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【名古屋】「鮨 Sublime」3年連続ミシュラン獲得店が監修!名駅近くにあるフレンチ×鮨のお店|食レポ・店内の様子

公開日:2024年03月20日

こんにちは、ケンチェラーラです。

愛知県名古屋市中村区にある「鮨 sublime(スブリム)」に行ってきました。

名駅から徒歩でアクセスできるカウンターで楽しむ鮨屋さんで、東京麻布十番にあるミシュラン3年連続獲得店が監修したお店。

オープン当初からフレンチの要素を取り入れた斬新なお店として注目されており、握り以外にも楽しめる要素が沢山あるお店となっています。

sublimeとは、直訳すると「荘厳な、卓越した」という意味。

記念日やデートには打ってつけのお店だと思うので、今回は店内の様子、食べた感想などを詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 11:30~15:00・17:00~23:30
定休日 水曜日
電話 052-756-2302
予算 6000円~
場所 愛知県名古屋市中村区名駅3-26-6 Third KHビル 4F-C
備考 予約可・カード可・電子マネー不可
リンク 鮨 Sublime名駅店 公式HP




3年連続ミシュラン獲得店が監修!名駅近くにあるフレンチ×鮨のお店「鮨 Sublime」とは?

2021年4月1日、愛知県名古屋市にオープンした「鮨 sublilme」

3年連続ミシュランを獲得した東京麻布十番の名店である「スブリム」が監修したお店で、オープン当初はフレンチと鮨という異色の融合を掲げ、まさにイノベーティブ・フレンチを実現。

開業当初はコロナ禍ということもあり、経営面で四苦八苦したこともあるそうだが、東海圏の食通の舌に合う握りを追求し、現在では食べログ評価3.5以上を獲得。

コースは鮨のみ、フレンチ×鮨といったお客様のニーズに合ったラインナップとなっており、お好みに合わせて選択が可能。

北欧料理のように美しいフレンチにはじまり、繊細な握りと“日本の食材の再発見”をテーマに地産地消こだわった料理を提供しているとか。

豊橋出身の大将は、東京の料理屋さんで約10年程度修業、その後は愛知県や三重県などの東海エリアを中心に料理人としての経験と技術を磨いていく。

鮨だけでなく、和食を中心に様々な分野のお店で修業したことで、基礎だけでなく、自分にしかできない応用力を身に着けたとのこと。

鮨だけでなく、フレンチの要素を掛け合わせたお店の形態は、大将のこれまでの経験を存分に活かすことができるように思います。

江戸前鮨とフレンチの異色のコラボレーション。鮨だけでなく、少し贅沢なフレンチも一緒に楽しみたい方には打ってつけのお店だと思います。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は愛知県名古屋市中村区にあり、名古屋駅より徒歩3分程度で到着します。

金時計側の出入口から目の前の市街に入ったら、すぐに到着します。

お店はビルの4階にはいっているので、入口からエレベーターで向かってください。

駐車場は確保されていないので、近くのコインパーキングを利用するようにしましょう。

基本的には事前の予約が推奨されます。

店内の様子は?

ビルの1階部分は、荘厳な雰囲気で、なかなか高級感のある内装となっています。

入店すると左側にカウンター席、右側に個室のテーブル席があり、総座席数は26席と比較的多い印象。

カウンター席では目の前で仕立て上げられる料理の数々を五感で味わい、大将とお話しながら、まったりと食事を楽しむことができます。

個室は会食や接待などでも利用することができ、2~6名様まで収容可能。

板場には職人さん2名、ホールには女性スタッフが3名ほど常在しており、丁寧に接客してくださりました。

 

鮨 sublimeのメニューを紹介

  • 5,500円
  • 7,500円
  • 11,000円
  • 9,800円
  • 13,000円
  • 16,500円
  • 11,000円
  • 14,000円
  • 18,000円

コースは大きく分けて3種類で、ランチ、鮨のみ、鮨とフレンチとなっています。

予算に余裕のある方は、麻布十番スブリム自慢のディナーコースがオススメ。

ドリンクは日本酒の他にも、シャンパンや白ワインもあり、フレンチにもしっかり対応できるラインナップ。

一人当たりランチは6000円~15000円、ディナーは10000円~20000円程度の予算でしょう。

上位のコースになると、料理の品数が非常に多いので、かなり満腹になると思います。食事の時間は1時間30分~2時間程度だと思います。

今回食べたものを紹介!

今回はケンチェ飯の仲間であるY氏と一緒にフレンチ×握りを堪能してきました。

18,000円のコースでお願いし、大将の握りにうっとりしながら、食事を楽しんできました。

季節によってネタは変動しますが、今回は3月初旬の内容となります。

早速、ペロペロしていきましょう!

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先付け

春よ来いと言わんばかりの、さくら豆腐。

ふわっと香る上品な春の香り、食感にアクセントにもたらしてくれるいくら。

スパークリングワインが染みますね。

酒菜4種盛り

あさりの団子、ふきのとうの寄せもの、ひめたけ(筍)、甘エビの唐揚げ。

一つ一つが丁寧に仕込まれており、和食の経験が長い大将を物語っているよう。

フレンチ

フレンチの一皿は、蒸し鮑の雲丹ソースがけ。

上部の黒いものは、鮑の肝。

一口で食べるのではなく、適度に崩してからいただきます。

口の中で鮑の旨味と、雲丹の香りが混ざり合って、何とも上品な一皿という印象。

東京のミシュラン店の名前のパワーが強く、鮨屋というよりはフレンチが主のお店と思っていましたが、コースの内容的には主は鮨になるようです。

お造り

さて、ここからは切り替えて鮨屋に戻ります。

お造りは石川県産の甘海老と、長崎県産のクエの2種類。

ネットリとした海老の口当たりと、抜群の甘みを有するクエ。

マグロ

ここでやってきたのが、本日の目玉である鮪。

何と産地はアイルランドということで、海外産の魚を毛嫌いする日本人からすると腰を抜かすもの。

口当たりは極めて上質なトロで、融点の低い脂と甘み、全く臭みのない鮪特有の香り。

これ、ドハマりします…。

回遊魚である鮪の特性を活かして、この時期でもしっかりと脂の乗ったネタを確保するために、産地を厳選しているとか。

国内に囚われず、本当に美味しいものを取り入れるスタンスには感銘を受けました。

個人的な1位はコチラでした。

天然鯛

お次は、三重県産の天然鯛。

養殖物ではなく、天然物ならではの、しっかりとした食感、皮目の歯応えには目を見張るものがありました。

ポン酢ともみじおろし、シャリとネタの間に入った葱をアクセントにペロリといただきました。

これぞ、まさに鯛。

ひらめ

美しく照り光るえんがわ。

柚子塩、レモンが軽く絞っており、何とも上品な口当たり。

シマアジ

丁寧に包丁仕事が施されたシマアジ。

醤油漬けにしてあり、適度な食感と、舌の上で弾ける身が最高でした。

ワサビを少し合わせていただきました。

小丼

小丼と言えど、これでもかというくらいイクラが乗った丼。

上部には雲丹とキャビアという、まさに金銀財宝の丼物。

焼物

ここで箸休めということで、熊本県産の車エビ。

頭から全て食べれるもので、素晴らしい海老の香がしっかり感じられます。

白い粉のようなものは、裏ごししたおからに甘酢を合わせてもので、おぼろのようなもの。

まさに応用ともいえる創作性があり、何とも香り立つ一皿でした。

鮨とフレンチを交互に楽しめる一連のコースで、まったく目飽きすることがありません。

茶碗蒸し

キャビアの塩味がしっかり効いた茶碗蒸し。

フレンチと和食の融合のようなもので、薄口の卵と対局の存在感を放つ雲丹ソースとキャビアという印象でした。

金目鯛

定番の下田の金目鯛。

個人的な好物でもあり、表面をさっと炙った感じがたまりません。

昆布塩で脂をしっかり引き立たせていただきます。

剣先烏賊

長崎県の剣先烏賊。

ネットリとした口当たりですが、アオリイカとはまた異なった甘みと食感。

墨で香を立て、シャリとネタの一体性が素晴らしい一貫でした。

ホタテ

表面を軽く炙ったホタテ。

海の香とも言える握り。

マグロ

醤油漬けにしたマグロに酢味噌を合わせた握り。

美しい赤身のビジュアルに負けない美味しさで、丁寧な仕事が垣間見えます。

穴子

真っ白な穴子。

醤油を使わず、酒のみで煮詰めた穴子で、素材のポテンシャルを最大限引き出したもの。

タレは、アナゴの骨を煮詰めて作ったもので、まさに”純正の味”。

極めてホロホロの食感が何とも良かったです。

黒糖で作った玉。

低温で、甘さは控えめな印象。

デザート感覚で楽しめるお口直しのようでした。

巻物

巻物は定番のトロたく巻き。

食感と鮪の甘みを両立したもので、抜群に美味しかったです。

汁物

あおさのお味噌汁。

甘物

最後は、ラ・フランスのシャーベットで〆。

コース全体を通して、フレンチの要素が垣間見えることが多く、なかなか印象深いお店でした。

大将の丁寧な握りと、気さくな接客を見ていると、何度でも行きたくなるお店。

また、お邪魔します。

お会計は2人で39,600円。

鮨 sublime様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




鮨 sublimeに行った感想

今回は絶品の鮨を求めて、愛知県まで出張グルメ旅。

あまりの満足度に思わず目も開くことができませんでした…。

フレンチの要素を潰すことなく、しっかりと鮨の表現も感じられ、非常にバランスのとれたお店だと思います。

名駅周辺でまったりご飯を食べたいときは、また行ってみようと思います。

本日も最高のペロペロでした!