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【津市】「馳走菴 しゅう」万人の舌を唸らせる日本料理!名古屋・京都の名店で修業した店主が作る和食|食レポ

公開日:2024年08月20日

こんにちは、ケンチェラーラです。

三重県津市にある「馳走菴 しゅう」に行ってきました。

津駅東口前には飲み屋街が広がっていますが、その一角で別格のオーラを放ちながら佇む日本料理店。

普通に歩いていると素通りしてしまいそうになりますが、知っている人にとっては「和食のしゅう」となるほど隠れた人気店だとか。

オープンしてまだ月日は長くありませんが、愛知の名店で修業された店主が営まれているということで、この舌で確かめるために訪問。

今回も食べた感想やお店の特徴について詳しく紹介させていただきます。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業(火・水・木) 11:00~13:00
営業(金・土・日・祝日) 17:00~23:00
定休日 月曜日
電話 0596‐202-4364
予算 5000円~
場所 三重県津市羽所町302
備考 カード可・予約可
リンク 公式Instagram




万人の舌を唸らせる日本料理!津駅近くにある「馳走菴 しゅう」とは?

2021年5月14日、三重県津市にオープンした「馳走菴 しゅう」

津駅東口から徒歩3分の繁華街の外れでひっそり灯りを灯す日本料理がベースとなった割烹料理店。

一見さんお断りの佇まいですが、実は十割そばが美味しいと噂される平日限定ランチなども行っているお店です。

店主の堀内秀俊さんは、食べログ百名店に何度か抜擢される愛知県名古屋市の「馳走菴 ひじり」や京都のお店で修業された方で、和食の道で研鑽を積まれた名実ともに確かな技量を持たれています。

夜はやや高級な割烹料理店となりますが、選び抜かれた日本酒や焼酎と一緒に食べる魚料理、創作料理は万人の舌を唸らせること間違いなし。

火曜日・水曜日・木曜日についてはランチ営業もされており、日替わりで手打ち蕎麦とご飯物のセットをお値打ちな価格で楽しむことができます。

津駅前は喧騒な飲食店が多い印象でしたが、このお店は別格の雰囲気でした!落ち着いた店内でゆっくりと食事を楽しみたい方にはオススメのお店です。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は津駅東口から繁華街を抜けて南に進み、西口に渡ることができる踏切の大通り沿いにあります。

駅からは徒歩で3分ほどで到着するので、終電を気にすることなく飲むことができるのもメリットの一つ。

専用駐車場は確保されていませんが、近隣にはコインパーキングが沢山確保されています。

夜に関しては、基本的に事前の予約を推奨します。

私が行ったときは、たまたま座席が空いていたため、当日でも入店することができした。

店内の様子は?

店内はジャズミュージックが流れる店内で、入って正面にカウンター席、横手にテーブル席があり総座席数は12席ほど。

まさに京都の割烹料理店という印象で、和の雰囲気が何ともたまりません。

適度に喋り声なども聞こえるので、想像していたよりは格式張っていない印象でした。

大将、店員さん含めて気さくな方が多く、時間を気にせずまったりと食事を楽しむことができました。

 

「馳走菴 しゅう」のメニューを紹介

お料理は完全に日替わりとなっており、お造り、おばんざい、揚げ物、焼物など様々。

おばんざいに関しては、創作性の強い料理も数多く見られ、なかなか気になるものばかり。

個人的に気になったのは日本酒のラインナップ。

一般的な和食料理店ではあまり置いていない珍しいものも取り揃え、逸品のあてにはこの上ないもの。

食事は一人5000円~10000円の予算程度だと思います。

魚料理は旬物が多く、お造りはやはり食べておくべきですね…。

今回食べたものを紹介!

8月某日、今回は大学生の頃の知人Y氏とご一緒させていただく。

食通のY氏が何度も通っているというお店ということで、自称食通の私も心を躍らせながら訪問。

初見の割烹料理店でしたが、非常にご丁寧に接客していだき、まさに「来客に食事などをふるまって心からもてなすこと」を意味する「馳走菴」にふさわしいお店という印象。

早速、ペロペロしていきましょう!

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お通し

まずは、お通しの胡麻豆腐。

あっさりとした口当たりで擦りたてのワサビがアクセントとなって。

食前酒をグッと呑みたいところだが、今日は車で来てしまうという痛恨のミス…。

はものガスパッチョ(1300円)

淡路のはものガスパチョ。

スペイン発祥の冷製スープを和食に組み込む斬新さ。

夏の風物詩とも言えるさっぱりとした口当たりで、トマトを中心とした野菜の旨味がしっかり。

はもは丁寧に包丁仕事が済ましてあり、何とも美しい断面。

日本酒が欲しくなりますね…。

お造り盛り合わせ

メニューには記載がありませんでしたが、お造りは盛り合わせでお願いしました。

宮城・本まぐろ、白甘鯛、のどぐろ、青森・きんき、北海道・時知らず、千葉・太刀魚、三重・さわらなどのフルコース。

なかなかの高級魚ぞろいで、特に時知らず(鮭)の藁タタキの香り、旨味は舌がとれるレベル。

のどぐろや白甘鯛の甘みも強烈で、辛口の日本酒が合うかと。

はものガスパッチョの注文を配慮して、はもの造りは入れていないあたりは流石の配慮としか言えません。

盛付けや器選びなど文句なしの美しさ。

パールポーク黒胡椒焼き(1500円)

お肉が食べたかったので、地産のパールポークで。

厚切りの豚肉に黒コショウをしっかり、葱をアクセントに。

とうもろこし天ぷら(800円)

トウモロコシなのか?と疑いたくなるレベルの天ぷら。

高温でサクッと揚げてあり、野菜本来の甘みがより際立ちます。

どこのトウモロコシなんだろう…。

いちじくの胡麻酢がけ(900円)

酸味が少なく、あっさりした甘さの無花果。

濃厚な胡麻ソースと酢を合わせた逸品。

冷たいのでデザート感覚でペロリ。

本まぐろ細巻き(1000円)

最後は本マグロで締め。

2024年8月現在、食べログの評価は3.54と津市屈指の和食店となりつつあるコチラのお店。

最初の頃は注目されるのに多少の時間がかかっていたようですが、この味を一度堪能すると常連客になってしまうと思います。

お値段はやや張りますが、ひとつひとつに和食の心が籠っており、今後、より一層に予約困難店になる気がします。

お酒なしで、お会計は2名で17,100円。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:食べログ評価を上方修正するべき

「馳走菴 しゅう」様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




「馳走菴 しゅう」に行った感想

今回は津市にある「馳走菴 しゅう」に行ってきました。

津駅前ではたまに食事をすることがあるのですが、コチラのお店にお邪魔したのは今回は初めてでした。

想像を超えるクオリティを料理の数々で、通えるなら毎日でも食べにきたいくらいです。

知人のY氏も元気そうで何よりでした、ありがとう。

本日も最高のペロペロでした!