【伊勢市】「花菖蒲」のランチ・贅沢な懐石料理を食べてきた!三重県の食材を使用した日本料理(メニュー・駐車場)
こんにちわ、ケンチェラーラです。
三重県伊勢市にある懐石料理「花菖蒲(はなしょうぶ)」に行ってきました。
普段はなかなか食べに行くことが少ない贅沢な和食を昼間から堪能してきました。
記念日やお祝い事の際に重宝するお店で、真心の籠った旬の手料理が食べれるとのこと。
最近、豪遊することが多くなったケンチェ飯ですが、今回も変わらぬスタンスでお店を紹介していきます。
それでは、ペロペロしていきましょう!
営業 | 11:00~14:00・17:00~20:00 |
---|---|
定休日 | 水曜日 |
電話 | 0596-27-1381 |
予算 | 3000円~ |
場所 | 三重県伊勢市曽祢1丁目7-2 |
備考 | 予約可・カード可 |
リンク | 花菖蒲 公式HP |
目次
伊勢市にある「懐石料理 花菖蒲」とは?
1987年12月7日、伊勢市にオープンした「懐石料理 花菖蒲」。
「季を添い、器を慈しみ、気をはかる」というコンセプトのもと、三重県の豊かな食材を贅沢に使った和食のお店です。
初代女将は三木くみ子さんで、現在はその娘である中川邦恵さんと息子さんを中心にお店を経営されています。
お誕生日、結婚記念日、結納式、お宮参りなど特別な日にぴったりなお店ですが、予算は3000円~20000円と敷居が少し高い印象。
予約なしで来店することもできますが、懐石料理を注文する際は事前に予約しておくようにしましょう!(当日のキャンセルは不可)
どんな料理が食べられる?
料理は新鮮なお刺身、天麩羅、伊勢海老、黒毛和牛、鮑など和食を代表するものが中心となっています。
厨房で包丁を握るのは志摩の和食料理屋さんで修業を重ねた息子さんで、創業以来お店の看板メニューである「嶺岡豆腐」をはじめ、一皿一皿に真心を込めて調理されています。
懐石料理が多いお店ですが、平日限定の「つむぎ御膳」は、比較的リーズナブルに食事を楽しむことができるので、友人とのランチにぴったりだと思います。
また、松花堂弁当や二段弁当、名物の嶺岡豆腐はテイクアウトすることもできるので、是非お家で楽しんでみてください。
そして、花菖蒲では器に強いこだわりがあるようで、料理に使用される食器は趣きがあるものばかり。
食事の際は彩り豊かな器にも注目してみてください。
お店の場所と駐車場について
お店は伊勢市駅から徒歩15分くらいの場所にあります。
近くには厚生小学校や餃子の美鈴があるので、目印にしてみてください。
駐車場はお店前に15台分ほど確保されています。
休日は予約で満席になることもあるので、ご利用は計画的に。
店内の様子は?
入店すると丁寧な接客で女将が迎え入れてくれます。
お店はお座敷、テーブル、カウンターの3種類で全席禁煙。
車椅子でのお食事も対応しているとのことです。
こちらは完全個室となっているお座敷。
最大20名様までの利用が可能となっています。
子供のお食い初めや七五三等、顔合わせなどにぴったりの落ち着いた雰囲気でした。
こちらはカウンター席。
目の前には高級感のある壺が飾られ、「お高いお店」感が否めない雰囲気となっています。
ケンチェも、地酒を片手に懐石料理を一人で楽しむ粋な大人になりたいものです。
こちらは比較的開放感のあるテーブル席。
リラックスした状態で、食事を会話を楽しむことができると思います。
事前の予約で座席の相談もできるそうなので、利用目的に応じて使い分けてみてください。
懐石料理の食事時間は1時間30分程度でした。
花菖蒲のメニューを紹介
- 懐石料理
- 姫コース(3650円)
- 雪コース(4300円)
- 月コース(5200円)
- 月コース 天ぷら付き(5600円)
- その他の懐石料理
- 黒毛和牛ヒレステーキ懐石(7500円)
- 伊勢海老特別コース(9000円)
- 鮑バター焼き特別コース(9000円)
- お祝い・会食・ご結納
- 伊勢・志摩特別コース(13000円)
- 三重県産特別コース(18000円)
- お子様の成長
- お食い初め膳・焼き鯛付き(3000円)
- お子様膳(2000円)
- 平日限定ランチ
- つむぎ御膳(2860円)
- 海老フライ御膳(2530円)
- 海鮮丼御膳(2530円)
- 追加料理
- 黒毛和牛ヒレステーキ(4950円)
- 伊勢海老焼き(5500円~)
- 鮑バター焼き(5500円~)
- 鮎の塩焼き(770円)
- 天ぷら盛り合わせ(1320円)
- 旬の造り盛り合わせ(1320円~)
- 日本酒
- 八兵衛(1650円)
- 世左衛門(1320円)
- 作(1320円)
- 半蔵(1650円)
- 黒龍(1620円)
- 瓶ビール
- アサヒスーパードライ(748円)
- キリン一番搾り(748円)
- サッポロエビス(858円)
- ノンアルコール(462円)
- ワイン
- シャブリ(4180円)
- ムートンカデ(4180円)
- ブルゴーニュ(5500円)
- グラスワイン(990円~)
- 焼酎(ボトル)
- いいちこ(3850円)
- 神の河(4400円)
- 一刻者(4400円)
- 言花宝山(6600円)
- 宮乃宝山(6600円)
- おかげさま(4400円)
- 焼酎グラス(660円~)
- 梅酒グラス(660円~)
- ソフトドリンク
- オレンジジュース(418円)
- リンゴジュース(418円)
- トマトジュース(440円)
- コカ・コーラ(418円)
- ジャンジャーエール(418円)
- ウーロン茶(418円)
- 珈琲(495円)
- 自家製梅ジュース(550円)
- 柚子ジュース(550円)
- テイクアウト
- 松花堂弁当(3000円~)
- 季節の二段弁当(2500円)
- 赤飯折詰(780円)
- 嶺岡豆腐(800円)
主な懐石料理は4種類で、黒毛和牛・伊勢海老・鮑コースは別格といった感じですね。
大人数で食事をする場合、万が一分量が足りない時に「追加料理」を頼むスタイルとなっています。
ゆっくりと食事をするので、男性の方でも十分お腹いっぱいになると思います。
食事の予算はドリンクを考慮すると「コース料理+1000円」程度と考えておきましょう。
どれも一流の和食なので、舌がかなり肥えると思います。デートで女性を連れてきたらメロメロになること間違いなしですね!
- 伊勢市にある懐石料理屋
- 三重県の食材を中心に使用
- 落ち着いた雰囲気の店内
- お値段は少し高め
今回食べたものを紹介!
先日、伊勢で有名な懐石料理屋「大喜」に行ったばっかりだったので、食べ比べという意味合いも兼ねて花菖蒲の和食を味わってきました。
花菖蒲の料理は上品なものが多く、薄味を基本として素材の美味さを前面に押し出している感じがしました。
どの料理も手間暇がかかっていることが、身に染みて感じ取ることができ、大変満足致しました。
今回は「月コース 天麩羅付き(5600円)」でお願いしました。
簡単にですが、食べたものを紹介をさせていただきます。
早速、ペロペロしていきましょう!
先付け・食前酒
食前酒は梅のジュースで、濃厚な梅がギッシリ詰まっている感じでした。
そして、花菖蒲の名物メニューである「嶺岡豆腐(みねおかとうふ)」。
全てのコース料理の先付けとなっており、お店の看板と言っても過言ではない逸品です。
料理を担当する息子さんが、修業先のお店から花菖蒲に持ち込んだ料理とのこと。
牛乳、生クリーム、葛を練って作られており、胡麻のような香りが特徴的でした。
江戸時代には牛乳のことを”嶺岡”と総称しており、和食では牛乳を使った料理にこの名称が付くそうです。
創業以来ずっとお店の看板メニューとして人気だとか。
ねっとりと弾力のある食感は、このお店唯一無二のものでした。
豪華絢爛に金箔を散らせ、ワサビでピリッと刺激を加えた、小さいながらも存在感のある逸品でした。
ケンチェ飯では三重県グルメ全店舗制覇を目指して、どこよりも詳しいグルメ情報をお届け!
Instagramでは、随時DMでフォロワー様からの提案・ご意見を受付中!
また、フォロワー限定のイベントなども・・・!?
フォローしてお得な情報をゲットしてね!
フォローお造り
お造りはカンパチ、マグロ、アオリイカの3種盛り合わせ。
たっぷりの氷が敷かれているので、鮮度も抜群の状態。
イカは細切りにしてあり、ねっとりとした旨味をしっかり感じることができました。
弾力が強いカンパチは、甘味が大変強く美味しかったです。
吸物
吸い物は、どうみょうじのしんじょう。
上には贅沢に蟹が盛り付けられています。
魚のすり身とモチ米を混ぜているのか、ふわっとした食感がたまりませんでした。
焼き物
焼き物は、若鶏の照り焼きとマッシュポテト。
「牛肉ではなく、鶏肉か・・・」と少し落胆していましたが、この鶏の照り焼きは、いい意味で期待を超越してきました。
一口食べると唖然、言葉いらず鶏肉が美味すぎる・・・。
親鳥に比べて、かなり柔らかい若鶏ですが、火入れの仕方によってこれだけ柔らかくなるものなのかと感動しました。
牛肉は極限まで柔らかいクラスのものになると、溶けるような味わいとなりますが、鶏肉の場合はしっかり歯が入るのですが、この鶏は身が解れるような食感でした。
マッシュポテトは塩コショウ、エリンギはバターでしっかり味付けされていました。
煮物
煮物は夏野菜とハモの天麩羅の煮浸し。
季節物であるハモは甘めの衣でふわっと揚げられ、立体感のある仕上がり。
とにかくこのハモの揚げ加減は、素人には真似できないクオリティでした。
夏野菜は素材の甘さがしっかり感じられるものが多かったです。
天麩羅
ワサビ塩と一緒にいただく天ぷら。
ズッキーニ、甘海老、穴子などが主なネタとなっていました。
旬の食材が持つ自然の風味を余すことなく感じることができました。
天つゆ、塩などはあっても美味しいと思いますが、シンプルに天麩羅単体で食べるのが一番美味しいと思います。
この特徴的な土を押し固め、火入れをしたお皿はおろらく伊賀焼でしょうか。
天麩羅が非常に映えますね。
酢物
酢物は大根なます。
サーモンがトッピングされおり、大根は酢と砂糖を中心に味付けされている感じでした。
非常に美しく、思わず目を奪わます。
御飯・香物
そろそろお腹いっぱいになってきましたが、最後は豆とひじきのご飯で〆。
丁寧に炊き込んでいるようで、ご飯のふっくら加減が最高でした。
ひじきと豆の素朴な旨味がお米一つ一つに染み込み、胡麻と紅生姜で統一感を表現。
デザート
デザートはライチシャーベットと寒天。
食後のお口直しに最適でした。
- 満足度:☆☆☆☆
- 味:☆☆☆☆
- 一言:薄味で優しい味、激震する美味さ。
花菖蒲様、最高の食事をありがとうございました。
ごちそうさまでした!
花菖蒲に行った感想
三重県伊勢市にある、ちょっぴり贅沢な和食が食べれる「花菖蒲」。
板前さんの仕事が光る至高の和食を堪能することができました。
伊勢観光や記念日などの時に是非ご利用ください。
余談ですが、お店に行った当日、知り合いの結納式というおめでたい席を目にすることができました。
話が逸れましたが、お店の撮影を快く了承してくださり、ありがとうございました。
本日も最高のペロペロでした!