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名古屋駅ホームの名物「住よし」|愛知県民も通う立ち食いきしめんの魅力を徹底解剖

公開日:2025年09月30日

名古屋駅のホームで食べるきしめん

こんにちは、ケンチェラーラです。

名古屋駅を訪れた人なら一度は耳にしたことがある「きしめん 住よし」。

駅ホームに立ち込める出汁の香りに誘われ、つい立ち寄ってしまう人も多い名古屋の名物店です。

食べログ評価でも高得点を獲得し、観光客から地元の常連まで幅広く愛される理由は、立ち食いスタイルを超えた本格的な味わいにあります。

「きしめん」と聞くとシンプルすぎて物足りないのでは、と想像する人もいるかもしれません。

しかし、住よしの一杯は厚削り節を使った力強い出汁と幅広の麺が織りなす奥深い味わいで、むしろ一度食べると忘れられない魅力を持っています。

今回は名古屋駅の定番グルメ「住よし」に実際に足を運び、その味やお店の特徴を体験してきました。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 6:30~21:40(L.O.21:30)
定休日 記載なし
電話 052-586-0624
予算 ~¥999(昼・夜)
場所 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 新幹線14・15番線ホーム(4号車付近)
備考 食券制/カード不可/
電子マネー可(交通系IC:Suica・TOICA・ICOCA等※PiTaPa除く)/
新幹線改札内店舗のため入場券(150円)または乗車券+特急券が必要
リンク 公式HP




名古屋駅の立ち食いきしめんといえば「住よし」|愛知県を代表するソウルフード

お店の看板

名古屋駅のホームに立つと、まず漂ってくるのは鰹節の豊かな香りです。

その香りに誘われ、観光客や出張客はもちろん、地元の人々までもが立ち寄るのが「きしめん 住よし」。

愛知県を代表するソウルフードであるきしめんを、立ち食いスタイルで手軽に楽しめる名店として知られています。

名古屋駅の定番グルメと言えば、真っ先に名前が挙がる存在です。

『住よし』という店名は、創業当時の代表者の名前に由来しており、駅のホームという立地に合わせて“誰でも住みよい場所に”との願いも込められているそうです。

店主のこだわりが光るつゆと麺の魅力

肉と卵とネギの3色が食欲をそそる一杯

住よしが多くの人を魅了する最大の理由は、独自に追求されたつゆと麺にあります。

サバ・宗田鰹・ムロアジの三種削り節を贅沢に使った出汁は、力強くも澄んだ味わい。

厚削りにすることで名古屋特有の濃い味文化にも負けない奥行きを生み出しています。

さらに、冷凍麺を使用しながらもつるりとした喉越しとほどよいコシを実現。

効率的でありながらクオリティの高い一杯が提供されるのは、店主のこだわりと工夫の賜物です。

立ち食いでさっと食べられるのに、心に残る満足感を与えてくれるのが住よしのきしめんの魅力です。

新幹線ホームと在来線ホームで違う楽しみ方

名古屋駅に入ってくる新幹線

名古屋駅の住よしは、新幹線ホームと在来線ホームで雰囲気や楽しみ方が異なります。

新幹線ホームの店舗はスピード重視で、注文から30秒ほどで熱々のきしめんが提供されるのが特徴。

出張や観光の合間に、時間を気にせずさっと味わえるのは大きな魅力です。

一方、在来線ホームの店舗は立ち飲み文化を取り入れており、どて煮や串カツとともにビールや日本酒を楽しめます。

揚げたての天ぷらも在来線限定で、食事の満足度は格別です。




お店はどこにある?アクセスと駐車場情報

お店の外観

住よしは名古屋駅の新幹線ホームと在来線ホームに複数展開しています。

どの店舗も改札を通過すればすぐにアクセスでき、入場券を購入して訪れる人も少なくありません。

車で訪れる場合は駅直結の有料駐車場が便利ですが、やはり電車で立ち寄るのがスムーズです。

ホームに漂う香りが目印になるため、迷う心配もありません。

店内の様子|立ち食いカウンターならではの雰囲気

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住よしの店内は立ち食いカウンターを中心としたシンプルな造りです。

新幹線ホームの店舗は特にコンパクトで、短時間で食事を済ませる利用客で常ににぎわっています。

一方、在来線ホームの店舗はやや広く、立ち飲みの雰囲気を楽しめるのが特徴です。

サラリーマンが一杯引っ掛ける姿や、観光客が天ぷらをつまみに乾杯する光景は、名古屋駅ならではの味わい深い風景といえるでしょう。



人気メニューを徹底紹介

住よしの券売機

住よしのメニューはシンプルながらも、名古屋の味覚をしっかりと感じられるものが揃っています。

名古屋駅のホームという立地ゆえに、提供スピードを重視しつつも、味や満足感を犠牲にしない工夫が光ります。

定番はかき揚げきしめんで、サクサクに揚げられた天ぷらがつゆを吸って生まれる食感のコントラストは、何度食べても飽きのこない魅力があります。

また、シンプルにきしめんそのものを楽しみたい人には素きしめんがおすすめです。

幅広麺と厚削り節を使った力強いつゆの組み合わせは、シンプルだからこそ際立ちます。

季節限定のメニューが登場することもあり、リピーターが飽きずに通い続けられる理由のひとつとなっています。

海老天やちくわ天と入った王道の天ぷらも人気で、出汁との相性は抜群です

実際に食べてみた食レポ|名古屋駅「住よし」のきしめん体験

新幹線の発車メロディが響くホームで、食券を買ってからものの1分足らず。

あまりの提供の早さに「もう出てきたの!?」と驚く間もなく、目の前には湯気立つきしめんの一杯。

つるりとすすった瞬間、厚削り節の芳醇な香りが鼻に抜け、鰹の奥深い旨みが舌の上に広がる。

出汁は濃いのに角がなく、むしろ優しい。ほんのわずかに甘みを感じさせるのが、名古屋流の粋なのかもしれない。

幅広の麺は、もちっとした弾力がありながらも喉越しは軽やか。

忙しいビジネスマンが限られた時間で胃袋を満たすには、これ以上ない選択肢だと実感する。

何万人、いや何十万人の出張族が、この「住よし」の一杯で今日の活力をチャージしてきたのだろう。

そんな想像を巡らせながら、新幹線の重厚なドアが閉まる音と、ホームに響く発車のアナウンスをBGMに、最後のひとすすりを名残惜しく味わいました。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:思い出のきしめん

住よし様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!




「住よし」に行った感想

名古屋駅の「住よし」は、立ち食いきしめんという枠を超えて、旅の思い出に残る特別な体験を与えてくれるお店でした。

新幹線ホームで味わうスピード感のある一杯も魅力的ですが、在来線ホームで揚げたての天ぷらやどて煮と一緒に楽しむ立ち飲みスタイルも忘れがたい味わいがあります。

厚削り節を使った出汁の力強さと、幅広麺のつるりとした食感は、シンプルながら奥深い満足感をもたらしてくれました。

わざわざ入場券を購入して訪れる人がいるのも納得で、名古屋駅を利用するならぜひ立ち寄りたい一軒だと感じます。