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【志摩市】「大田屋 鵜方支店」鋳物で焼き上げる!天然物の鯛焼き|駐車場・メニュー

公開日:2021年11月25日

こんにちわ、ケンチェラーラです。

志摩市にある「太田屋」という鯛焼き屋さんに行ってきました。

1個150円ながら、食べログの評価は驚異の3.48の人気店で、地元民がこよなく愛する激旨の鯛焼きと聞きつけ、早速調査してきました。

お店の特徴、食べた感想などを詳しくまとめてみたので参考にどうぞ。

お土産、三時のおやつにピッタリだと思うので、志摩観光の際は是非お立ち寄りくださいね。

それでは、ペロペロしていきましょう!

お店情報
営業 10:00~18:00
定休日 木曜日
電話 0599-43-6277
予算 500円~
場所 三重県志摩市阿児町鵜方4066
備考 予約可・カード不可
リンク 大田屋 鵜方支店 食べログ




志摩市にある鯛焼き屋さん「大田屋」とは?

2005年、志摩市鵜方駅前にオープンした「太田屋」

本店は志摩市和具にあり、鵜方支店は2店舗目となります。

お客さんは地元の方が中心ですが、一部の鯛焼きファンの間で名の知れたお店だとか。

お手頃な価格で食べることができる鯛焼きなので、誰でも気軽に立ち寄ることができます。

鵜方支店の店主、大田和秀さんは本店で鯛焼き屋を開業した父の背中を見て、今から15年ほど前にこの地にお店をオープン。

和秀さんの父は、昭和35年頃から鯛焼き屋を始め、現在は驚異の88歳にして本店を一人で切り盛りされています。

鯛焼きを焼き続けて実に50年、日本の至る所を探しても、これほどこの道を極めている人は少ないでしょう。

要するに、鵜方支店は、大田屋正統伝承者である息子が鯛焼きを作っているということになりますね。

まさに一子相伝!

本店と鵜方店の違いは?

本店はメニュー数が極めて少なく、鵜方店には息子さんが開発したオリジナル性の高いメニューがあります。鯛焼きの熱烈ファンの方は、2店舗の食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。

父の優しい人柄を受け継いでいる鵜方支店の店主。元々は真珠養殖業をされていたそうですが、思い切って鯛焼きの道にシフトされたそうです。

今では珍しい「天然物」の鯛焼きが食べれる!

鯛焼きには大きく分けて2種類あることをご存じでしょうか?

一般的に広く普及しているものは、一度に数匹の鯛焼きを焼き上げる量産型のもので、マニアの間では「養殖物」と呼ばれています。

三重県では、「わらしべ」などが養殖物の代表例となってきます。

もう一つは、鋳物を使って一つ一つ焼き上げていく「天然物」と言われる鯛焼きがあります。

これは、熟年の職人が数十丁の鋳物を火床の上でガチャガチャと音をたてながら丹精こめて直火で焼き上げるのが特徴で、今や国内に天然物を提供するお店は30店舗未満だとか。

焼き型は2kg以上と重いので負担がかかることと、焼くのに手間がかかることが難点。

さらに一つの型で1匹ずつしか焼けないため、焼きあがるまでの時間が長くなってしまい、行列ができやすい傾向があります。

大田屋は労力と難点をもろともせず、天然物にこだわる数少ない鯛焼き屋なのです。

ケンチェの耳より情報

鋳物は父親から譲り受けた、50年物の年季の入ったものを使っているそうです。大田屋では、大ぶりの鋳物を採用し、30秒ごとに反転させていました。余談ですが、子門真人の「およげたい焼きくん」が流行した時は、休む暇がないほどたい焼きを焼き続けたそうですよ。

実は和具発祥!?てこね寿司も販売

大田屋では、てこね寿司の販売も行っています。

保存料などは無添加となっており、毎朝仕込みを行っているそうです。

かなり人気があるらしく、午前中に完売することも多いそうなので、お目当ての方は早めに来店するようにしましょう。

てこね寿司は、昔、沖で操業中の和具の漁師が、弁当のおかずを忘れ、船上で魚を醤油に浸け、持ってきた酢飯と手で混ぜて食べたことに名前が由来しているそうです。

大田屋は、和具発祥のお店ということもあり、昔から販売を行っていると考えられますね。

お店へのアクセスと駐車場について

お店は近鉄鵜方駅から徒歩1分の場所にあります。

古い建物なので、営業しているか怪しい部分はありますが、「営業中」と書いてあるので思い切って入店しましょう。

駐車場は鵜方駅前のコインパーキングを利用すると良いでしょう。

1時間以内であれば駐車料金がかからないので、サクッと購入して駐車場に戻れば問題はないと思います。

店内の様子は?

店内は非常にレトロな空間となっており、店主とお話しながら至福の一時。

焼き上げには5分以上かかるので、食欲そそる香りを嗅ぎながら気長に待ちましょう。

店内にはカウンター席、テーブル席、お座敷が完備してあるので、その場ですぐ食べることもできます。

店主曰く、出来立てホヤホヤが一番美味しいそうですよ・・・。

 

大田屋のメニューを紹介

通常メニュー
裏メニュー
  • たい焼き
  • カスタードクリーム(150円)
  • 小倉あん(150円)
  • ミックス(150円)
  • チョコレート(150円)
  • キャラメル(150円)
  • スイートポテト(150円)
  • 抹茶(150円)
  • たい焼きドック(200円)
  • チーズドック(300円)
  • こく旨カレー(200円)
  • チーズカレー(250円)
  • 裏メニュー
  • 抹茶&スイートポテト(150円)
  • 抹茶&キャラメル(150円)
  • キャラメル&チョコレート(150円)
  • 抹茶&小倉あん(150円)
  • 小倉あん&キャラメル(150円)
  • 小倉あん&チョコレート(150円)
  • キャラメル&カスタードクリーム(150円)
  • キャラメル&スイートポテト(150円)
  • スイートポテト&チョコレート(150円)
  • その他
  • コーヒーセット(400円)
  • コーヒー単品(300円)
  • てこね寿司(500円)

鵜方支店では「〇〇×〇〇」といった組み合わせの裏メニューが大人気。

店主曰く、餡は自家製で小豆と砂糖のみ作られたものなので、一つは「小倉あん」を食べて欲しいとのこと。

昔は1つ120円程度だったそうですが、現在は150円。

それでも 一つ一つ手塩に掛けて焼いてくれるので、相当安いと思います。

冷めても美味しいので、志摩観光のお土産にもぴったり!

今回食べたものを紹介!

志摩のあるお店の店員さんに激押しされたので、すぐさま訪問。

「オススメはミックス鯛焼きです。何なら好きな具材を持ち込んで頂いたても構いません。ただし、私も食べますが。」などと話す店主。

冗談を交えた会話を楽しみながら、鯛焼きが焼き上がるのを待ちます。

簡単にですが、食レポをさせていただきます。

早速、ペロペロしていきましょう!

チョコ&カスタードクリーム(150円)

鋳物で焼き上げているからか、全体に満遍なく火が入り美しい焼き上がり加減。

近年の鯛焼きは角が丸いものが多いですが、大田屋の鯛焼きは、しっかり角があるのが特徴でしょう。

皮は薄めで、生地の甘味も適度にあり。

カリカリ食感がたまらない、絶妙な焼き加減で、「これが職人技か」と思わず一言。

油断すると火傷する熱さなので、注意してください。

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カスタードクリーム(150円)

熱々のカスタード・・・これに勝るスイーツはあるのか。

惜しみなく中に詰まったカスタードクリーム。

鯛焼きの中央部だけでなく、尻尾の先までしっかり詰まっています。

サービス精神旺盛の店主、もう好きです。

キャラメル(150円)

一つ一つ焼き上げているので、各鯛焼きごとに若干の違いがあります。

これはこれで、機械化に染まらず、人の手で作られた感があり良いですね。

カリカリ食感と、生地の甘味。

自分好みの鯛焼きを求めて、ぜひ食べに行ってみてください。

  • 満足度:☆☆☆
  • 味:☆☆☆☆
  • 一言:人の温もりと鯛焼きの温もり。

大田屋様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!




大田屋に行った感想

三重県志摩市にある老舗の鯛焼き屋「太田屋」。

昔ながらの方式で焼き上げるカリカリの鯛焼きで、地元民ならば誰しもが知るお店です。

店主の人柄も良く、無性に引き寄せられる理由が分かりますね。

志摩方面に行く際はふらっと立ち寄ってみてくださいね。

本日も最高のペロペロでした!