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京都・西舞鶴の名店「魚源(ととげん)」で味わう、漁港直送の旬魚体験。

公開日:2025年10月11日

新鮮な刺身のお造り
こんにちは、ケンチェラーラです。

京都・舞鶴で「本当においしい魚料理を食べるならここ」と評判の名店があります。

その店の名前は魚源(ととげん) 西舞鶴店です。

舞鶴港から毎朝直送される新鮮な魚介を、魚屋出身の店主が自ら目利きし、寿司や海鮮料理として提供しています。

この記事では、魚源(ととげん)西舞鶴店の店主のこだわりや料理の魅力、店内の雰囲気、アクセス情報を、実際に訪れたライター目線で丁寧にご紹介します。

舞鶴で海の京都の味を堪能したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:00 ~ 14:00 / 17:00 ~ 22:00(料理LO 21:00/ドリンクLO 21:30)
定休日 木曜日
電話 0773-77-5534
予算 昼:¥1,000〜¥3,000 / 夜:¥3,000〜¥4,000台前後
場所 西舞鶴駅から徒歩数分・商店街入口近く
備考 座席38席(座敷30席/カウンター8席)・駐車場7台・カード可
リンク 食べログ 魚源(西舞鶴店)




京都・舞鶴で味わう究極の魚料理「魚源(ととげん)」の実力

優しく光る魚源の看板

京都・舞鶴市の西側にある「魚源(ととげん)」は、地元で長年愛され続けている海鮮料理の名店です。

魚源の最大の特徴は、舞鶴港で水揚げされた魚をその日のうちに仕入れていることです。

西舞鶴駅から徒歩5分という立地ながら、店の裏では早朝に届く魚介を職人が一尾ずつ確認しています。

脂の乗りや身の締まり、香りまで見極め、最もおいしい状態で提供しているのです。

鯛やさわら、のどぐろなど、舞鶴ならではの地魚が豊富に揃っており、季節ごとに表情を変えるのも魅力です。

口に入れた瞬間に感じる新鮮な甘みと香りは、まさに“舞鶴港の海そのもの”を味わっているような感覚です。

旬を追いかけるように、季節ごとに姿を変える魚源の料理。
その日の海と向き合う職人の感性が、一皿の中にしっかりと生きています。
行くたびに違う美味しさに出会えるのが、地元で長く愛される理由です。

店主のこだわりとその裏舞台

選び抜かれた魚の刺身

魚源の味を支えているのは、魚屋として培われた確かな目利きと、魚へのまっすぐな想いです。

毎朝市場へ出向き、その日一番の魚を自らの目で選び抜く姿勢を大切にしています。

「魚の命を最高の形で届けたい」という信念が、すべての料理に息づいています。

魚の色や艶、身の張り、香りまで見極め、今が一番おいしい状態を判断する——。

その確かな感覚があるからこそ、魚源の刺身や寿司は一口で鮮度の違いがわかります。

地元漁師との信頼関係に支えられ、季節ごとに異なる“舞鶴の海の恵み”を楽しめるのも魅力です。

魚の旨味がしっとりと広がり、噛むほどに甘みが増していきます。
素材の鮮度と職人の技が重なり合った一皿は、まさに舞鶴の海そのもの。
食べ終えたあとに残るやわらかな余韻が、心まで満たしてくれます。




アクセスと駐車場情報:西舞鶴駅からの行き方・駐車場の台数や注意点

年季を感じるお店の看板

魚源(ととげん)は、西舞鶴駅から歩いておよそ5分ほどの場所にあります。

駅を出て商店街の入り口付近に進むと、落ち着いた雰囲気の和食店が見えてきます。

観光や出張で訪れる方でも、迷うことなくたどり着ける分かりやすい立地です。

お店の周辺には複数のコインパーキングが点在しており、車での来店も安心です。

夜の時間帯や週末は混み合うことが多いため、事前に予約しておくのがおすすめです。

スタッフの対応も丁寧で、初めて訪れる方でも気持ちよく利用できます。

店内の様子:空間・座席構成・雰囲気をレポート

店内の様子

店内は、和の落ち着いた雰囲気が漂う上質な空間です。

1階にはカウンター席が8席あり、職人が魚をさばく姿を間近で見ることができます。

包丁がまな板を叩く音や、寿司を握る手元の所作に、自然と引き込まれます。

2階には座敷席があり、接待や家族の集まりにぴったりです。

照明はやや控えめで、料理がより美しく映える設計になっています。

「静かに食事を楽しみたい」という方にもおすすめの空間です。

メニュー紹介:魚源(ととげん)の主力料理と価格帯

魚源では、寿司や海鮮料理を中心としたコースが人気です。

代表的なのが「魚源本日おすすめコース」で、6,600円、8,800円、11,000円の3コースが用意されています。

価格ごとに品数や使用する魚の種類が異なりますが、どのコースも鮮度と質の高さは折り紙付きです。

ランチでは、お造り定食や海鮮丼が特に人気です。

地元の方はもちろん、観光で訪れる人たちにも「舞鶴港直送の魚が食べられる店」として知られています。

特に11,000円の特選コースでは、希少な旬魚と丹後の地酒が味わえるため、接待や記念日にも最適です。

地元民おすすめ!新鮮お造りや天麩羅を食レポ

お通し

タコの酢のものは、目立ちすぎないまろやかな酢加減で、しっかりとした歯ごたえのあるタコの旨味を引き立てています。

ごくシンプルな味付けながら、タコそのものの甘みと弾力が際立ち、最初の一品として口の中をやさしく整えてくれました。控えめで品のある酸味が、後に続く料理への期待を高めてくれます。

刺身の盛り合わせ

お造りの三種盛りは、見た目からして鮮やか。マグロは赤身らしいキメの細かい舌触りで、ねっとりと舌に絡みつくような旨味が特徴的でした。

サーモンはとろけるような脂と甘みが絶妙で、ほんのりと香る海の風味が口いっぱいに広がります。さわらは皮目が軽く炙られており、香ばしさと旨味の層が口の中で交差する、魚源らしい丁寧な仕事が光る逸品です。

天ぷらは、揚げたての香ばしさと衣の軽やかさが印象的です。衣はサクサクと心地よく、野菜や魚の素材感を邪魔することなく、むしろ引き立てていました。

特に印象的だったのは海老のプリプリ感。衣の厚さが絶妙で、油の香りも品があり、重さをまったく感じません。天つゆとの相性も抜群で、口に入れるたびに「丁寧な揚げ」が伝わってきました。

白子は軽く炙りが入っており、外はほのかに香ばしく、中はとろっとクリーミー。舌の温度でじんわりと溶けるような食感がたまりません。

ポン酢とレモンの酸味が後味を爽やかに整え、白子特有の濃厚さと絶妙なバランスを保っています。炙りによって引き立つ香ばしさと、口の中で広がるコクが、まさに“お酒を呼ぶ逸品”です。

あさりの酒蒸しは、殻を開けた瞬間に立ち上る酒の香りが印象的。スープにはあさりの旨味が凝縮されており、淡く繊細ながらも芯のある味わいです。

あさり自体はふっくらと火入れされており、噛むたびにじわっと染み出るエキスが、口の中で余韻として残ります。飲み干したくなるほど澄んだ出汁は、魚源の調理技術の高さを物語っていました。

全体として、魚源の料理は素材への敬意と確かな技術が調和し、一皿一皿に“海そのもの”の生命力が宿っているような印象でした。

どの料理も奇をてらわず、丁寧に、誠実に仕立てられており、本物の海鮮料理を心から味わいたい人にとって最適の名店といえるでしょう。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:舞鶴を堪能

魚源様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




魚源に行ってみた感想

京都・舞鶴で本格的な魚料理を堪能したい方には、魚源(ととげん)を強くおすすめします。

素材の良さ、調理の技、そして店主の真摯な姿勢——どれを取っても一流です。

派手さはありませんが、静かな満足感と深い余韻が心に残ります。

季節ごとに変わる旬の味に出会えるため、何度訪れても飽きません。

接待や記念日、大切な人との時間を過ごすのにも最適なお店です。

舞鶴で「本物の海鮮料理」を探しているなら、魚源がその答えです。