【飛騨高山グルメ】岐阜県の老舗「助春」|日本一美味しいと評判のミンチカツを実食レポ
こんにちは、ケンチェラーラです。
岐阜県・飛騨高山の古い町並に店を構える「和牛処 助春」は、観光客がわざわざ行列に並んででも食べたいと評判の人気店。
揚げたてサクサクの衣から肉汁があふれる飛騨牛ミンチカツは、「日本一美味しい」とまで言われる看板メニュー。
精肉店直営だからこその品質と、観光途中に気軽に楽しめる手頃さが多くの人を魅了しています。
本記事では、助春の90年を超える歴史と店主のこだわり、実際に食べてみた食レポ、メニューのラインナップや店内の雰囲気、さらにはアクセス方法まで徹底的に紹介。
この記事を読み終えれば、飛騨高山を訪れたら「次は必ず助春のミンチカツを食べたい」と思わずにはいられないはずです。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00 – 17:00(ミンチカツ販売 10:00 – 17:30) |
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定休日 | 不定休 |
電話 | 0577-35-3663 |
予算 | 昼:~¥999 |
場所 | 岐阜県高山市上一之町19-2 |
備考 | 予約不可・テイクアウト可・ カード不可・電子マネー不可・QR決済(PayPay)可 |
リンク | 公式HP |
目次
飛騨高山の古い町並で見つけた「助春」|日本一美味しいと評判のミンチカツ
飛騨高山の観光といえば、江戸時代の面影を残す「古い町並」を散策しながら食べ歩きを楽しむことが醍醐味です。
その中で特に注目を集めているのが「和牛処 助春」。
行列が絶えない人気店で、看板には「日本一美味しいミンチカツ」と堂々と掲げられています。
揚げたて熱々のミンチカツを片手に、風情ある町並を歩くのはまさに高山観光の醍醐味。
口コミでも「肉汁がすごい」「熱々すぎて持てない」といった声が多く、食べ歩きの王道的存在として知られています。
日本一美味しいと評される理由は、飛騨牛の旨味と揚げたてへの徹底したこだわりにあります。
90年の歴史を持つ精肉店の挑戦
助春は岐阜県高山市にある人気店ですが、そのルーツは大阪にあります。
1935年の創業以来、精肉店として培ってきた肉の知識と技術を受け継ぎ、90年の歴史を経て今のスタイルにたどり着きました。
飛騨高山という観光地に出店したことで、新しいファンを獲得し、地域の食文化にも新しい風を吹き込んでいます。
長い年月をかけて培われた信頼と技術が、今も変わらず多くの人を惹きつけています。
守口の精肉店から始まった物語
助春の歴史は1935年、大阪府守口市で開業した小さな精肉店から始まりました。
当時は戦後の混乱期で食糧事情も厳しい時代でしたが、助春は「安全で質の高い肉を届けたい」という思いを胸に、地域に根ざした商いを続けてきました。
家庭の食卓を支える存在として信頼を集め、次第に「肉といえば助春」と呼ばれるまでになりました。
高度経済成長期に入ると、日本人の食生活も大きく変化し、肉料理が日常的に食卓に並ぶようになりました。
助春はその変化に対応しつつも、肉の品質だけは一切妥協せずに守り続けました。
肉の目利きや扱い方といった精肉店としての技術は、この時代に大きく磨かれ、現在の飛騨高山店で提供されるミンチカツにも生かされています。
東大阪本店から飛騨高山へ新展開
1987年、助春は大阪府東大阪市へ拠点を移し、精肉販売に加えて飲食店「ステーキハウス助春」として新たな挑戦を始めました。
その後、2010年に観光地・飛騨高山への出店を決意。
観光客が気軽に楽しめるテイクアウトスタイルを採用し、看板商品として打ち出したのが「日本一美味しいミンチカツ」でした。
観光地に合わせた戦略でありながらも、精肉店としての伝統と技術をしっかりと反映。
結果として、多くの観光客に愛される食べ歩きグルメへと成長しました。
現在では飛騨高山の町並みを歩く人にとって欠かせない存在となり、地域の食文化を支える一翼を担っています。
日本一美味しいと呼ばれる理由と口コミ評価
助春のミンチカツは「日本一美味しい」と評されますが、それは決して誇張ではありません。
グルメサイトやSNSでは「熱々で持てない」「肉汁がじゅわっと溢れる」といった感想が並び、実際に食べた人の満足度は非常に高いです。
しかも高級食材である飛騨牛を贅沢に使いながらも、1個380円前後と手頃な価格で楽しめるのも人気の理由。
行列が絶えないのは、質と価格のバランスが観光客に強く支持されている証拠です。
- 創業90年を超える老舗精肉店直営だからこその安心感があります
- 食べ歩きしやすいサイズ感で観光途中でも気軽に食べ歩きを楽しめます
アクセス方法と駐車場情報|飛騨高山駅から徒歩10分
助春は飛騨高山駅から徒歩約10分とアクセス抜群。
古い町並エリアの中心にあり、観光ルートに組み込みやすいのが魅力です。
観光マップにも掲載されているため、初めて訪れる方でも迷う心配がほとんどありません。
駅から歩いていく途中にはお土産店やカフェも多く、散策を楽しみながらたどり着けるのも観光地ならでは。
専用駐車場はありませんが、近隣にはコインパーキングが点在しているので車で訪れることも可能です。
観光シーズンには周辺道路が混み合うため、時間に余裕をもって訪れると安心です。
店内の様子とイートインスペースの雰囲気
助春の店内には28席のイートインスペースが用意されています。
木の温もりを感じる落ち着いた空間で、観光の合間にゆったりと食事を楽しめます。
カウンター席もあるため一人旅の方でも利用しやすく、家族連れやカップルにもおすすめです。
観光地の飲食店というと混雑して落ち着かない印象を持つ方もいますが、助春の店内は意外にも居心地が良く、スタッフの対応も丁寧。
地元食材にこだわった料理をゆっくり味わうことができるので、食べ歩きとはまた違った満足感を得られます。
飛騨牛グルメを気軽に味わえるラインナップ
助春の看板商品はミンチカツですが、イートイン利用で楽しめるメニューも豊富です。
飛騨牛ステーキや焼肉定食など、精肉店直営ならではの品質をリーズナブルに堪能できます。
観光客だけでなく地元の方にも人気があり、ランチタイムには定食を求めて訪れる人でにぎわいます。
また、テイクアウト専用窓口があるのも便利なポイント。
観光途中に立ち寄って揚げたてを受け取り、そのまま食べ歩きできるのは高山ならではの楽しみ方です。
短時間で飛騨牛の美味しさを体験できるのは、観光客にとって大きな魅力といえるでしょう。
定食やステーキも魅力的ですが、助春を語る上で欠かせないのはやはりミンチカツ。シンプルながら完成度が高く、観光で訪れる人々の心をつかんで離しません。
実際に食べてみた!助春名物ミンチカツを徹底食レポ
高山旅行の途中、観光客でにぎわう古い町並みを歩いていると、香ばしい揚げ油の香りが風に乗って漂ってきた。
その先にあったのが、行列の絶えない「和牛処 助春」。名物のミンチカツを求め、迷わず列に加わった。
手に取った瞬間、衣の厚みと香りの豊かさにまず驚かされる。カリッと音を立てるほどきつね色に揚がった衣は、サクサクというより“ガリッ”と小気味良い食感。高温で一気に揚げているため、余計な油っぽさがなく、鼻先をくすぐる香ばしさが心地よい。
ひと口かじると、熱々の肉汁が口いっぱいに広がり、飛騨牛特有のまろやかな甘みと赤身の深いコクが舌の上で溶け合う。
ミンチは粗挽きで、ほろっと崩れる柔らかさと、噛むたびに感じる肉の粒立ちが絶妙なバランスを生んでいる。
厚めの衣がこの肉汁をしっかり閉じ込め、最後までサクサク感を保っているのもポイントだ。香り、食感、風味、どれを取っても観光地の“食べ歩きグルメ”の域を超えた完成度。
旅先で出会った偶然の一品が、こんなにも印象深い体験になるとは──。
この日の高山旅行が、ひと口のミンチカツでさらに鮮やかに彩られた。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:思い出のミンチカツ
助春様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!