【梅田】都会の絶景と五感で味わう本格イタリアン──「FaRo Italiano」の全貌に迫る
こんにちは、ケンチェラーラです。
梅田駅から徒歩1分、阪急グランドビル31階に位置する「FaRo Italiano」は、都会の喧騒を忘れさせる非日常の空間。
地上120mから望む夜景、本場仕込みの料理、洗練された空間が織りなす極上のひとときを体験できます。
この記事では、FaRoの成り立ちから料理へのこだわり、利用シーン別のおすすめ情報、実際の食レポまで、他では読めない圧倒的な情報量でお届けします。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00~15:00(L.O.13:30) 17:30~23:00(L.O.21:00) |
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定休日 | 不定休(阪急グランドビルに準ずる) |
電話 | 06-6360-9022 |
予算 | 昼:¥3,000~¥3,999 夜:¥8,000~¥9,999 |
場所 | 大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル 31F |
備考 | カード可・電子マネー可・完全禁煙 |
リンク | 公式HP |
目次
地上120mの絶景と本格イタリアンが魅力の「FaRo Italiano」【梅田 夜景 イタリアン】
大阪・梅田の阪急グランドビル31階に位置する「FaRo Italiano(ファロ イタリアーノ)」は、都会の喧騒を忘れさせてくれる非日常の空間が広がるレストランです。
高層階からの夜景とともに、伝統と革新が融合した本格イタリアンを楽しめるこの店は、デートや記念日はもちろん、大切な人とのひとときを演出する特別な場所として注目されています。
ここでは、絶景や料理、空間演出など、「FaRo Italiano」の魅力を余すことなくご紹介します。
歴史と成り立ち──灯台のように人々を照らすレストラン
「FaRo Italiano」は2021年10月、株式会社レアル・ダイニングが立ち上げた最新店舗です。
“FaRo(灯台)”という名前には、「訪れる人の心に明かりを灯す」という想いが込められています。
運営会社は大阪市内で複数の飲食店を手がけており、その中でも同店は本格イタリアンの集大成とも言える位置付けです。
料理を手がけるのは、イタリアで修業を積んだ実力派のシェフたち。
郷土料理の伝統を重んじつつも、減圧調理や独創的な盛り付けなどを駆使し、唯一無二の味を表現しています。
美食と眺望が両立した空間は、まさに“現代の灯台”と言えるでしょう。
記念日やデートに最適!「FaRo Italiano」の魅力とは?
梅田駅から徒歩1分という抜群の立地ながら、エレベーターで31階まで上がると、そこには静かで上質な空間が広がります。
壁一面の大きなガラス窓からは大阪市街の夜景が一望でき、夕暮れ時から夜にかけての時間帯は特に人気です。
窓際のペアシートは、カップルにとって忘れられないひとときを演出してくれます。
また、落ち着いた雰囲気の個室は接待や会食にも最適で、家族連れにも嬉しい仕様です。
記念日利用で人気なのが、アニバーサリープラン。ホールケーキやメッセージプレートが付いたコースも用意されており、事前予約でサプライズ演出も可能です。こうした細やかなサービスが、リピーターを生む大きな理由となっています。
- 店内は木目を基調に、間接照明が柔らかく包み込むような設計で、訪れる人に安心感と高級感を与えてくれます。ホテルのフロントのような入口から始まる空間は、レストランというよりも隠れ家ラウンジのような佇まい。ゆとりのあるテーブル配置はプライバシーも保たれており、どの席でもリラックスした時間を過ごすことができます。
- 喫煙所が建物内に設けられており、禁煙の空間を保ちつつも配慮が行き届いているのも好印象です。75席ある店内は、2〜10名用の個室も備えており、使い勝手の良さが際立っています。
シェフのこだわりが光る本格イタリアンコース
「FaRo Italiano」では、イタリアで修業を重ねたシェフたちが伝統的な郷土料理をベースにしながらも、減圧調理や独自技法を取り入れた独創的な一皿を生み出しています。
季節ごとに仕入れる産地直送の野菜や魚介、高級食材を使い、見た目にも華やかなコース料理に仕上げています。
例えば、ランチタイムに人気の「Corso FaRo」は、パルマ産生ハムとレタスをミルフィーユ状に重ねた前菜や、自家製フォカッチャと特製ホイップ生ハムバターなど、ここでしか味わえない一品が並びます。
ディナーコースでは、A5ランク和牛や国産フィレなど厳選されたメインが楽しめ、記念日やデートを特別なものにしてくれるでしょう。
予算とメニューのおすすめを詳しく解説

ランチの平均予算は3,000〜4,000円。
カジュアルながらも満足度の高いコースが多く、初訪問の方にも好評です。
ディナーは5,500円からの「Corso Real」や、1ドリンク・特製ケーキ付きの「Corso Elegante」(10,000円)、夜景確約のVIP席プラン「Corso Speciale+」(15,000円)など、予算に応じた選択肢が豊富です。
FaRo自慢のメニューには、オマール海老とホタテのヴィネグレットが絶妙な酸味で海の旨みを引き立てる前菜や、能登牛のイチボステーキが噛むほどに旨味を広げる逸品、濃厚でまろやかな卵黄ソースが決め手のクラシックカルボナーラ、自家製酵母の香りが豊かに立つFaRo特製パンなどがあります。
いずれも素材の持ち味を生かしながらも、シェフの技術が加わることで完成度の高い料理に仕上がっています。
梅田エリアには多くの高層階レストランがありますが、その中でも「FaRo Italiano」は「料理の完成度」と「眺望」の両立が際立っています。例えば、同じ阪急グランドビル内の「Bella」や「XEX WEST」は雰囲気のある空間を提供していますが、料理の独自性やサービスの細やかさにおいては、「FaRo」が一歩抜きん出ている印象です。
アクセス情報と予約方法
「FaRo Italiano」へのアクセスは非常にスムーズで、阪急梅田駅やJR大阪駅から徒歩1分という立地は、地方からの来訪者にも喜ばれるポイントです。
地上120mのフロアに位置するため、非日常を感じさせてくれる立地条件も魅力のひとつでしょう。
予約は公式サイト、一休.com、食べログなど複数の予約プラットフォームから可能で、特に窓際席やアニバーサリープランは早めの予約がおすすめです。
特別な日の計画を立てる際には、事前に希望のプランや席種を明確にしておくとスムーズです。
FaRoの絶品料理を実食レポート!
最初にいただいた「オマール海老とホタテのヴィネグレットのインサラータ」は、目にも鮮やかな一皿。
透明感のある盛り付けがまるでガラス細工のようで、料理がアートに昇華したかのような印象を受けます。
ひと口含むと、オマール海老の引き締まった食感とホタテの柔らかな甘みが織りなす海の香りが広がり、爽やかなヴィネグレットがその輪郭を美しく引き立てます。
ふりかけられたガーリックチップと丁寧に切り揃えられた季節野菜の存在感。酸味だけに頼らず、食感と香ばしさを絶妙なバランスで加えている点に、シェフのセンスと計算された味の設計を感じました。
香りの立ち方も繊細で、鼻腔を抜けるビネガーの立体感に続く貝類の旨味が、前菜としての完成度を格段に高めています。
さらに印象に残ったのが「生ハムの一品 クリームチーズのガレット」。
ガレット生地は薄く繊細で、焼き目の香ばしさとともにほろりとほどけます。
中に包まれたクリームチーズは舌の上で滑らかにとろけ、生ハムの塩気と一体になることで、絶妙なバランスの前菜に仕上がっています。
食前酒と合わせれば、最高の幕開けとなるでしょう。
「前菜の盛り合わせ」には、脂の乗ったサーモンのカルパッチョ、芳醇な塩気と柔らかさを兼ね備えた生ハム、外はパリッと中はとろりとしたホワイトソースの春巻きなど、見た目にも美しい多彩な一品が並びます。
それぞれが単独でも完成された味を持ちながら、順に味わうことで全体にリズムと流れが生まれる構成となっており、まるで小さなコース料理を凝縮したような完成度。
サーモンは軽くマリネされており、脂の甘みと酸味が口中でふわりと溶け合い、アペリティフと絶妙な調和を見せます。
生ハムは塩気が穏やかで、しっかりと熟成された旨味が舌に残り、後を引く美味しさ。
ホワイトソースの春巻きは、一見カジュアルながら、衣の薄さとクリームのとろみ加減にシェフの技が宿っており、前菜の枠を超えた贅沢感を演出してくれます。
「季節野菜の減圧調理(じゃがいも)」は驚くほど柔らかく、素材の旨味が閉じ込められた逸品。
じゃがいも本来の甘みとコクが引き立ち、自然な風味が印象的です。
減圧という調理法の力を実感できる、シンプルながら深い感動を覚えるひと皿でした。
メインの「能登牛のイチボステーキ」は、脂と赤身のバランスが絶妙で、噛み締めるごとに旨みが溢れる逸品。
シンプルに塩でいただくか、付け合わせのホワイトソースで。
「クラシックカルボナーラ」は、クラシックという名にふさわしく、余計な装飾を排した王道の構成ながら、ひと口目からその完成度に驚かされる一皿です。
卵黄のまろやかさがパスタに艶を与え、チーズの深いコクが一体となって舌の上でとろけていきます。
仕上げにふんわりと立ち上るトリュフの香りが、鼻腔を心地よく刺激し、味わいに高貴な奥行きを与えてくれます。
さらに、ブラックペッパーの力強いアクセントが余韻を引き締め、重さを感じさせないバランスの良さを実現。
ねっとりとした濃厚な口当たりの中に、香り・塩味・食感のすべてが計算され尽くされた職人技を感じさせる、まさに“本物”のカルボナーラです。
付け合わせの「FaRo特製パン」は、外はパリッと中はもっちり。
噛むほどに広がる小麦の風味と自家製酵母の香りがクセになります。
「大分県・豊後水道直送の天然魚グリル」は、皮はパリパリ、中はふっくらと仕上がり、まさに職人技を感じる火入れ。
魚の旨みを最大限に引き出した味わいです。
締めのドルチェは、見た目にも可愛らしい演出が施され、口に入れるとふわっと広がる優しい甘さ。
最後まで“美味しい”という言葉しか出ないコース内容でした。
今回はワイン系を数種いただきました。
お会計は2名で31,500円。
- 満足度:☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:夜景を眺めながらディナータイム
FaRo Italiano様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!