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【和歌山・かつらぎ】笑福亭(しょうふくてい)で味わう、昔ながらの中華料理と和歌山ラーメンの幸福な出会い。

公開日:2025年10月13日

昔ながらの町中華

こんにちは、ケンチェラーラです。

和歌山県のかつらぎ町は、京奈和自動車道の開通でアクセスが良くなり、ドライブ途中や観光客が立ち寄るグルメスポットとして注目を集めています。

そんな町で長年愛され続け、“レジェンド町中華”と呼ばれているのが「中華料理 笑福亭(しょうふくてい)」。

昔ながらの雰囲気を残した店内で味わえるのは、地元民が日常的に通う安心感のある料理と、和歌山ラーメンの文化を受け継いだ濃厚な豚骨醤油スープの中華そば。

さらに、天津飯セットをはじめとしたボリューム満点の定食メニューはコストパフォーマンス抜群で、ファミリーや仕事帰りの人々からも支持を集めています。

この記事では、笑福亭が中華料理激戦区のかつらぎ町で選ばれ続ける理由や人気メニュー、実際に食べて感じた食レポを徹底紹介します。

和歌山で町中華を探している人はもちろん、ドライブや観光の途中に美味しい中華を食べたい方にもおすすめの内容です。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00-14:00 / 17:00-22:00(火〜日)
定休日 月曜日
電話 0736-22-3898
予算 ¥1,000〜¥1,999
住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野1020
アクセス JR和歌山線 笠田駅から徒歩約12分(836m)
席数・設備 72席(カウンター 10席、テーブル席/座敷あり)
駐車場 あり
カード/電子マネー 利用不可
リンク 食べログ:笑福亭




和歌山・かつらぎ町で愛される「中華料理 笑福亭」とは?その歴史と魅力に迫る

ネオンライトが印象的なお店の看板

和歌山県かつらぎ町で長年愛され続けている「中華料理 笑福亭」。

地元の人からは“町中華のレジェンド”と呼ばれ、観光やドライブの途中で立ち寄る人々にも親しまれています。

笑福亭が地域で特別な存在として語り継がれてきた背景には、店主の哲学と地元食文化との深い結びつきがあります。

ここではその魅力を、地元民からの信頼、味のこだわり、そして和歌山ラーメン文化との関係という3つの視点から掘り下げます。

一度足を運べば、懐かしさと安心感に包まれるその空気にきっと心を掴まれるはず。変わらない味が、今も地元の食卓と人々の思い出を紡いでいます。

地元民から“レジェンド町中華”と呼ばれる理由

昔ながらの雰囲気を感じるお店の入り口

笑福亭は決して派手さを追い求めず、日常の食卓を支えるような存在であり続けています。

オンラインの評価では突出して高い点数ではないものの、安定した支持を集めているのは「普段使いできる中華料理店」として地域に根付いているからです。

昼休みの会社員、休日に訪れるファミリー、夜遅くに立ち寄るドライバーなど、幅広い層が集まる光景こそ、笑福亭が地元で必要とされる証しといえるでしょう。

店主のこだわりが守り続ける「安心できる定番の味」

変わらない安心感がある町中華

店主が大切にしてきたのは、流行に流されない「定番の味」。

奇をてらった創作料理ではなく、いつ訪れても安心できる中華そばや天津飯が提供される点が魅力です。

地域の人々にとっては“変わらない味”こそ信頼の証であり、日常の食事の場として選ばれ続ける理由になっています。

味だけでなく香りや雰囲気も含めて、昔ながらの町中華らしい体験が楽しめるのが笑福亭の強みです。

毎日同じ手順で鍋を振るう音、変わらないスープの香り。
その一つひとつの積み重ねが、笑福亭の「変わらない美味しさ」を支えています。

和歌山ラーメン文化との深い関わり

一杯で満足できる極太ラーメン

笑福亭の中華そばは、和歌山ラーメンの系譜に連なる濃厚な豚骨醤油スープが特徴です。

紀北エリアでは数少ない“ご当地ラーメン”を味わえる店として知られ、ラーメン好きの間でも話題にのぼります。

特にチャーシューの柔らかさやスープとの一体感は、一般的な町中華のラーメンを超えた完成度。

中華料理と和歌山ラーメンという二つの文化が融合している点が、笑福亭の存在を一層特別なものにしています。

京奈和自動車道・JR大谷駅からの行き方

お店の外観と店前の駐車場

笑福亭は京奈和自動車道「かつらぎ西IC」から車で約6分という便利な立地にあり、観光や出張の途中にも立ち寄りやすい位置にあります。

また、JR大谷駅から徒歩12分、笠田駅から徒歩13分と公共交通機関でもアクセス可能。

車社会が中心の和歌山にあっても、幅広い利用者を迎え入れる利便性の高さが魅力です。

店の前には駐車場も確保されており、ファミリーやグループでの利用にも安心です。

昔ながらの町中華が醸し出すノスタルジー

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店内はどこか懐かしい空気が漂い、赤いカウンターや年季の入ったメニュー表、厨房から聞こえる鍋を振るう音がまるで昭和の町中華を思い出させます。

常連客が店員と気さくに言葉を交わし、初めて訪れた人にも自然と笑顔が生まれるような温かさがあるのも魅力です。

昔から変わらない空間の心地よさと、日常の延長にあるような親しみやすさ。

笑福亭は、単なる中華料理店ではなく、地域の人々が自然と集まり、世代を超えて思い出を共有する“かつらぎ町の憩いの場”として今も生き続けています。




天津飯や中華そばなど人気メニュー紹介

地元の人に愛される町中華メニュー

店内に漂うスープの香りに誘われて、まず味わいたいのが笑福亭自慢の中華そば。

濃厚な豚骨醤油スープに中太麺がよく絡み、チャーシューの柔らかさとコクのある旨味が一体となった一杯です。

スープをひと口すすると、和歌山ラーメンらしい深みとまろやかさが広がり、思わず箸が止まらなくなります。

そんなラーメンと並んで人気なのが、地元で評判の天津飯。

ふんわり卵とあっさり餡が絶妙で、中華そばの濃厚な味わいとのコントラストが絶品です。

さらに、焼めしや餃子、唐揚げといった定番メニューも揃い、誰と訪れても満足できるラインナップ。

ボリュームと価格のバランスも良く、コストパフォーマンスを求める人から厚い支持を集めています。

実食レビュー|和歌山豚骨醤油ラーメンと町中華の食レポ

極太ラーメン

この日は奈良方面をドライブしており、帰り際にたまたま発見したコチラのお店。

中華そばは、まず香り立つ豚骨醤油スープの湯気に心を奪われます。レンゲですくった瞬間、豚骨のまろやかさと醤油のコクが鼻先をくすぐり、一口目から旨味の濃度に驚かされます。

何より印象的なのは、この店ならではのもちっとした極太麺。

しっかりとスープを絡めながらも、麺自体の小麦の風味を感じさせる力強さがあります。中華そばと名乗りながら、まさに「この店だけの一杯」と言える存在感です。

トッピングされた細切れチャーシューも絶妙で、肉の旨味とタレの甘みが口いっぱいに広がり、余韻まで楽しませてくれます。

焼めし

焼めしは、一口で「これぞ町中華の定番」と頷ける安心感のある一皿。パラパラとした米の仕上がりは絶妙で重たさは感じませんでした。

玉ねぎやチャーシューの細切れがアクセントとなり、食感と香ばしさに変化をもたらします。炒め油の香りがどこか懐かしく、思わず無心でかき込みたくなる一品です。

酢豚

提供された瞬間、湯気と共に立ち上る甘酸っぱい香り。笑福亭の酢豚は、とにかくテンポが良い。オーダーからの提供が早く、昼休みにサッと立ち寄る常連が多いのも納得のスピード感です。

味わいは、酢のキレと甘味のバランスが見事で、ゴロッとした肉のジューシーさとともに口の中で広がります。思わず「これはビールが欲しくなるな」と唸るほどの完成度です。

中華そばと比べると、ラーメンの麺はやや細めでスープとの一体感が際立ちます。よりあっさりとした仕上がりで、スープの繊細な香りやダシの深みが前面に出てくる印象です。

中華そばの太麺が豪快なら、ラーメンの細麺は職人の繊細な仕事を感じる——そんな違いが楽しめるのも、笑福亭ならではの魅力です。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:最高のドライブに。

笑福亭様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




和歌山・かつらぎ町で中華料理を味わうなら笑福亭は外せない

かつらぎ町の中心にあり、京奈和自動車道からのアクセスも良好な笑福亭は、観光途中の立ち寄りにも最適です。

和歌山ラーメンの魅力を残しつつ、町中華としての日常使いもできる点が、この店の大きな価値といえるでしょう。

地域に根付いた変わらない味は、地元民にとって心の拠り所。

次回は別のセットメニューを試してみたくなるような、リピート必至の中華料理店です。