「三重のグルメを調べてみたけれど、どのまとめ記事も同じお店ばかりだった」「伊勢神宮には行く予定だけれど、おかげ横丁を出たあとはどこで食べればいいのか分からない」——そんな経験はありませんか。
三重県は南北に長く、エリアが変われば食文化もまるで変わります。松阪の牛、うなぎ店の数が全国でも指折りと言われる津、ご当地グルメのとんてきが根づいた四日市、幻とも呼ばれる伊賀牛の伊賀、そして熊野灘の地魚が並ぶ東紀州。船に乗って渡る離島にまで、通う価値のある一軒があります。「三重グルメ=伊勢神宮の周辺」という括りでは、その大半を取りこぼしてしまうのです。
本記事では、掲載600店舗を超える三重グルメ専門メディア「ケンチェ飯」が、2026年に絶対行くべきお店15選を、伊勢志摩・松阪・津・四日市・伊賀・熊野の全6エリアから選びました。すべて、実際に足を運んで食べたお店だけです。
そしてもう一歩、踏み込んでいます。「美味しいのは分かった。でも今週末、本当に行けるのか」——駐車場はあるのか、どれくらい並ぶのか、予約は要るのか、子ども連れでも大丈夫か。旅程や週末の予定に組み込むために必要な情報まで、一軒ずつ書きました。
定番はもう行った、という方にこそ読んでいただきたい15軒です。それでは、三重の”その次”へ。
目次
- すし久|おはらい町で180年、宇治橋の古材に包まれていただく名物てこね寿司
- 淡水苑(たんすいえん)|伊勢・小俣町、蒸さずに焼き上げる関西風地焼きのうな重
- 寿司吟(すしぎん)|観光地を外した旭町の住宅街、地元客が通い続ける江戸前寿司
- 伊勢 三玄(さんげん)|宮川畔の完全予約制、四季の地元食材で組み上げる会席
- まるみつ寿司|船で渡る答志島、漁師町でしか出会えない地魚の握り
- 松阪牛 寿ゞきん(すずきん)|津駅すぐの完全個室、松阪牛を炭火あみ焼きのコースで
- うなぎ料理 はし家|うなぎ百名店の備長炭焼き、売り切れ次第終了の津・大門
- 洋食屋牛銀(ぎゅうぎん)|すき焼き名店のとなりで、松阪牛をデミグラスの一皿に
- とんかつ みつくら|津・久居の低温調理、三重の銘柄豚「伊勢美稲豚」の極厚ロース
- つちのと|松阪駅から徒歩圏、座敷ありで子連れも落ち着ける一汁多菜ランチ
- 隆座(たかくら)|四日市名物トンテキの極厚一枚、行列必至の赤堀の実力店
- 四日市 柿安|四日市 柿安|近鉄百貨店の中、電車でも立ち寄れる四日市の老舗すき焼き
- あさひ食堂|近鉄四日市駅から徒歩2分、商店街に残る昼から飲める大衆食堂
- レストランito(イトウ)|伊賀上野で幻の伊賀牛を、ステーキ丼という選択肢で
- 肴屋しんたく|熊野市駅すぐ、魚屋直営だから届く熊野灘の鮮度
01 すし久|おはらい町で180年、宇治橋の古材に包まれていただく名物てこね寿司
おはらい町の中ほど、五十鈴川に面して建つ「すし久」は、内宮参拝の帰りに立ち寄る一軒として長く親しまれてきました。
明治から昭和初期にかけては勅使の宿も務めた料理旅館で、明治2年の遷宮で下賜された宇治橋のけやき材が、いまも吹き抜けの梁として使われています。建物そのものが伊勢の歴史の一部という、ほかにはない空間です。
名物は伊勢志摩の郷土料理・てこね寿司。醤油ダレに漬け込んだ鰹を、地元・御絲産コシヒカリの酢飯に合わせた一品で、漁師が船上で手早く食べたという成り立ちがそのまま味に残っています。麦とろろや季節の料理も揃うので、寿司が得意でない方と一緒でも困りません。
参拝のピークと重なる正午前後は混み合いますので、10時台か15時以降を狙うと落ち着いて過ごせます。個室もあり、五十鈴川と桜や紅葉を眺めながら食事ができます。
おかげ横丁の食べ歩きだけでは物足りない、という方に最初に挙げたい一軒です。
なお、おかげ横丁には専用駐車場がありません。周辺の市営駐車場(有料)を利用することになりますので、車の方は早い時間の到着をおすすめします。
おかげ横丁のお店は観光地価格でひとくくりにされがちですが、ここは建物も料理も本気です。参拝の余韻をそのまま持ち込める場所は、意外と多くありません。
すし久
住所
〒516-8558
三重県伊勢市宇治中之切町20
営業時間
- 月
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 火
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 水
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 木
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 金
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 土
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
- 日
- 11:00-17:00(毎月末日は11:00-15:00)
02 淡水苑(たんすいえん)|伊勢・小俣町、蒸さずに焼き上げる関西風地焼きのうな重
伊勢市小俣町、幹線道路から少し入った静かな一角にある「淡水苑」は、蒸しの工程を挟まない関西風の地焼きを守り続けるうなぎ店です。
関東風のふっくらとした食感とは異なり、皮は香ばしくパリッと、身にはしっかりとした歯ごたえが残ります。卸業を営んでいた時代から継ぎ足してきたという秘伝のタレが、その香ばしさをさらに引き立てます。
うな丼、うな重、ひつまぶしと一通り揃っていますので、初めての方はうな重、味の変化を楽しみたい方はひつまぶし、という選び方がおすすめです。
和風の庭を眺められる落ち着いた造りで、年配の方を連れての食事にも向いています。
三重県はうなぎ専門店の多い土地柄ですが、そのなかで淡水苑が地元客からも支持される理由のひとつが、駐車場の広さです。50台分の無料駐車場があり、名古屋方面から車で伊勢に入り、参拝前に腹ごしらえを済ませるというルートに、無理なく組み込めます。
- 蒸さずに焼き上げる関西風の地焼き。皮は香ばしく、身にはしっかりとした食感が残ります。
- 駐車場が広く、名古屋方面から車で伊勢に入るルートにそのまま組み込めます。
淡水苑
住所
〒519-0506
三重県伊勢市小俣町湯田1031-8
営業時間
- 月
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
- 火
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
- 水
- 定休日(祝日の場合は翌日)
- 木
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
- 金
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
- 土
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
- 日
- 11:00–14:00 / 16:00–19:30
03 寿司吟(すしぎん)|観光地を外した旭町の住宅街、地元客が通い続ける江戸前寿司
伊勢神宮周辺の観光エリアからは少し離れた旭町の住宅街に、地元客が通い続ける寿司店があります。「寿司吟」は、観光マップにはまず載らない一方で、平日の昼でも予約席で埋まることが珍しくない一軒です。
握りはオーソドックスな江戸前。人気はその日のおすすめの握りに巻き寿司、小鉢、赤だし、季節のフルーツまで付く定食で、構成の充実ぶりに驚く方が多いようです。
しっかり食べたい日はおまかせ寿司という選択肢もあります。ケンチェ飯の取材では、のちにミシュランのビブグルマンを獲得した職人が、この店で約20年修業していたことも分かっています。
カウンターのほかに座敷があり、奥には大部屋の座敷も備わっているため、二人でも法事のような大人数でも対応できます。
支払いは現金のみで、カードや電子マネーは使えません。旅行中の方は手持ちの現金をご確認のうえ、予約をしてから向かうのが確実です。
地元の常連ばかりで少し緊張しますが、旅行者もごく普通に受け入れてもらえます。伊勢で観光地価格ではない寿司を食べたいなら、ここ一択だと思っています。
寿司吟
住所
〒516-0045
三重県伊勢市旭町398-8
営業時間
- 月
- 定休日(祝日の場合は翌日)
- 火
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
- 水
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
- 木
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
- 金
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
- 土
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
- 日
- 11:30–22:00(L.O.21:30)
04 伊勢 三玄(さんげん)|宮川畔の完全予約制、四季の地元食材で組み上げる会席
「三玄」は、伊勢神宮の外宮から車でおよそ10分、宮川のほとりに佇む日本料理店です。
田園風景のなかに現れる和風モダンな建物は、古事記の日本神話をコンセプトに設計されたもの。表札は京都・吉兆会長による文字と、伊賀焼作家による焼きの合作という凝りようで、店に入る前から期待が高まります。
店主の松原京介さんは、相可高校の出身で、『まごの店』の第一期生。卒業後は京都のミシュラン三つ星料亭「嵐山吉兆」で9年間、その後は地元三重の日本料理店で5年間料理長を務めた経歴を持ちます。フランス発のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 2025」では3トック(16.5/20)。4年連続で3トックを維持しています。
料理は昼夜とも会席のコースのみで、完全予約制です。伊勢湾の魚介や無農薬で育てられた地野菜を軸に、四季の食材が一皿ずつ組み上げられていきます。先付から甘味までは2〜3時間ほど。
時間に余裕のある日に、記念日や大切な会食で使いたい一軒です。
- 京都「嵐山吉兆」で9年、地元料亭で料理長5年。ゴ・エ・ミヨ掲載の実力を伊勢で味わえます。
- 昼夜とも完全予約制の会席のみ。2〜3時間かけて、記念日や大切な会食に使える一軒です。
三玄
住所
〒516-0804
三重県伊勢市御薗町長屋1362
営業時間
- 月
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 火
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 水
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 木
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 金
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 土
- 12:00~15:00/18:00~22:00
- 日
- 定休日(ほか不定休)
05 まるみつ寿司|船で渡る答志島、漁師町でしか出会えない地魚の握り
「まるみつ寿司」は、鳥羽港から定期船で渡る答志島にある寿司店です。
橋がかかっていない離島ですので、訪れること自体が小さな旅になります。観光地の混雑とは無縁の漁師町で、その日に揚がった魚をいただけるのが最大の魅力です。
注文を受けてからさばくため、鮮度はまったくの別物。看板はその日の地魚の握り。秋から冬にかけては、鳥羽市や漁協がブランド化した「答志島トロさわら」(出荷は例年9月〜1月頃)が並びます。季節ごとの顔ぶれも豊かで、夏場は島で獲れる赤ウニやアワビ、サザエが、秋から春にかけては伊勢海老が並びます。生け簀から直接という豪快さも、離島ならではです。
ひとつだけ、必ず気をつけていただきたいことがあります。帰りの船の時刻です。最終便を逃すと島から出られなくなりますので、往復の時刻表と店の営業状況は、出発前に必ずご確認ください。夜は予約制とされています。
鳥羽水族館やミキモト真珠島とはまったく違う、素の伊勢志摩を味わいたい方にこそ足を運んでほしい一軒です。
片道の船と食事で、半日は見ておきたい一軒です。それでも、島まで来た人だけが座れるカウンターの空気は、時間をかけるだけの価値があります。
まるみつ寿司
住所
〒517-0002
三重県鳥羽市答志町1106
営業時間
- 月
- 11:00-21:00
- 火
- 11:00-21:00
- 水
- 11:00-21:00
- 木
- 11:00-21:00
- 金
- 11:00-21:00
- 土
- 11:00-21:00
- 日
- 11:00-21:00
アクセス
鳥羽佐田浜港(近鉄・JR鳥羽駅より徒歩10分、広い有料Pあり)より市営船にて18分、下船後つきあたりを左に徒歩5分、八島旅館3軒となり
電話番号
詳細
06 松阪牛 寿ゞきん(すずきん)|津駅すぐの完全個室、松阪牛を炭火あみ焼きのコースで
「松阪牛 寿ゞきん」は、津駅から歩いて数分、ビルの2階にひっそりと構える松阪牛の専門店です。
表からは分かりにくい入口を上がると、数寄屋建築を踏襲した和の空間が広がります。席はすべて完全個室。部屋数の限られた小さな店ですので、周囲を気にせず過ごせます。
調理は炭火のあみ焼きです。自分で焼きながら、松阪牛を部位ごとに味わっていく形式。牛タンには他銘柄の黒毛和牛も併用されており、肉質に合わせた使い分けがなされています。2024年7月からは松阪牛のしゃぶしゃぶコースも加わりました。
接待や記念日での利用が多く、事前に電話をすればデザートプレートの用意(有料)や、コース注文の場合はケーキの持ち込みにも対応してもらえます。
なお昼の営業は完全予約制で、前日までの電話申し込みが必要です。当日ふらりと立ち寄ることはできませんので、旅程が決まった段階で押さえておくと確実です。駐車場は先着順となっています。
- 席はすべて完全個室。松阪牛の炭火あみ焼きを、周囲を気にせずゆっくり味わえます。
- 昼は前日までの完全予約制。記念日ならデザートプレートやケーキの持ち込みにも対応してもらえます。
寿ゞきん
住所
〒514-0004
三重県津市栄町 3-222 ソシアビル南棟 2F<br />
営業時間
- 月
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 火
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 水
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 木
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 金
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 土
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
- 日
- 11:30〜15:00/17:30〜22:00
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07 うなぎ料理 はし家|うなぎ百名店の備長炭焼き、売り切れ次第終了の津・大門
津市はうなぎ店の数が全国でも指折りと言われる街ですが、そのなかで昭和28年から大門の地で焼き続けてきたのが「はし家」です。
2022年の「食べログ うなぎ 百名店」に選出され、いまでは県外からの客も絶えません。
焼きは備長炭による関西風の地焼き。蒸さずに一気に焼き上げるため、皮は香ばしく、身にはしっかりとした食感が残ります。津のうなぎ文化そのものを味わえる一杯です。
ただし、行列は覚悟してください。開店1時間前に着いて7番目だった、という声も珍しくありません。店頭のウェイティングシートに名前と人数を書き、呼ばれるまで待つ仕組みです。第3駐車場まで用意されていますが、休日は開店30分前には到着しておきたいところ。うなぎがなくなり次第終了となるため、遅い時間に向かうのはおすすめできません。
老舗ですが店の空気は気さくで、2階には座敷もあり、家族連れでも落ち着いて食べられます。
並ぶのが苦手な方でも、ここは一度並んでみてほしいです。津のうなぎが名物ではなく日常として根づいている理由が、一口で分かります。
うなぎ料理 はし家
住所
〒514-0027
三重県津市大門4-10
営業時間
- 月
- 定休日
- 火
- 11:00-14:30
- 水
- 11:00-14:30/16:30-20:30
- 木
- 11:00-14:30/16:30-20:30
- 金
- 11:00-14:30/16:30-20:30
- 土
- 11:00-14:30/16:30-20:30
- 日
- 11:00-14:30/16:30-20:30
08 洋食屋牛銀(ぎゅうぎん)|すき焼き名店のとなりで、松阪牛をデミグラスの一皿に
「洋食屋牛銀」は、松阪牛のすき焼きで知られる「牛銀本店」のすぐ隣にある洋食店です。
本店のすき焼きはハードルが高いと感じる方でも、こちらなら同じ松阪牛を洋食のかたちで気軽に味わえます。食べログの「洋食WEST百名店2025」にも選ばれた実力店です。
看板は焼肉定食と松阪牛の焼肉丼。ほかにミンチカツとビーフカツの定食、ハンバーグ定食、ビーフカツ丼などが並び、デミグラスやハヤシのソースが松阪牛の旨みを受け止めます。定食はご飯の量が多めで、大盛りは無料。少なめへの変更にも応じてもらえます。
店内は1階にカウンターとテーブル、2階にもテーブル席があり、席数はしっかり確保されています。
ひとつ注意点を。昼の部と夜の部のあいだ、16時から17時は準備時間となっており、入店ができません。最終入店とオーダーストップは昼が15時、夜が18時30分です。人気メニューは早い時間に売り切れることもあるため、夕方に向かう場合は余裕を持ってください。
- 食べログ「洋食WEST百名店2025」選出。松阪牛を洋食のかたちで気軽に味わえます。
- すき焼きの名店・牛銀本店のすぐ隣。ご飯は大盛り無料で、ボリュームも十分です。
洋食屋牛銀
住所
〒515-0082
三重県松阪市魚町1618
営業時間
- 月
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 火
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 水
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 木
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 金
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 土
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
- 日
- 11:00〜16:00/17:00〜19:30
09 とんかつ みつくら|津・久居の低温調理、三重の銘柄豚「伊勢美稲豚」の極厚ロース
「とんかつ みつくら」は、津市久居の住宅街にある、2020年開店のとんかつ店です。開店以来、口コミだけで評判が広がり、いまでは県外からも客が訪れる行列店になりました。
使うのは津市生まれの銘柄豚「伊勢美稲豚」。ロース一本からわずかしか取れないという希少な部位を、220gというボリュームで供します。低温でじっくり火を入れるため、断面は中心までしっとりとしたピンク色。脂は舌の温度で溶けるような甘さです。衣には専用ベーカリーのパン粉、ご飯は三重県産コシヒカリと、脇役にも手が抜かれていません。
卓上には愛知の老舗ソースのほか岩塩や粒マスタードも用意され、一枚のなかで味を変えながら食べ進められます。
ひとつ注意点を。低温でじっくり揚げる分、提供までに10分から40分ほどかかります。急いでいる日には向きません。
食べきれなかった場合は持ち帰り容器を用意してもらえます。曜日によって昼のみの営業となる日がありますので、その点もご確認ください。
40分待つとんかつ、と聞くと身構えますが、出てきた一枚を見れば納得します。とんかつは早く出てくる料理だという思い込みが、静かに崩れました。
とんかつ みつくら
住所
〒514-1135
三重県津市久居明神町2615-3 久居インタードライブイン
営業時間
- 月
- 定休日
- 火
- 定休日
- 水
- 11:30〜13:30 / 17:00〜20:00
- 木
- 11:30〜13:30 / 17:00〜20:00
- 金
- 11:30〜13:30 / 17:00〜20:00
- 土
- 11:30〜13:30 / 17:00〜20:00
- 日
- 11:30〜13:30 / 17:00〜20:00
10 つちのと|松阪駅から徒歩圏、座敷ありで子連れも落ち着ける一汁多菜ランチ
「つちのと」は、松阪駅から歩いて向かえる距離に、2024年4月にオープンしたお店です。
木の温もりに包まれた店内で、月替わりの一汁多菜ランチをいただけます。
メインは魚と肉から選べ、そこに副菜が5品ほど付く構成です。旬の野菜がしっかり使われていて、旅行中や外食続きで野菜が不足しがちな方にはありがたい内容でしょう。派手さはありませんが、一品ずつ丁寧に作られているのが伝わってきます。午後はカフェタイムとなり、名物のワッフルとドリンクが中心になります。
子ども連れで助かるのが座敷席の存在です。カウンターもあるため、一人でも入りやすい構成になっています。
ただし人気店ですので、平日でも予約席で埋まっていることが珍しくありません。休日の昼は予約が前提と考えたほうがよいでしょう。ネット予約は2日前までの受付で、直前の場合は電話での対応となります。駐車場も早い時間に埋まりやすいため、余裕を持って向かってください。
- 月替わりの一汁多菜ランチ。メインは魚と肉から選べ、副菜が5品ほど付きます。
- 座敷席があり子ども連れでも安心。人気店のため、休日の昼は予約が前提です。
つちのと
住所
〒515-0037
三重県松阪市中央町36-5
営業時間
- 月
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 火
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 水
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 木
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 金
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 土
- ランチ11:00〜14:00(L.O.13:30)/カフェ14:00〜16:00(L.O.15:30)
- 日
- 定休日
11 隆座(たかくら)|四日市名物トンテキの極厚一枚、行列必至の赤堀の実力店
「隆座」は1999年創業の豚肉料理店。2009年から四日市市赤堀の住宅街に店を構えています。
テレビ番組でも紹介され、いまでは県外からのファンも多い一軒になりました。
看板は二つ。国産豚ロースの中心部を使った極厚のトンテキと、脂を抑えて柔らかく仕上げたトンカツです。部位ごとに火の入れ方を変えているため、同じ豚肉でもまったく違う表情を見せます。四日市とんてきを名物として食べるなら、まず名前が挙がる店です。
注文は少し独特で、まず肉の種類を選び、次にシングル・セミダブル・ダブルという分量を決め、さらにソースを選びます。ここで気をつけたいのが量です。ライスは400g、キャベツは山盛りで供されます。控えめに食べたい方はキャベツを少なめに、大食いの方は追加を、と自分の胃と相談してから決めてください。
休日は1時間以上待つこともあります。時間に余裕を持って向かうか、開店直後を狙うのが確実です。
四日市でとんてきを一軒だけ選ぶなら、迷わずここを挙げます。県外から通うファンがいる理由は、食べ終えた瞬間にはっきり分かります。
隆座(たかくら)
住所
〒510-0826
三重県四日市市赤堀2丁目6-8
営業時間
- 月
- 11:00~13:00/17:00~19:30
- 火
- 11:00~13:00/17:00~19:30
- 水
- 定休日
- 木
- 定休日
- 金
- 11:00~13:00/17:00~19:30
- 土
- 11:00~13:00/17:00~19:30
- 日
- 11:00~13:00/17:00~19:30
12 四日市 柿安|四日市 柿安|近鉄百貨店の中、電車でも立ち寄れる四日市の老舗すき焼き
「柿安」は、近鉄四日市駅のすぐ隣に建つ百貨店の10階にある、老舗ブランドの店舗です。
三重で牛肉といえば松阪牛の名前が真っ先に挙がりますが、この店は桑名の柿安からおよそ100年前に独立した、四日市の老舗です。
黒毛和牛のすき焼きを、駅前で構えずに味わえます。主役はすき焼きです。しゃぶしゃぶのコース料理も揃い、気軽に楽しめるお膳のメニューも用意されています。
もちろん個人経営の名店を訪ねる楽しみもありますが、そうした店は車がないと行きづらく、予約のハードルも上がりがちです。その点ここは、電車で来た方でも、買い物のついでの方でも立ち寄れるのが強みでしょう。出張の合間や、年配の家族を連れての食事など、移動の負担を減らしたい場面で頼りになります。
百貨店の中という立地は、天候にも左右されません。伊勢や松阪まで足を延ばす時間はないけれど、三重らしい牛肉料理は味わっておきたい——そんな方に向いた選択肢です。個室もあり、軽い会食にも使えます。
- 近鉄四日市駅のすぐ隣、百貨店の10階。電車で来た方でも、雨の日でも立ち寄れます。
- 牛肉の老舗ブランドが手がける、三重県産黒毛和牛のすき焼き。出張の合間や年配の家族との食事にも使いやすい一軒です。
四日市 柿安 近鉄四日市店
住所
〒510-8585
三重県四日市市諏訪栄町7-34 近鉄百貨店四日市店10F
営業時間
- 月
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
- 火
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00(奇数月第3火曜日は定休日)
- 水
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
- 木
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
- 金
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
- 土
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
- 日
- 11:00–15:00 / 17:00–22:00
13 あさひ食堂|近鉄四日市駅から徒歩2分、商店街に残る昼から飲める大衆食堂
「あさひ食堂」は、近鉄四日市駅の北口から歩いてすぐ、一番街商店街のなかにある食堂です。
創業は昭和31年。いまの場所に移ったのは昭和54年で、以来その佇まいがほとんど変わっていません。
テーブルが8卓ほどの小さな店で、混み合う時間は相席になることもあります。
定食と一品料理が中心で、四日市発祥のとんてきも味わえます。肩ロースを使い、ニンニクがしっかり効いた一皿です。ほかにホルモン焼定食や焼きめし、揚げ物などが並び、店頭には作り置きの惣菜も用意されています。
この店の面白さは、昼から飲めることです。ビールやチューハイを頼み、ハムカツやゲソ天をつまむ——そんな使い方が普通に成立します。一人で静かに一杯やる方もいれば、仕事帰りに集まるグループもいて、昭和の空気がそのまま残っています。
ひとつ注意点を挙げるなら、昼と夜のあいだに休憩時間が入ることです。通し営業ではありませんので、午後の中途半端な時間に立ち寄ろうとすると閉まっています。
出張や乗り換えの空き時間に、これほどありがたい店はありません。カウンターがなくても一人で入りやすいのは、この店の空気のおかげだと思います。
あさひ食堂
住所
〒510-0086
三重県四日市市諏訪栄町6-15
営業時間
- 月
- 不定休
- 火
- 定休日
- 水
- 11:00〜14:00 / 16:00〜21:00(L.O. 20:30)
- 木
- 11:00〜14:00 / 16:00〜21:00(L.O. 20:30)
- 金
- 11:00〜14:00 / 16:00〜21:00(L.O. 20:30)
- 土
- 11:00〜14:00 / 16:00〜21:00(L.O. 20:30)
- 日
- 11:00〜14:00 / 16:00〜21:00(L.O. 20:30)
14 レストランito(イトウ)|伊賀上野で幻の伊賀牛を、ステーキ丼という選択肢で
「レストランito」は、伊賀上野の旧国道25号沿いにある洋食店です。
店の前にはツーリング中のバイクが並んでいることが多く、地元客から県外のリピーターまで幅広い層が集まります。
伊賀牛は、生産量の大半が地域内で消費されるため「幻の牛」とも呼ばれます。専門店ですき焼きやステーキをいただくとそれなりの覚悟が必要ですが、こちらでは伊賀牛のステーキ丼という形で味わえます。ハードルを下げつつ、伊賀牛そのものは逃さない。旅の途中で立ち寄るには、ちょうどよい落としどころです。
洋食店ですので、ハンバーグやエビフライ、とんかつ、みそかつ、オムライスと品数も豊富。伊賀牛以外を選びたい同行者がいても困りません。
駐車場は店の前が手狭で、道路を挟んだ第二駐車場を使うことになります。交差点付近にあり出入りしづらいという声もあるため、混み合う時間帯は避けたほうが無難でしょう。伊賀上野城や忍者屋敷を巡る日の昼食として組み込みやすい一軒です。
- 「幻の牛」と呼ばれる伊賀牛を、ステーキ丼というかたちで味わえます。
- 洋食メニューも豊富なので、伊賀牛以外を選びたい同行者がいても困りません。
レストランito
住所
〒518-0842
三重県伊賀市上野桑町2178
営業時間
- 月
- 定休日
- 火
- 定休日
- 水
- 11:00–14:00 / 17:00–21:00
- 木
- 11:00–14:00
- 金
- 11:00–14:00
- 土
- 11:00–14:30 / 17:00–21:30
- 日
- 11:00–14:30 / 17:00–21:30
15 肴屋しんたく|熊野市駅すぐ、魚屋直営だから届く熊野灘の鮮度
「しんたく」は、熊野市駅から歩いてすぐ、ビジネスホテルの1階に構える居酒屋です。
熊野は世界遺産の熊野古道や鬼ヶ城、丸山千枚田など見どころが多い一方で、夜に入れる店が限られるエリアでもあります。宿に着いてから「どこで食べよう」と迷ったとき、地元の方がまず名前を挙げるのがこの店です。
強みははっきりしています。魚屋が直営しているという一点です。熊野灘でその日に揚がった旬の魚が、そのまま厨房に届きます。鮮度も価格も、この仕組みがそのまま反映されているわけです。熊野市も、地元の方で賑わう魚店直営の店として紹介しています。
店主の森本さんは、かつて関東で会社員をしていた経歴を持ち、地元・熊野にUターンして店を立ち上げた方です。観光客向けに寄りすぎず、地元の人が普段使いできる居酒屋を目指してきたといいます。落ち着いた座敷でくつろげるほか、個室や飲み放題の設定もあるため、少人数から団体まで対応できます。
日曜が定休日なのでご注意を。
長距離を走ってたどり着く熊野で、夜の一軒目を外したくはありません。魚屋直営という看板は、その不安を消してくれる一番わかりやすい保証です。
肴屋しんたく
住所
〒519-4324
三重県熊野市井戸町446-15 ビジネスホテル河上1F
営業時間
- 月
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 火
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 水
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 木
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 金
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 土
- 17:30〜23:00(L.O. 料理22:30)
- 日
- 定休日