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鈴鹿サーキット近くの隠れ家!行列ができる『パスタ工房 ロズマリーノ』の人気と魅力に迫る

公開日:2025年05月22日

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県鈴鹿市、鈴鹿サーキット近くにひっそりと佇む「ロズマリーノ」。

地元では“知る人ぞ知る”パスタの名店として知られています。

パチンコ店の駐車場という意外な場所にありながら、全国から熱心なファンが訪れる理由は、その味と店主のこだわりにあります。

このブログでは、そんなロズマリーノの魅力を徹底的に紹介します。

職人気質の店主が一人で切り盛りするスタイル、行列ができる理由、看板メニューの味わい、そして食通もうなる絶品パスタの食レポまで。

まるでお店に足を運んだかのような臨場感を、どうぞお楽しみください。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 昼:11:30~14:30、夜:17:30~18:30(1時間限定、完全予約制)
定休日 月曜・水曜・金曜(不定休あり)
予算 昼:¥1,000~¥1,999/夜:コース¥2,000前後
場所 三重県鈴鹿市稲生4丁目1-20(パーラーFUJI 駐車場内)
備考 カード不可・電子マネー不可(現金のみ)
リンク 食べログ




鈴鹿の隠れ家パスタ店「ロズマリーノ」の魅力とは?

鈴鹿市のグルメシーンで、地元民から「本当に美味しい」と囁かれている隠れ家的パスタ店がある。

三重県鈴鹿市にある「ロズマリーノ」は、鈴鹿サーキット近くに佇む個人経営の小さなお店。

そのたたずまいからは想像できないほど、本格的で丁寧なパスタが楽しめると評判だ。

パチンコ店の駐車場に佇む、知る人ぞ知る名店

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場所は少々ユニークで、パチンコ店「パーラーFUJI」の駐車場内という意外な立地。

しかしその立地こそが、まさに“穴場”感を醸し出しており、初めて訪れる人にはまるで秘密基地のような印象を与える。

店内はカウンター10席のみ。あえて小規模にしているからこそ、一皿ごとに真心が込められている。

カウンター席からはシェフの調理風景が目の前で見える。

火力の加減や食材の扱い、フライパンを振る所作ひとつひとつが職人芸。待ち時間も、目の前で繰り広げられる料理のライブショーを楽しめるため、まったく退屈しない。

鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩圏内という好アクセス。観光帰りに立ち寄る人も多く、鈴鹿サーキット周辺のランチスポットとして確実に覚えておきたい一軒だ。

三重県のイタリアンという枠を超え、県外ファンも多く訪れている。

一人で切り盛りするパスタ職人のこだわり

ロズマリーノのもう一つの特徴は、オーナーシェフが全てを一人で切り盛りしていること。

仕入れから調理、配膳に至るまで全てを担うその姿には、まさにパスタ職人の魂が宿っている。

店主は若い頃から飲食業界に携わり、長年にわたり独学で味を磨き上げてきたそうです

修業歴などを公にしていないのも、「料理の味こそがすべて」という職人気質の現れ。無駄のない所作と、すべての料理に込められた丁寧な仕込みが、訪れる人の心を打ちます。

調理前に必ず味見を行い、一皿ごとに味を調整する姿勢には妥協がない。油の量、塩加減、ソースの絡み具合まで繊細に調整されており、どのメニューも完成度が高い。

特にミートソースは、具材を細かく刻んで粘度をもたせ、食べた瞬間に深いコクと旨味が広がる。



予算とおすすめメニューをチェック!

ロズマリーノの価格帯はとても良心的です。ランチは1,000円未満、ディナーでも2,000円以内で楽しめるメニューが中心。

しかも日替わりスープはたったの100円、ジョッキサイズのコーヒーは150円と、驚くほどリーズナブル。

満足度の高い食事が財布に優しい価格で味わえる点も、多くの常連を生む理由です。

迷ったときには「オマール海老のスパゲティ」や「鉄板イタリアンスパ」がおすすめ。ガッツリ食べたい人はミニカレーやカニクリームコロッケのトッピングをプラスするのも良いでしょう。

女性客から高評価を得ているのが「オマール海老のスパゲティ」。細麺にエビの旨味が凝縮されたクリームソースが絡み、海老のプリッとした食感と香りが一体となって口の中に広がります。

SNSや口コミで広がるロズマリーノの評判。平日でも開店前から列ができることが多く、その理由は食べればすぐに納得がいくはずです。夜営業はたったの1時間という希少性も行列の要因です。しかもその1時間限定でしか味わえない特別メニューもあるため、タイミングが合えばぜひ試しておきたいところ。料理の質だけでなく、時間制という非日常感が訪問体験を特別なものにしてくれます。

食レポ|絶品ミートソーススパゲティとペペロンチーノ

茄子とカニクリームコロッケとすりおろしチーズのミートソーススパゲティ。

見た瞬間からテンションが上がる、たっぷりのチーズがかかったミートソーススパゲティ。

茄子のとろっとした食感がソースと絶妙に絡み、ほんのりビターな風味がアクセントに。

主役のミートソースは粘度高めで、コクが深く、肉の旨味が凝縮されています。

さらにカニクリームコロッケの濃厚な中身がスパゲティに溶け込み、まるで別次元の味へと昇華。

重厚感のある一皿ながら、後味はしつこくなく、すりおろしチーズのまろやかさが全体を心地よく包み込みます。

一口すすれば、にんにくの香りが鼻腔をくすぐり、続いてローズマリーの爽やかな芳香がふわりと広がります。

オイルのコクと風味が絶妙で、唐辛子の辛さがしっかり効いた一皿。

シンプルながらも、パスタ屋さんとしての実力が垣間見える、バランスの良い一皿です。

麺はやや細めで、オイルとしっかり絡みながらも軽やかさを保ち、シンプルながら印象に残る味わいに仕上がっていました。

この日のスープは、優しい味わいが魅力のじゃがいもの冷製ポタージュでした。

とろりとした口当たりで、じゃがいもの自然な甘みがじんわりと広がり、ほっとするような温かみのある味に仕上がっていました。

しっかりと濾された滑らかな舌触りに加えて、バターの香りがほんのりと漂い、深みとコクがありながらも重たくありません。

前菜としてはもちろん、メインを引き立てる名脇役としてもぴったりの一品でした。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:鈴鹿サーキットに行く前の腹ごしらえ

ロズマリーノ様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!