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【伊勢市】「お志げ」昭和30年創業の焼鳥屋さん!伊勢で最も歴史がある老舗|食レポ・メニュー

公開日:2023年10月18日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

三重県伊勢市にある「お志げ」に行ってきました。

ネットに情報がほとんど載っていないお店で、なかなかディープな焼鳥屋さんです。

そして、実はこちらのお店は伊勢市内で最も歴史がある焼鳥屋さんで、新道にある能代が昭和47年創業に対して、お志げは驚異の昭和30年創業。

小さい頃から通っているという常連客の方も多いとのことで、早速潜入調査してきました。

この記事では、お店の雰囲気や食レポなどを詳しく掲載したので、実際に行く前の参考にしてみてくださいね。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 17:00~23:00
定休日 水曜日
電話 0596-28-5587
予算 1000円~
場所 三重県伊勢市一之木1-6-7
備考 カード不可




昭和30年創業の焼鳥屋さん!伊勢で最も歴史がある老舗「お志げ」とは?

1955年(昭和30年)、三重県伊勢市一之木にオープンした「お志げ」

約70年の歴史を誇る老舗の焼鳥屋さんで、あまり知られていませんが、市内で最も歴史があるお店です。

2代目の店主は学校卒業後に自動車会社で勤務し、25歳の時に叔母が経営していたコチラのお店にやってきたそうです。

現在80歳になる店主は、今も尚現役で厨房に立ち、串打ちなどの仕込みも自ら行っているそうで、焼鳥一本で58年の腕利き。

焼鳥は輻射熱という方法で火入れを行い、下部からの熱、そして上部から鉄板を当てることでサンドする形で肉に火を入れていきます。

この方法をとっているお店は、今ではほとんどなく、三重県内でも珍しいお店の一つだと思います。

どこかの名店などで修業した経験などもないそうで、現場一筋でこの焼きの技術を習得したとのこと。

実家で寛ぐ感覚で焼鳥を堪能することができます。店主と会話を楽しんだり、仲間と晩酌したり、昭和にタイムスリップしたような感覚になるお店でした。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は、伊勢市一之木の住宅街の一角にあり、すぐ近くには「月夜見宮」や「野杏」などがあるので、目印にしてみてください。

伊勢市駅や宮町駅からは徒歩10分ほどで到着する距離で、徒歩でアクセスが可能。

駐車場は確保されていないので、近場のコインパーキングを利用するようにしましょう。

また、営業時間や定休日などが変更する場合があるので、事前に電話を入れてから行くことを推奨します。

店内の様子は?

お店の外観は、昭和の老舗感が色濃く残る雰囲気で、人によっては入りにくいと感じる方もいるかもしれません。

店内は、なかなかディープな内装で、飼い猫がお出迎えしてくれます。

店主と奥様の2名でのオペで、昔はお座敷もあったそうですが、今はカウンターのみ。

注文は卓上の紙で行い、お会計は食後のお母さんが計算してくれるので、書きそびれないようにしましょう。

 

お志げのメニューを紹介

  • 手羽先
  • おっぽ
  • 骨付もも
  • きも
  • かわ
  • 砂ぎも
  • とりみ
  • くび肉親どり
  • しんぞう
  • きゃべつ
  • 漬物
  • 焼き野菜
  • おにぎり
  • 焼きおにぎり
  • やきおに茶漬け
  • 飯(小~大)
  • 赤だし
  • ビール
  • 冷酒
  • ウイスキー
  • 焼酎
  • コーラ
  • ジュース
  • ウーロン茶

メニュー表は一応あるのですが、値段の表記は一切なし。

推定ですが、1本200円~500円程度の串が大部分を占めると思います。

以前は、鶏のさしみ類の提供も行っていたそうですが、残念ながら現在は焼物のみの提供となっています。

食事は一人1000円~2000円程度の予算で、近隣の焼鳥屋さんと比較しても、なかなかリーズナブルだと思います。

ディープなお店ですが、焼鳥の味は間違いないので、食通の方は必見だと思います!

今回食べたものを紹介!

伊勢市内にある焼鳥屋さん含めて、老舗という老舗をひたすら巡る日々。

今回はミッキーマウスがやってきた、「伊勢まつり」の直後にふらっとコチラのお店にお邪魔してきました。

入店すると、いろいろな意味でディープな店であると確信。

冒険心をくすぐるお店で、食べる前から胸が高鳴ります…。

早速、ペロペロしていきましょう!

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とりみ

まずは、定番の「とりみ」からいただきます。

コチラのお店では、すりおろしニンニクをタレにたっぷり入れ、串を堪能するスタイル。

このニンニクもしっかり店主自らがすったもので、なかなか強烈な風味。

味付けは非常にシンプルで、塩コショウ程度で、余分なものは一切加えない感じ。

 

昔は炭火で焼いていたそうですが、ガス火に変更されたそうで、私も初めてお目にする「輻射熱」による加熱。

お肉の上部にあてる輻射板で熱を反射し、食材を焼くスタイルで、外はカリッと中はふっくらと仕上がりに。

安定の美味しさと口コミで聞いていたのですが、まさにその通りでした。

おっぽ・手羽先

次は大好きな「ぼんじり」と「手羽先」。

熱放射を利用することで焼きムラが少ない炭火ではなく、熱伝導による加熱方式をとるガスは、一般的にムラが出やすいと言われています。

このお店では、その常識を覆し、均一に火入れされた身が印象に残っており、しっかりと鶏の旨味を引き出す串。

使用素材は謎に包まれていますが、焼きという職人技術によって、素晴らしい逸品に変幻していると感じました。

かわ

お次は、「かわ」。

これも表面がしっかりカリッと焼きが入っており、お酒が無限に進みます…。

1本あたりの値段が気になりますが、本当に美味しかったので、気にせず食べ進めてしまいます。

骨付もも

最後は、焼き時間が実に30分という手間暇かかった「骨付もも」。

入店時に注文したのですが、食事の終盤でようやく提供されるほど長い火入れ。

中までしっかり日が通っており、何十回も火入れ加減をチェックする店主の姿。

表面はカリッと、中にしっかり旨味成分が閉じ込められており、食べ応えがあり絶品でした…。

ドリンクは3杯ほど注文して、お会計は3200円。

  • 満足度:☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:ディープな老舗焼鳥屋さん

お志げ様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




お志げに行った感想

今回は伊勢市にある「お志げ」に行ってきました。

伊勢市内には数々の焼鳥屋さんがありますが、コチラのお店は最も歴史が古く、そして昔ながらの経営スタイルを貫く、ある意味、現代では珍しいお店だと思います。

そして、輻射熱を利用して焼き上げた串は、このお店でしか味わえない、絶妙な火入れ加減。

伊勢に遊びに行く際は、皆様も是非一度、足を運んでみてください。

本日も最高のペロペロでした!