【松阪市】「日本料理 武蔵野」1820年創業の老舗料亭!愛宕町で贅沢な懐石料理を食べてきた|メニュー・駐車場
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県松阪市愛宕町にある「日本料理 武蔵野」に行ってきました。
松阪では有数の超老舗の日本料理を提供する料亭で、知る人の間ではお祝い事や会食といえば一番に候補に挙がるお店です。
普段は喧騒な飲食店で食事を楽しむことが多いのですが、武蔵野では完全個室空間で上品なお料理を堪能することができるので、まさに非日常空間となっていました。
今回はお昼の懐石料理を堪能してきたので、実際に食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00~14:00・17:00~21:30 |
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定休日 | 火曜日・第3水曜日 |
電話 | 0598-21-0634 |
予算 | 2000円~ |
場所 | 三重県松阪市愛宕町1丁目105 |
備考 | 予約可・カード可 |
リンク | 四季懐石 武蔵野 公式HP |
目次
1820年創業の老舗料亭!松阪市愛宕町で懐石料理が楽しめる「日本料理 武蔵野」とは?
1820年(江戸時代・文政3年)、三重県松阪市愛宕町にオープンした「武蔵野」。
旧伊勢街道の東側に位置するお店で、古くは「愛宕町遊廓」として栄えていた時代に開業し、驚異の200年以上の歴史を有する超老舗の日本料理専門の料亭です。
当初は「広月楼」という名で創業したそうですが、昭和初期に現店名に改め、1987年にはレストラン部門を伴う料亭として開業し、現在は地元民を中心に特別な日に集まるお店として認知されています。
お店では、山海の美味が豊富な土地柄を生かし、城下町である松阪の風情も盛り込んだ芸術的な料理を提供し、天麩羅やお造りなどの日本料理を中心に老舗の味を楽しむことができます。
懐石料理は6000円~12000円程度とやや敷居は高いのですが、ご家族、カップルなどで気軽に楽しめる旬のお弁当も提供しており、松阪市街で静かに食事を楽しむことができる穴場スポットでもあるのです。
料理は四季をテーマにしたものが中心で、見ているだけで心がうっとりするものばかり・・・多少の予算オーバーでも一度は行ってみる価値があるお店だと思います。
三重県中部地域でも200年以上の歴史を有するお店は限られています。個室でゆったり食事を楽しみたい時、オフレコ話をしたい人にオススメです!
お店へのアクセスと駐車場について
お店は松阪市愛宕町の中心街の外れにあり、近鉄松阪駅西口からは徒歩12分ほどで到着します。
駐車場はお店周辺に約40台分確保されています。
大人数で利用する場合は、専用の大型バスが4台あるとのことなので、お店の方を相談しても利用するのも一つでしょう。
基本的には事前の予約が推奨されるお店で、個室の相談や結納などの行事にも丁寧に対応してくださります。
店内の様子は?
お店に到着すると着物姿の女将さんがお出迎えしてくださり、ご丁寧に各お部屋に案内してくださります。
お座敷は150席、テーブル席26席、カウンター席18席の計194席確保のマンモス収容で、レストランと料亭の2種類があります。
2名~最大100名まで対応可能で、大小9部屋の個室があります。
レストランは一度リノベーションしたそうで、現在は非常に奇麗な空間が広がっているそうです。
料亭に関しては、非常に落ち着きのある空間で、接客や提供ペースなど全てが一流そのものでした。
武蔵野のメニューを紹介
- 二重弁当(1430円)
- 三重弁当(1980円)
- 松花弁当(2970円)
- 天ぷら弁当乾山(3520円)
- 童弁当(1430円)
- 更紗(1430円)
- 千種(1980円)
- 太夫(2970円)
- 葉づくし(1980円)
- かき揚げ花霞(1980円)
- かき揚げ 咲梅(2970円)
- 天助(3300円)
- 天ぷら懐石(5500円)
- 蟹クリームコロッケコース(2090円)
- 和風フィレ肉コース(4070円)
- すきやき弁当高麗(4070円)
- 和牛懐石(6050円)
- 嵯峨野(1980円)
- 南禅寺(2970円)
- 東山(1980円)
- 桃山(2970円)
- 東雲(5500円)
- 祇園(7700円)
- 和牛懐石(6050円)
- 天ぷら懐石(5500円)
- 肉・天ぷら懐石(7700円)
- ふぐづくし(6050円)
- ふぐづくし(8250円)
- 花福(6050円)
- 翔雲(7700円)
- 喜撰(5500円)
- 蓬莱(4400円)
- 花だより(3850円)
メニューはお弁当、天麩羅料理、肉料理、麺料理、会席料理、コースに大別されます。
気軽に楽しめるのは、お弁当や天麩羅料理で、やや敷居が高いのはその他となる感じですね。
結納・披露宴・記念日などには予算に応じて対応してくださります。
口コミでは「天ぷら」が人気の様子だったので、気になる方は是非ご賞味ください。
食事は一人2000円~15000円程度の予算でしょう。
季節によって料理の内容がガラリと変化するので、4シーズン楽しめるのも武蔵野の魅力の一つだと思います。和食と言うこともあり、日本酒を呑みだすと止まらなくなるので注意してください・・・。
- 松阪の超老舗料亭
- 懐石料理でゆったりと食事可能
- お手軽に楽しむこともできる
今回食べたものを紹介!
ケンチェ飯でこれまで訪れたお店の中でも最も老舗にあたる日本料理店。
以前から名前は聞いたことがあったのですが、実際に食事をするのは初めてでした。
今回は特別な懐石料理でお願いし、八寸・吸物・お造り・焚合せ・天婦羅・御飯・香物・デザートのフルコースを堪能。
夜の街として知られる愛宕町にこのようなお店があったことに驚きながらも、一流の接客と料理に感動しました・・・。
早速、ペロペロしていきましょう!
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フォロー八寸
まずは、八寸から。
エンドウ豆は素材の良さを最大限活かしたもので、無駄なものは入れていない様子。
ちりめんじゃこと数の子のお浸し、そしてめでたい日に最適な小料理。
彩りが豊かで、一つ一つ日本料理の職人さんの技術がしっかり感じられるものばかり。
薄味ですが、私好みのもの。
煮付け
お野菜と松阪牛。
丁寧にカットされた大根やタケノコが料理の上品さを物語るもの。
出汁は極めて透き通る美味さで、日本料理の鏡ともいえる味わい。
焚合せ
お次は甘鯛の湯案焼き。
付け合わせは、季節を告げる山菜の一つである「ふき」を使用した一品で、醤油の味がしっかり染み込んだきゃらぶき。
香りが高い鯛と交互に食べ進めていくと、これはもう日本酒が止まりません・・・。
お造り
お造りは鮪、ヒラメ、鰹の炙りの3種類。
もう一皿には丁寧に包丁仕事が施された烏賊と雲丹。
鮮度抜群で、海の幸を存分に堪能することができました。
小料理
一度、お口直しでやってきた鮭の粕汁。
たっぷりの野菜とホロホロの鮭が入っており、一度口の中がリセットされました。
こちらも具材の良さがしっかり活きたもので、美味しかったです。
もう一品は牡蠣と蛸の入り蒸し。
食感がしっかり残る蛸と、まさに海の香と言わんばかりの牡蠣。
これまた絶品でした。
天婦羅
お店で評判が高い天ぷらの盛り合わせ。
この日は、天ぷらは、エビ、さつまいもなどが添えられており、塩と天つゆでいただきます。
優しいタッチの衣で、口当たりは非常に軽快。
今まで食べた天ぷらの中でも最上級に優しい食感で、衣の付け方や使用している油が気になります・・・。
素材を活かし、甘味と旨味をしっかり引き出す味わい。
香物・御飯
〆はお米と食紅を付けた瓢箪。
香りの高い味噌汁は、日本食の〆にふさわしい一杯で美味しかったです。
デザート
デザートは、豆腐をベースに作られたプリン。
日本酒
今回は鋒杉と久保田、そして八海山の3種類を一合ずついただきました。
三重県民なら誰しもが知るこの味と香り・・・最高の時間となりました。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:落ち着いて食事を堪能
武蔵野様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
武蔵野に行った感想
今回は三重県松阪市にある「武蔵野」にお邪魔してきました。
落ち着いた空間で食べる贅沢な懐石料理は、やはりいつ食べても別格の美味さ。
四季の彩りと料理人の丁寧な仕事が垣間見えるお料理は、言わずもがな感動の一言に尽きます。
私にとって忘れられない一日となったので、また特別な日にお邪魔したいと思います。
皆様も松阪駅近隣で落ち着いた雰囲気のお店をお探しの際は、是非ご利用ください。
本日も最高のペロペロでした!