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【地元民が通う】伊勢市の昭和レトロ居酒屋「千成」で昼飲み&絶品おつまみを満喫

公開日:2025年06月07日

千成の代表料理:焼き鳥

こんにちは、ケンチェラーラです。

伊勢神宮の参拝を終えた後、どこで一杯やろうかと悩む旅人も多いはず。

そんなときにこそ訪れてほしいのが、伊勢市宮町にある老舗居酒屋「千成」です。

本記事では、創業80年を超えるこの店の歴史や魅力、地元食材を使った絶品メニュー、他の人気店との比較、そしてフードライターが舌鼓を打ったリアルな食レポまで、余すことなく紹介します。

読み終える頃には、あなたもきっと“千成で飲みたい気分”になっているはず。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 月・水・木・金:16:00 – 22:00
土・日:14:00 – 22:00
定休日 火曜日
電話 0596-28-4718
予算 ¥2,000~¥2,999
場所 三重県伊勢市曽祢2丁目3-14
備考 カード不可・電子マネー不可・全席喫煙可・駐車場あり
リンク 公式Facebook




創業80年!伊勢市で地元民に愛される昭和レトロな居酒屋「千成」の魅力とは

千成の看板

伊勢市宮町にひっそりと佇む「千成」は、観光客よりも地元民から愛され続ける、まさに“伊勢の隠れ家”的な存在です。

昭和の面影を残すこの居酒屋は、ノスタルジックな雰囲気と家庭的なもてなしが魅力。

千成の創業はおよそ80年前。伊勢のこの地で4代にわたり暖簾を守ってきた歴史ある居酒屋です。

現在は3代目が厨房に立ち、4代目が接客を担当する家族経営。長年の経験に裏打ちされた料理の腕前はもちろん、大将と女将の温かい接客も常連に支持される理由のひとつです。

古き良き時代を感じさせる店内は、木と土壁に囲まれ、昭和の面影を色濃く残します。

時代の変化に流されず、地域の人々に寄り添う姿勢を貫いてきた「千成」には、単なる食事以上の価値があります。

 昼飲みができる!近隣の人気店「一月家」「餃子の美鈴」との違いとは

千成で昼飲みをする様子

伊勢市には昼飲みで人気の店がいくつかあります。その代表格が「一月家」と「餃子の美鈴」。

一月家は赤ちょうちんが目印の立ち飲みスタイルで、安さと回転率が魅力。一方、美鈴は焼き餃子一本で勝負する職人系の酒場。

どちらも観光客が多く訪れる店ですが、「千成」の強みは“地元密着”という点です。

観光向けのにぎやかな雰囲気とは異なり、千成では常連と語らいながら、静かに酒と料理を味わえる空間が広がります。

「千成」は、14時から開店する土日営業により、昼間からしっぽり飲める貴重な居酒屋です。

早い時間から飲める居酒屋を探している方や、伊勢観光の合間に立ち寄りたい人にはぴったりです。ぜひ、3店舗で気になるお店に足を運んでみてください。

コスパ最強!「千成」で味わう地元食材と三重の地酒

伊勢市でリーズナブルに美味しい料理と地酒を楽しみたいなら、「千成」は見逃せません。

地元産の食材を使ったメニューと三重ならではの日本酒が揃っており、価格以上の満足感が得られる一軒です。

料理はどれも手頃な価格設定で、例えば「赤イカ姿焼き」は500円、「くび焼き」や「ねぎま」などの串焼きは2本で400円と、まさに大衆酒場の良心的価格です。

入れは地元仕・伊勢志摩の市場から毎朝行われており、新鮮な魚介をその日のうちに提供しています。

伊勢うどんや揚げ出し豆腐など、家庭的な味わいが楽しめるメニューも豊富で、何を頼んでもハズレがないという評判も納得。

常連たちが迷わず注文する定番メニューには、この店の歴史と信頼が詰まっています。

三重県内の酒蔵から取り寄せた地酒が揃う点も、「千成」の魅力を語るうえで欠かせません。多気町の「鉾杉」や、元坂酒造の「八兵衛 八十八夜」など、県内屈指の銘酒が並びます。価格は1合400円〜600円と、こちらもリーズナブル。

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観光客必見!伊勢神宮参拝後に立ち寄りたい地元密着型居酒屋

千成のお店の外観

伊勢神宮参拝の後、少し足を延ばして地元の味を堪能したいと思ったら、宮町にある「千成」はまさにぴったりの場所です。

観光地の喧騒から離れ、落ち着いた空間でゆっくりと食事と酒を楽しめます。

千成は、伊勢市宮町の住宅街にある昔ながらの居酒屋で、最寄りの宮町駅から徒歩3分ほどとアクセスも非常に良好です。

伊勢駅からも比較的近いため、観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。

伊勢神宮からは車で10分ほど。最寄りの宮町駅は近鉄・JR両路線に対応しており、アクセスも抜群です。地元の人たちが足繁く通うこの店は、観光のついでに訪れる“伊勢通”の定番スポットにもなりつつあります。

お伊勢参りの余韻を感じながら、落ち着いた空間で一杯。その時間が伊勢の旅にさらなる深みを加えてくれるはずです。

千成の名物をフードライターが実食レポート!

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炭火の香ばしさが立ち上る「ねぎま」は、皮はパリッと中はふっくら。

噛むごとに鶏の旨味が溢れ、軽く振られた塩が全体を引き締めます。「とり身串」はしっとりとした肉質で、素材の鮮度がそのまま味に現れています。

「手羽先」は甘辛のタレが絡み、表面は香ばしく中はジューシー。

「月見つくね(450円)」は濃厚な黄身とふっくらしたつくねのバランスが絶妙。炭火の香ばしさとタレの甘みが、黄身のコクによって引き立てられています。

玉子焼き

ビールが進む味わいとはまさにこのこと。「玉子焼(200円)」は、ふわっと柔らかくてほんのり甘みがあり、出汁の香りが口いっぱいに広がります。

とにかく近隣の居酒屋と比較しても安いですね…。

さめたれ

「さめたれ(500円)」は伊勢名物のひとつで、濃厚な味噌だれがクセになる味わい。弾力のある身は歯応えもしっかり。

味噌串カツ

「味噌串カツ(300円)」はサクサクの衣に甘めの味噌が絡まり、食欲をそそる一品。

牛すじ土手煮

「牛すじ土手煮(400円)」はとろっと柔らかく煮込まれた牛すじが、濃厚な赤味噌の風味と一体化し、口の中でとろけます。

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刺身も鮮度抜群。「いか刺し(600円)」はねっとりとした甘みが広がり、「かつお刺し(400円)」は臭みが一切なく、旨味の余韻が長く残ります。

「ポテトサラダ」は手作り感満載で、具材のゴロっとした食感がクセになります。

どの料理にも共通して言えるのは、“真面目に、丁寧に作られている”ということ。

それが舌にも心にも染み渡る、まさに“伊勢の人情味”なのです。

まとめ:伊勢市で昭和レトロな雰囲気と地元の味を楽しむなら「千成」へ

伊勢市宮町の「千成」は、地元密着の昭和レトロ居酒屋として、観光客からも注目を集め始めています。

アクセス良好、コスパ良し、雰囲気最高──この三拍子が揃った酒場は、昼飲みにも一人飲みにもぴったりの一軒です。

伊勢でちょっと粋な居酒屋を探しているなら、ぜひ一度足を運んでみてください。

次はあなたが“千成の常連”になる番かもしれません。

  • 満足度:☆☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:懐かしの雰囲気で旧友と一杯

千成様、最高の食事をありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!