ち着く空間なので、ドライブやツーリングの途中にホッと一息ついて長旅の疲れを癒やす休憩スポットとしても最適です。
ICから3分、広い駐車場も安心

紀勢自動車道・紀勢大内山ICを降りて、車でわずか3分の場所にあります。
国道沿いに面しているため、初めて訪れる方もナビを頼りに迷わずたどり着けます。
駐車場は店舗前に4台、第2駐車場を含めると合計10台が確保されており、神社前には大型バスも停められるスペースがあるため、ツーリンググループや団体でも安心して立ち寄れます。
営業時間は10:30〜19:00、定休日は毎週木曜日(祝日の場合は営業)で、お盆や年末年始など繁忙期は事前に電話(0598-74-0851)で確認しておくと安心です。
支払いはクレジットカードが使えませんが、PayPay・楽天ペイ・au PAYのQRコード決済に対応しています。
実際に食べてみた!正直な食レポ

この日はロードバイクで大紀町方面をサイクリング。ペダルを漕ぎ続けて小腹どころか大腹が減ったところで、以前から気になっていた宮路さんへ立ち寄りました。注文したのは、かき揚げ天入りカレーうどんです。
まず驚いたのが、運ばれてきた一杯のボリューム感。

かき揚げ天のサイズがなかなかのもので、器から思わず溢れんばかり。これは走った甲斐があるというものです。

スープは、とろりとドロッとした濃厚なタイプ。和風だしのベースにスパイスのキレがしっかり効いていて、湯気が立ちのぼった瞬間から食欲を鷲づかみにされます。ひと口すすると、だしの旨味とスパイスの香りが折り重なって、汗をかいた身体にじんわり染み渡っていくよう。

麺は、もちっとした食感に適度なコシ。この太麺が、ドロッとしたスープをしっかりリフトアップしてくれるので、一本一本にカレーがたっぷり絡んできます。すすり心地も気持ちよく、気づけば夢中で手が止まりません。
トッピングのかき揚げは、大きさもさることながら、カレースープを吸ってやわらかくなった衣がまたたまらない。
サクッとした部分と、スープを含んでしっとりした部分、両方の表情を一度に楽しめる贅沢さでした。

ちなみに、白米必須です。
食べ終えたあとは、しっかりと腹に溜まる満足感。カロリーを消費してきた身体に沁みる一杯で、午後のサイクリングを続ける燃料としても文句なしでした。
今度は車でゆっくり訪れて、他のメニューも試してみたいと思います。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:素晴らしいお店!カレーが美味い。
宮路様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!
| 営業 | 10:30 – 19:00 |
|---|---|
| 定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業)※臨時休業あり |
| 電話 | 0598-74-0851 |
| 予算 | 昼:¥1,000~¥1,999 / 夜:¥1,000~¥1,999 |
| 場所 | 三重県度会郡大紀町崎2010-2 |
| 備考 | カード不可・PayPay/楽天ペイ/au PAY利用可・全席禁煙 |
| リンク | 公式HP/食べログ |