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津市の昭和レトロ居酒屋「喜多昭」|割烹仕込みの人気メニューと一人飲みに最適な隠れ家空間

公開日:2025年08月08日

津市にある喜多昭の紹介

こんにちは、ケンチェラーラです。

津市の中心部、大門の一角に、地元で長年愛され続けている昭和レトロな小料理屋があります。

暖簾をくぐると、割烹仕込みの料理と女将の温かなもてなしが迎えてくれ、どこか懐かしさを感じさせてくれる場所。

知る人ぞ知る隠れ家的なその店は、初めてでもどこか“帰ってきたような安心感”が漂います。

この記事では、そんな「喜多昭」の魅力を余すことなくご紹介。人気メニューや一人飲みにぴったりの雰囲気、宴会利用のポイント、さらにはメニュー構成や予算感、アクセス情報まで、実際の雰囲気がイメージできるように丁寧にまとめました。

SNSではなかなか伝わりにくい、地元密着の居酒屋ならではの温もりを知っていただける内容です。

読み終えるころには、きっとあなたもこの暖簾をくぐりたくなるはずです。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 17:00〜22:00(10月〜3月)・18:00〜22:00(4月〜9月)
定休日 日・祝休み(10月〜3月)・土・日・祝休み(4月〜9月)
電話 090-4117-2112
予算 5,000円前後
場所 三重県津市大門26‑19
備考 カード可・電子マネー可・喫煙可・個室あり
リンク 食べログ店舗ページ




三重県津市で地元民に愛される居酒屋「喜多昭」とは

喜多昭の外観

三重県津市の大門エリアにひっそりと暖簾を掲げる「喜多昭」。

ここは、割烹の伝統を引き継ぎながらも、どこか懐かしくてホッとする、地元密着型の居酒屋です。

格式張らない佇まいでありながら、ひと皿ひと皿には“料亭の仕事”が感じられる――そんな絶妙なバランスが、常連だけでなく初めて訪れる人の心も掴んで離しません。

女将が両親から引き継いだこの店は、昭和の面影が色濃く残る空間の中で、家庭的な温かさと本格的な料理を両立。

気軽にのれんをくぐれるけれど、出てくる料理はどれも本格派という、“知る人ぞ知る名店”として、津市で長年愛され続けています。

割烹仕込みの味を楽しめる昭和レトロな名店

喜多昭のお通し

「喜多昭」はもともと、割烹料理店として約30年の歴史を持つ老舗。

大将が守ってきた本格的な和食の技と味を、娘である現在の女将が引き継ぎました。居酒屋へと形を変えた今でも、その基礎はしっかりと根付いています。

だしの取り方や包丁の入れ方、盛り付けに至るまで、すべてに「割烹の仕事」が感じられる料理の数々。

どの料理にも奇をてらった派手さはありませんが、味わえば納得の深みがあり、地元客が足繁く通う理由がよくわかります。

店内の装飾もまた、昭和の香りが漂うどこか懐かしいもの。色あせたポスターや地元の催し物の案内、常連から贈られた色紙などが壁に飾られ、まるで時が止まったかのような趣があります。

そこに漂うのは、“肩肘張らない本格派”という、今ではなかなか出会えない居酒屋の空気です。

居酒屋として再出発した女将の想いとおもてなし精神

喜多昭のお造り盛り合わせ

この店を切り盛りするのは、先代からバトンを受け取った女将。

かつては割烹として腕を振るっていた両親の味を、自分なりの形で継承しようと、居酒屋という形態へと舵を切りました。

それでも「喜多昭」という店名を変えなかったのは、両親への敬意と、通い続けてくれる常連客との絆を何より大切にしたかったから。

女将は一人で調理から接客までを担いながらも、料理の説明やお酒の相談にも笑顔で丁寧に応じてくれます。

そうした姿勢に惹かれて、女性の一人客や出張で訪れたサラリーマンも、気づけば常連の仲間入りをしていることもしばしば。

ただの飲食店ではなく、“人と人が繋がる場所”として機能しているのが「喜多昭」の魅力。小さな店ながら、そこには大きな想いが詰まっています。

大将と常連が織りなす、温かくアットホームな空間

喜多昭のカウンター

カウンターに座れば、まず目に飛び込んでくるのが大将の穏やかな笑顔。

初対面でもどこか懐かしいような空気をまとい、自然と緊張がほぐれます。

料理の合間に交わされる会話も、この店のスパイス。常連とのやりとりを聞いているだけで、まるで昔から知っていたような気分にさせてくれます。

お酒をゆっくり楽しみたい人にはそっと寄り添い、会話を楽しみたい人にはさりげなく輪を広げてくれる――その距離感の絶妙さは、長年地元に根を張ってきた店だからこそ。

決して華やかではないけれど、誰にとっても“自分の居場所”になり得る、そんな空間がここにはあります。

ふらりと立ち寄って、気づけば長居してしまう。その心地よさが、多くの人の記憶に残り続ける理由です。

津市で本格和食を味わうなら「喜多昭」がおすすめ

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津市大門の路地裏にひっそりと暖簾を掲げる「喜多昭」は、ただ“美味しい”だけでは語りきれない魅力にあふれた居酒屋です。

割烹仕込みの丁寧な技が光る料理は、どれも気取らず、それでいて確かな味わい。常連客が何度訪れても飽きのこない“安心の味”がここにはあります。

特に人気なのが、プリプリのホルモンを味噌ベースでじっくり煮込んだもつ鍋。1人前から注文できる小鍋スタイルで、寒い日の一人飲みにもぴったりです。

他にも、出汁の香りが立つ茶碗蒸しや、季節の食材を使ったつきだしなど、シンプルながら素材の良さを引き出す和食本来の技が随所に感じられます。派手さはなくとも、ひと口ごとに心がほどけるようなやさしい味わいが広がります。

また、エビの天ぷらを巻き寿司に仕立てた「えび天巻き」や、赤ウィンナーの炒め物など、どこか懐かしさを誘うおつまみも人気。こうした気の利いた一品が、居酒屋らしい気軽さを添えています。

締めには、香ばしく焼いた鮭に熱々の出汁を注いだ鮭茶漬けがおすすめ。胃にも心にもやさしく染みる味で、食後の満足感を静かに深めてくれます。

茶碗蒸しに添えられた海老はふっくらと大ぶり。また、鮭茶漬けにも香ばしく焼かれた切り身が一切れ、贅沢にあしらわれています。どの料理にも女将の温かな手仕事が感じられ、ひと品ごとに丁寧さと真心が込められており、思わず顔がほころぶような満足感に包まれます。




一人飲みから少人数の宴会まで対応|喜多昭が津市で重宝される理由

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津市で、ひとりでも気軽に立ち寄れて、なおかつ味に妥協しない居酒屋を探すなら「喜多昭」は外せません。

一人飲みのお客も多く、割烹仕込みの本格料理をつまみに静かに飲める環境が整っています。

さらに常連客との距離も近く、初めて訪れた人でも自然と会話が生まれるような、温かな空気感が漂っています。

加えて、女将の丁寧で優しい接客も喜多昭の魅力のひとつ。料理やお酒の説明も親身に応じてくれるため、女性の一人飲みにも安心して利用できます。

また、店内奥には6〜8名程度で利用できる座敷個室も用意されており、家族の集まりや友人同士の食事、会社帰りの小宴会にもぴったり。

料理のクオリティと価格のバランスがよく、アクセス面も便利なため、仕事終わりの二次会利用にも重宝されています。

ひとりでゆっくり飲みたい夜も、仲間とわいわい語らいたいときも、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれる――そんな万能感が、地元で長く愛され続ける理由です。

メニュー紹介:喜多昭の定番料理と季節限定のおすすめ

「喜多昭」では、和食を中心とした小料理がバランスよく揃い、刺身・煮物・揚げ物・鍋物といった多彩なラインナップで食事の流れを自然に楽しめます。

一皿一皿がしっかりと作り込まれており、酒肴としてはもちろん、しっかりとした食事としても満足できる構成です。

訪れた人がまず驚くのは、つきだしのクオリティ。日によって変わるものの、炊き合わせや煮浸しなど、丁寧な手仕事が感じられる内容で、最初の一皿から店の誠実さが伝わってきます。

また、季節の移ろいを映す旬の一品料理が豊富に揃うのも「喜多昭」ならでは。冬には白子ポン酢やもつ鍋、春には筍や山菜の炊き合わせ、夏には冷製のおひたしや出汁を使ったさっぱり系の小鉢、秋には戻り鰹やきのこを使った料理など、その時期にしか味わえない贅沢が揃います。

平均予算は飲み物込みでおおよそ5,000円前後。料理の質と量、そして満足感を考えれば非常に良心的で、価格以上の価値を感じるお店といえるでしょう。

店内の様子:昭和レトロな空間と懐かしいインテリア

喜多昭の座敷

店構えは大門の路地裏らしく控えめで、白い暖簾と筆文字の看板が静かに存在感を放っています。

扉を開けると、木のぬくもりに包まれた落ち着いた空間が広がり、壁には常連から贈られた色紙や地元イベントのポスターがさりげなく飾られています。

カウンター越しには、手際よく調理をこなす姿が見え、使い込まれた鍋や道具がこの店の歴史を物語ります。

奥には畳敷きの座敷個室があり、まるで実家に帰ってきたかのような安心感。

初めての訪問でも、自然と肩の力が抜けるような、そんな温かな空気が流れています。

アクセス方法と駐車場情報|津市「喜多昭」への行き方

店舗は津市の中心、大門エリアに位置し、最寄りの近鉄名古屋線・津新町駅からは徒歩で約20分。

車を利用すれば津駅から約10分とアクセスは良好です。

公共交通機関を利用する場合は、「三重町」バス停で下車し、徒歩5分ほどで到着します。

専用の駐車場はありませんが、周囲には24時間営業のコインパーキングが複数点在しており、最大料金400円とリーズナブルに利用可能。車での来店にも困りません。

なお、営業時間や定休日は季節や仕入れ状況によって変動することがあるため、訪問前には公式Instagramで最新情報を確認するのがおすすめです。

喜多昭様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!