【津市】イオン津南で贅沢な洋食「東洋軒グリル」明治22年創業の老舗|メニュー・食べた感想
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県津市、イオン津南内にある「東洋軒グリル」に行ってきました。
県内では4店舗目となる東洋軒の正統系列店で、お買い物のついでに本格的な洋食を楽しむことができます。
イオン内部にある飲食店の中では、最も高級感があって少し入りにくいですが、年末ということで調子に乗って潜入してきました。
食べた感想、お店の特徴などを詳しく紹介させていただきます。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00~21:00 |
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定休日 | 年中無休 |
電話 | 059-234-2882 |
予算 | 2000円~ |
場所 | 三重県津市高茶屋小森町145 |
備考 | カード可 |
リンク | 東洋軒グリル 公式HP |
目次
明治22年創業!三重県の老舗洋食屋さん「東洋軒」とは?
2018年11月9日、三重県津市イオン津南内部にオープンした「東洋軒グリル」。
お店の母体は、同市内にある明治22年創業の老舗洋食屋さん「東洋軒」。
東洋軒と言えば、三重県だけでなく東京、名古屋など全国10店舗展開している有名店なので、ご存知の方も多いかと。
本店は津市丸之内にあり、伊藤耕之進が牛鍋屋「今福」の名で三田四国町に開業したのが始まりです。
明治30年、伊藤博文や歴代の閣僚の勧めによりその今福に隣接して開業されたのが西洋料理店「東洋軒」。
そして昭和3年、津市にある百五銀行の頭取であった川喜田半泥子の薦めで県下初のビルディングであった百五銀行の4階に「東京東洋軒出張所」を開設。
現在、県内にはピッツェリア・リストランテ・プレーゴ、RIZ CAFE、東洋軒グリルを展開。
本店に比べて東洋軒グリルはカジュアル!?
津市丸之内にある東洋軒は、高級店のイメージが強く、一般大衆には敷居が高いと思います。
一方、東洋軒グリルはショッピングモール内にあり、誰でも気軽に入店できるにカジュアルなお店。
もちろん、カジュアルだからといって料理の質が落ちているわけはなく、本店との大差はありません。
グリルというだけあってステーキ、ハンバーグを中心に、名物料理「ブラックカレー」も堪能することができます。
コース料理を食べるなら本店、気軽に本格的な洋食を食べるなら東洋軒グリルという感じですね!
名物ブラックカレーについて
誰しもが知る東洋軒の代表格「ブラックカレー」。
その歴史は、「東の魯山人、西の半泥子」と称された陶芸家、百五銀行初代頭取を務めた川喜田半泥子の要望を期に発案されました。
半泥子から「黒いカレーが作れないか?」と言われた東洋軒初代料理長・猪俣重勝が長い間、試行錯誤を重ね研究。
苦労の末に完成したのがブラックカレーと言われています。
現在は全国的にもその知名度は高く、数々のメディアでも取り上げられ通販も絶好調だとか(購入はコチラ)。
また、日本で初めてクリームコロッケを発案したもの東洋軒だとか。まさに、日本における洋食文化の先駆者ですね。
お店へのアクセスと駐車場について
お店はイオンモール津南の2階にあります。
国道23号線沿いなので、北部南部どちらからでもアクセスが良好。
高茶屋駅から633mなので、徒歩でもアクセス可能。
休日のお昼はお店前に行列ができるほど、混雑していることもあります。
予約は不可なので注意が必要。
店内の様子は?
店内はカウンター6席とテーブル13卓程度。
東洋軒グループなので、店員さんは東洋軒から派遣されている方、グリルで雇用されている方など。
厨房では野菜の皮むきから丁寧に行っており、正真正銘お店で調理されていました。
接客が抜群で、店員さんがよく教育されていました。
常にホールの様子を伺っている様子で、流石は老舗という感じ。
お客さんの年齢層は幅広く、本当に誰でも気軽に入店できるという雰囲気でした。
お店の入り口には、名物ブラックカレー、カレーパンなどの持ち帰り販売も。
撮影にもご協力いただき、感謝申し上げます。
東洋軒グリルのメニューを紹介




- 伝統メニュー
- ブラックカレー(1100円)
- ハヤシライス(1100円)
- セットメニュー(+220円)
- オススメ
- きのこハンバーグセット(1518円)
- カニクリームコロッケセット(1738円)
- ハンバーグ・ステーキ
- BIGハンバーグ(1980円)
- Wハンバーグ(2420円)
- サーモンのグリル(1738円)
- デミグラスハンバーグ(1518円)
- 風味焼きハンバーグ(1738円)
- ブルギニオンバターハンバーグ(1738円)
- 松阪牛ハンバーグ(2838円)
- 洋風てりやきハンバーグ(1518円)
- 和風おろしハンバーグ(1518円)
- モッツァレラチーズハンバーグ(1738円)
- 国産黒毛和牛ロース肉のステーキ(4950円)
- サイドメニュー
- 茹でたて!エビのボイル(1320円)
- カリーブルスト(880円)
- カーリーポテト(495円)
- グリルソーセージ(858円)
- スモーク風ターキーレッグ(770円)
- お子様プレート(858円)
- デザート
- プリンアラモード(858円)
- カスタードプリン(418円)
- 温かいチョコレートのテリーヌ(605円)
- 温かい抹茶のテリーヌ(605円)
- クレミアソフトクリーム(550円)
- テイクアウト
- ブラックカレーパン(411円)
- ブラックカレー弁当(951円)
- ハヤシライス弁当(951円)
- スモーク風ターキーレッグ(756円)
- クレミアソフトクリーム(540円)
「デミグラスハンバーグ」が一番の人気メニューだそうです。
男性の方なら、BIGハンバーグ(285g)やWハンバーグ(380g)もオススメ。
ライスはセットになっているので、名物のカレーも少し食べたい方は、セットメニューを利用するとよいでしょう。
食事は一人2000円~3000円程度の予算となっています。
- イオン津南にある東洋軒
- 本店に比べて入店しやすい
- ハンバーグが人気
今回食べたものを紹介!
津市と言えば東洋軒、東洋軒と言えばブラックカレーの印象。
幼少期からその存在は認知していましたが、なんやかんや今回が初めての訪問となります。
今回は名物のブラックカレーと大人気のデミグラスハンバーグで。
簡単にですが、食レポをさせていただきます。
早速、ペロペロしていきましょう!
デミグラスハンバーグ(1518円)
超熱々の状態でやってきたハンバーグ。
表面には炭火で炙った痕跡があり、ジュワジュワとやらしい音が食欲を掻き立てます。
表面はカリカリ、断面からは肉汁がじんわり溢れ出してきます。
香ばしい香りがふわっと広がり、何とも幸せな贅沢汁。
弱火~中火でじっくり焼き上げている様子で、火の通り加減も中までしっかり。
デミグラスソースも既製品ではなく、仕込みがしっかりされており、酸味とコクが際立ちます。
適度は肉感とふっくらした仕上がり、まさに万人向けのハンバーグ。
付け合わせは、茄子、ブロッコリー、南瓜コロッケなど。
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フォローブラックカレー(1100円)
ずっと食べたかったブラックカレー。
通常のカレーとは比較できないほど黒く、一見すると焦げている。
しかし、これが川喜田半泥子が欲したカレーかと思うと、何とも感慨深い。
仕込みには3週間、上質な松阪牛脂と小麦粉、数種のスパイスをじっくり弱火で炒め焙煎し、ルー作りから始まるそうです。
ルーが完成したら、ブイヨン、玉ねぎ、牛肉などを入れ溶けるまで約1週間煮込み、最後に炒めた牛肉と玉ねぎを追加投入。
出来上がるまでに約1ヵ月、家のカレーでは絶対に再現不可な手間暇。
具材の原型が無くなるまで煮込まれたルーは、牛肉の旨味と玉ねぎの甘味が凝縮されており、奥行きがある味。
想像よりもまろやかですが、喉奥を刺激する香辛料の存在感も。
野菜と肉を極限まで濃縮すると、こんな感じの味になるのかと勉強になりました。
ハヤシライス(+275円)
ハヤシライスもカレーと比較して食べたかったので、セットで注文。
カレー同様に、玉ねぎや牛肉を丁寧に炒め、煮込んだもの。
仕上げに特製のデミグラスソースが加えてあり、味が整っていました。
スプーンで持ち上げるとドロッとした感覚があり、よく煮こまれていることを確認することができます。
カレーに比べると食べやすい印象で、幅広い世代に愛されると思います。
小さい子供にはブラックカレーよりもハヤシライスがオススメ。
クレミアソフトクリーム(550円)
ソフトクリームの総合メーカーである日世が開発したクレミアソフト。
飲食店でもお目にかかることが多くなってきており、販売店も年々増加しているとのこと。
550円と決して安くない値段だが、開発に3年以上の歳月がかかっているので納得。
北海道産の上質な生クリームを使用した、濃厚なミルク感。
ホワイトクッキーのようなコーンが最高でした。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:ショッピングモールでちょっと贅沢
東洋軒グリル様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
東洋軒グリルに行った感想
三重県津市、イオン津南内部にある東洋軒グリル。
2000円程度でシェフが手作りしてくれる、本格的なハンバーグと名物ブラックカレーを楽しんできました。
ファミレスよりも少し高級感があり、ちょっと贅沢な休日にぴったりのお店だと思います。
三重県民の方であれば、県内4店舗あるうちの1つは是非行ってみてください。
本日も最高のペロペロでした!